闘病313日目 ハロウィンというお祭りだよ 191031 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

今日は来望にとって

最後のハロウィンになりました。

 

 

 

病棟でもボランティアの皆さんが

イベントを準備してくれていました。

 

来望も、是非行きたい!と

言っていたのですが・・

残念ながら、そういう状態では

なかったです。

 

 

先日のカテーテルの交換の際に
首に入っていた糸を抜糸しました。

 



なにやら抜糸するのを忘れていたらしく
2週間も糸が入ったままでした。


そんな事あるんですよね。
今はどんな事もネガティブに
考えてしまうだけに、
全てが不満になってしまいます。

多分、放置状態なんだろうな。と


そう思っては駄目だとは

考えるのですけど

今の状態を見てみたら

そう思わざる得ないです。

そんな事もあってなのか
私は、この日なかなか寝付けず、
ちょこっと寝ては、起きて
の繰り返し。体は気怠く、
脱力感と倦怠感。


そんな中でも、来望は
ひたすら眠っています。
 

そんな状態で

ドアのノックする音と同時に

部屋に入って来ると、担当医が
大きな声で

 

「どうだぁ~痛い~?」
 

って・・

どう返事させたいのか?
痛いと言ったら?

だったら、何かしてくれるのかな?

 

医師としては、状況を確認したい
のでしょうけど、タイミングが
何より来望の状況を見れば

この対応は違うような気がします。

雰囲気を読めないのかな?

 

彼が担当になった時には

かなりの状況だったので、

来望が元気な時、

来望が痛がっている時、

副作用で辛かった時

そういう状況を見てないのですから

仕方がないですよね。

 

もしも来望が普通の状況なら

あなたと話をし、より二人の関係は

より良い物になっていたかも。

 

そんなネガティブ思考な時間を

そんな感じで一日が過ぎていきます。
そうやって一日が流れていきます。

この大事な時期に娘とシッカリ
話も出来なくなっているのですから
何がなんなんだか

今の状況を来望は
どこまで、自身で理解しているのか?
解りませんし、聞けません。
 

来望も両親に気を使って
病気の事は絶対に聞きません。

本当に・・・優しくて強くて、
最高の娘ですよね。

神を恨む日々です。