それは たったひとつの恋だった

 

 

心まるごと

 

持っていかれるように

 

僕は君に恋をした

 

 

甘く切ない

 

恋心なんてものじゃなかった

 

 

痛くて 苦しくて

 

自分が自分じゃなくなるみたいだ

 

 

君は僕の心を支配した

 

どんなときも

 

僕の心をつかんで離さなかった

 

 

そんな君は

 

視線ひとつで

 

僕の心を釘付けにした

 

 

まるで雷に打たれたかのように

 

その場から 動けなかった

 

 

君は魔法使いみたいに

 

僕の心を弄んだ

 

 

それが全然嫌じゃなかった

 

 

僕は 僕のすべてを

 

君に捧ぐことを決意した

 

 

それが 僕の幸せだった

 

 

だって 僕にとっては君がすべて

 

 

かけがえのない

 

たったひとつの恋だから