四十九日法要。 2019.12.22 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

クリスマスの2日前になる
22日に四十九日の法要でした。

去年のこの日は、
来望の謎の足の痛みに
家族全員がパニックになってましたね。

一睡もできず

来望は号泣しながら

謎の痛みに不安になり、

泣き叫び、


嫁は足を寝ずにさすり続け
一晩を明かしていました。

土曜日の夜だったと記憶しています。
確か連休だったので病院にもいけず
 

そして・・・
24日に最終検査からの
緊急入院でしたね。

そんな四十九日の法要は、
私の親友である住職さんの
お寺での法要。



目を閉じれば
涙が溢れ、思いだすのは
辛かったことばかり、

そして、二度と来望と逢えない事への
悲しみと後悔の念が押し寄せてきます。

 

もっと、もっと、何かして上げれたはず。

なんで、して上げれなかったのか。

 

本当の意味の後悔とは、

「死」と向き合った時にこそ

感じる事なんだと痛感。

 

無事、法要も終わり、

親族と共に参加してくれた

彼氏君と共に食事をしました。

 

 

特に、来望はどうだったとか

来望の事が話題に出る事はありませんでした。

周りの皆さんが気を使ってくれたのでしょう

 

もし、これが高齢の祖父や祖母ならば

想い出話に華を添える時間なのでしょうね。

 

 

でも、さすがに早すぎますよね。


その日の夜に嫁が言いました

私だけが楽しんで良いの?
来望が居ないのに?

そういって涙する奥様。

入院中も辛かったです。
嫌な思い出がほとんどでした。
辛く悲しい想いを堪え、耐え

迎えたラストシーン。

 

 

でも・・
今という時間、そしてこれからも
私達にとって辛い時間が
まだまだ続くのでしょうね。

後悔と悲しみと辛さは
これから私達が息を引き取るまで
続くのでしょう

止むことのない気持ちです。
眠る前に目を閉じれば、

辛い想いでばかりがよぎります。

必死で眠ろうと違う事を考えつつ

眠りにつく日々です。

 

区切りだから。
 

いつまでも悲しんでいては・・。
天国で心配しているよ。

そう聞けば聞くほどに
心が締め付けられます。

彼女の闘病の一年には
区切りなんてあったのでしょうか?
24時間、足の痛みに耐え
抗がん剤の副作用と戦い

それでも、親に心配を掛けまいと
笑顔を見せ続けてくれた娘に
区切りなんて・・

逢いたいよ