発明家を松本梨香さんに! | 歌っていただきたい!

歌っていただきたい!

「歌ってみた」ならぬ「歌っていただきたい!」。
この曲をこのアーティストに、という勝手な思いを綴ります。
Official髭男dismの曲を軸に音楽への思いを放出。
いつか出るトリビュートアルバムで答え合わせできたら♪

アルバムESCAPARADEの最後に収録されているこの曲、ジャンル不明というか私の中ではどう扱っていいかいまいちよくわからない曲だった。強いて言えば、未来を夢見て元気に盛り上がってアルバムを締めくくる、といったところ?だった。しかし先日、NHKのうたコンをみていてアニソンに近いのでは?気付いた。しっとりではなく元気なタイプのエンディングテーマ。

 

そのうたコンの出演者の中に山寺宏一さんと松本梨香さんがいて、お2人は養成所で同期、まさか後年歌番組で共演できるなんて、と楽屋で泣き合った、ということを聞いた。それをふまえて、お2人の歌唱、山寺さんのフレンド・ライク・ミーと松本梨香さんのめざせポケモンマスターはいつもに増して素晴らしいように思えた。そして発明家を松本梨香さんできいてみたくなったのだ。

 

松本梨香さんは長年、アニメ・ポケットモンスターの主人公・サトシの声優も務められ、主題歌も何曲か歌っておられる。サトシ(藤原さんと同じ名前!)は純粋でちょっと天然だけどポケモンマスター目指して親元を離れ仲間と冒険に出る。もちろん主題歌はそんなアニメの世界観を凝縮しているのだが、きけばテンション上がって元気になれる、という部分では前にも書いた氷川きよしさんの限界突破×サバイバーヒゲダンミックスナッツとも共通する。そして主題歌や曲だけでなく、松本梨香さんの存在自体も我が家のテンションを上げるパワーがある。ちなみに私はめざせポケモンマスターよりタイプ:ワイルドという曲が好きだけど。梨香さんのパワフルな歌声は発明家にもぴったりだと思った。

 

ポケットモンスターは元々ゲームボーイのゲームから始まっており、ゲームの続編が出るだけでなく、アニメ、映画、カードゲームなど、今や世界中で大人気の一大産業になっている。私は世代的にゲームもアニメも通過せずに成人したのだが、子どもたちがポケモンにはまっていくことで子どもたちのリアルタイムで一緒に楽しんできた。それもここ数年は一緒にアニメをみたり、ゲームをしたりすることはなくなったが、娘は大学入学時に購入したパソコンにポケモンのシールを貼って、お揃いになりがちなパソコンの差別化を図るなど、心のどこかに確かにいつもポケモンがいるようだ。

 

私は私で、先日心身共に疲れ、テレビのチャンネルを回しまくっていたとき、ポケモンの最初のアニメシリーズに行きついた。相変わらずロケット団はピカチュウを狙い、タケシはおねえさんに失恋、というお決まりの展開に心が和み、非常に救われた思いがした。子どもたちとみているときは後で癒しとなるとは夢にも思わなかったから不思議だったし、ありがたかった。

 

ポケモンに満たされた心で改めて発明家の歌詞をみると、ポケモンの主題歌では?と思える部分もあったりする。

♪ぶっ飛ばしてズバッと♪→ズバットというポケモンがいる

♪ハトの群れ蹴散らしていけ♪→マメパトやムックルなど、ハトっぽいポケモンがいる

オーキド博士というポケモンを研究している人が出てくる→発明家っぽい?

・・・やっぱり少々無理やり・こじつけ感がある・・・?と思いつつ、このポケモンと発明家の関係、どこかで読んだような気もしていて、最近の物忘れの激しさに愕然とする。発明家と松本梨香さんの関係がオリジナルなアイデアということでご容赦いただけたら、と思う。

 

次回、新曲のことが書けるかしら。