平行線をたどる・1
義母が入院した。圧迫骨折。88歳、元気で一人暮らしを続けていた。義父が死んだのは7年前。もう7年も1人で暮らしている。それこそ、義父が死んだ時は、義母と誰かが一緒に住まないと…そんなこと、何回も話題に上がった。旦那には兄弟が4人。長女、長男、次男、三男。長女は長男の家に嫁いだのでそっちの方で手一杯。でも、唯一の女の身内としてキーパーソンにはなってくれるだろう…うちは次男。通常であれば長男が一緒に暮らすことになるのかもしれない。長男はバツイチ。今の嫁は私よりも二回りも年下。長女の子供と同じ歳だったかな。当然、義母からすると孫の年齢。再婚には反対しなかったものの、同居となると話は別なのか、義母は同居については、首を縦には振らなかった。1人で大丈夫。そのまま話は流れ…今に至る。通常ならば、若い長男の嫁が嫌がるであろう同居話も率先して、住みます!って言ってくれていたのだが、それは子供が小さいから。上の子もとうとう小学生になり、今の段階で引越しとなると学区も変わる、当然転校??今更感満載!!だよね。わかるわ。うんうん。今回の入院は、救急車での搬送だったこと、年末だったこと、急性期病院が受け入れてくれたのは、たまたま。年が開ければ、速攻出てくれ!となるのは素人の私でもわかること。年末も忙しく、気を揉んで先走り、情報を集めたのは、嫁たち。家事や育児はもちろん、仕事をしながら、病院に荷物を届けたり、雑用をこなしてきた年末。世の男たちが頼りないのは、十分承知。集めてきた情報を伝え、何かしらの結論を待っている。で?正月になり、兄弟が集まることになった。話は数分でフェイドアウトになった。結論は出なかったが、皆が納得したのだと思っていた。納得しなかったのはうちの旦那。自分で思っていたことを口にした結果、思っていた反応が違っていたのか、口をつぐんで話の輪の中に入らず無言でした。この状態をみんなが、納得した…と受け取ったということ。この話のは前ふりがあって…大晦日に私は旦那から告白された。俺、単身でオカンと一緒に住むわ。即、無理よ!↑一応言いました。自分の身の回りのこと何一つできないのに。食べ物は、スーパーで買い置きする。洗濯は週に1、2回。具体的な案を出してきました。私の家事をどれだけ甘く見ているのか…わかった気がします…。少し前に、同居の話もしてきた。義母をこちらの家に呼ぶ。と。面倒見ろと言ってない、お世話はしないでいいからと。意味わかんないんですけど?日中は誰もいないの前提で。←それはOK。あなた、義母が元気な前提で話してます??もう、無理だと思うよ、通常の状態に戻るのは。退院できるけど、一人暮らしの家には戻せません。そう主治医は言ったから、誰かいたらいいねんやろ。一人暮らしの家には戻せません。ってのはある意味、それ相応の介助が必要だと言うことではないのか??前々から思っていましたが、察するということが苦手なタイプ。言葉のニュアンスから前後の話を読み取る力が弱いというのか、言葉が全て。なんかね残念な気持ちでいっぱいになった。100歩譲って、義母に対する気持ちはわかったし、勇気がいる決断だと思う。デモでもデモでも!!!!!!!!甘ーい!私が言わなくても、義母がノーサンキューというと思うけど。きっと、住んでみないと私の言ってる意味がわからないと思う。だから、住まずにノーサンキューで終われば、あの時反対したお前の冷血さに引いたわ…と言われ続けることが目に見える。私がおかしいのか?蕁麻疹が引かなくて病院に行ったら、ストレスでドクターストップですわ。蕁麻疹だけでなく、息苦しいだとか、不眠だとか…歳のせいにしていた症状がストレスだったと病院の先生に言われた。思いの外、自分の中で消化しきれていないことがわかった。思いの外長くなったので次へ。