闘病297日目 肩の痛みが酷くなってるが・・ 191016 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

肩こりなのかな?

カテーテルを入れ替えてから
肩の痛みが酷くなってきている
来望なのですが、

その替わりといっては
なんなんですけど、
足の痛みは、治まってきている
ような気がします。

以前の様に激痛で、

のたうち回る様な事はなくなりました。
鎮痛が上手くいっているからか、

量を増やしたからなのか?

理由は解りませんが、痛みが減ったのは

ありがたい事ですよね。


といっても、来望にとっては
常に痛みはある状況です。
理解できないと思いますが、
軽い痛みは「痛み」とは思わないように
なってきているんです。

痛みを表す基準として1~10で

10が激痛で涙も堪えられない
痛みだとして・・・

今は常に3~4の痛みを持ちつつ
生活していかなければ駄目なのです。
解りますでしょうか?

定期の投薬をしに来てくれた看護師さんに

「最近、足の痛みが無くなってきて

良い調子なんですよ~」と

私が何気なく言った言葉に反応して

来望が一言、

 

「無くなってないよ、常に3~4ぐらい

痛いんだけど?」

 

と言われた時に、また、

何気なく来望を傷つけてしまったと

後悔と反省。


全然 寄り添えてないんだなと

その時は笑って誤魔化しましたけど。


ただ、それよりも肩の痛みが
耐えられないみたいです。

原因が解らないのでなんとも。
明日、先生に相談してみようと
思います。

最近、検査もしてないですしね。

 

何気に伸びてきた来望の髪。

 

産毛の様に柔らかく心地良い感触。

暇があったら来望の頭を撫でてました。

「お母さんも、いるもナデナデしてくるねん」

って言いながら嫌な顔をしないので

いつまでも、頭を撫でていました。

 

その感触は今も残っています。

この時は何も思わなかったんですが

抗がん剤の効果が減ってるので

伸びてきているんですよね。。



仕事が終わり病室の扉を

開いてみる来望。
眠っている姿をみながら
幼い頃の娘を思い出しつつ
時間を過ごす日々です。

来望に対して出てくる言葉は
「ありがとう・・・」
しかないんですよね。

時間は残酷です。