闘病10日目は楽しい帰宅からの激痛に耐える 19/01/03 | 13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

13歳の娘が骨肉腫と戦った322日の記憶

2018年12月24日に突然の告知からの入院。
その日から小児癌に負けることなく笑顔と優しさを
持ち続けた中学生の記録です。父親の私の立場から
彼女の事を少しでも多くの人に知って貰いたいそんなブログです。

娘も自宅にいると気分が楽なのか
痛みも多くは少ないみたいで
リラックスしてテレビをみていますね~!

たぶん、普通の正月休みならば
これが一般家庭の休日なんですよね。
それを特別な時間と感じれるのですから、
本当に複雑な気分です。

明後日からの本格的な治療が
スタートする不安も大きく、
この先、どうなってしまうのか?

ただ・・・信じて進みましょう!
それしかないのですから!

でも本音は病院に戻りたくない。
このまま家族4人で過ごしたい。

ずっと・・・・。

心からそう思ってしまう時間でもあるのです。

今日は、寝室で目が覚めて、

娘と嫁が眠っているリビングに降りてみると
嫁はよく眠ってました。
なので寝かしてあげようとそのままにしてきました。

そして数時間後、起きてきた奥様が
機嫌が悪く眉間にシワを寄せている状態

そして一言

日に日にボロボロななってこの先、どうなるんやろ?
ってボソっと言いました・・
かなり本音の部分なんだと思いましたが、

治療が始まれば娘も俺達も余裕ができるよ。
と言うしかなかったです。
私にも、来週がどうなってるのか?
なんて、解らないのですから。

年末年始から駆け足で10日が過ぎ、
激動の変化の中で皆が頑張っています。

なので私が一番に倒れる訳にはいかんですね!
そして、時間が来たので辛いけど

悲しいけれど、病院に戻る時間になりました。

 

久しぶりの病室は娘ちゃんには、

どんな景色に見えるのでしょうか?

 

そんな思いを持ちつつも

夜になり薬の効果もあってなのか

眠りについた来望。

 

ただ・・・それは突然やってきます。

眠りに着いた彼女を襲う激痛の時間。

それは、予兆もなく突然なんです。
とにかく今は痛みを抑える
薬を投与し続けているだけ

何らかの治療ではないです。

そして

「う・・う・・・」

「いたい・・」

そして、数分後には

「痛いーーーー!!」

と涙を流しながら泣き叫びます。
何をしても駄目なんです。

神経圧迫から来る痛みですから
外からの何かをしたからといって
なんの効果もありません。

痛みの場所に触れるだけでも

激痛だそうで、触る事もできません。


ただ、ただ痛がる娘を見てるだけ、
泣き叫ぶ娘を見るだけ、

地獄です・・

なぜ?
彼女をこんなにも
痛めつける理由が
あるのですか?

なにも出来ない自分の不甲斐なさと
悲しみで心が折れそうになる瞬間でもあります。

そんとか薬を追加して痛みを

抑えようとしますが、その薬も

速乾性ではないので効き始めるまでは

耐えるしかないという。

 

こんなに医学が進んでいても

どうしようも無い事が多いということに

これから知って行く事になるのです

でも、でも少しの希望だとしても
その希望にすがりたいと思います・・・

助けてあげてください・・
 

最愛の娘を。