前回の記事では管楽器による高揚感について書いたが、ギターやベースの疾走感もものすごい。特にベースが全速力・フルパワーで駆け抜ける感じは息苦しささえ感じるほどで、ミックスナッツから受けたバトンをしっかり感じる。
♪独りきりで生きてた時より～♪の部分のメロディーや歌詞が好きなのだが、この辺りなどSPY×FAMILYの世界観をとても感じる。まだ映画はみていないので、全体的なシンクロ具合ははっきりわからないけれど、ビジネス的な条件もクリアしているのを随所に感じる。それなのに？！休養期間があったから書けた歌詞、とMVのメイキング映像の中で藤原さんがコメントされていて驚いた。ちゃんと自分の思いも昇華させていることに感心もするし、ほっとしたりもする。言葉や曲から受けるイメージはきく人の分だけ広がっていくんだ、それぞれでいいんだとの思いを新たにした。
今回、スカパラを取り上げるに当たっていくつか、他アーティストとコラボしている曲をYouTubeできいた。各アーティスト招聘のための曲のすばらしさ、それに応える各アーティストのすばらしさを改めて感じた。Saucy Dogの石原慎也さんの紋白蝶はおかわりしたくなるほどで、スカパラも石原さんも両方の魅力が最大限に引き出されているように思った。楽器も演奏されているのも、バンドのときと違う一面が見られて嬉しい。
そしてさらに感動したのが概要欄だ。歌詞が載っていたり、作詞者のコメント、コラボしたアーティストのコメントが長々と載っていたりして、曲をさらに楽しめる要素がてんこ盛り。リンクとか宣伝だけでなく、初心者にもとっつきやすいような工夫で、珍しく満足のいく概要欄だった。同時にいつも概要欄に満足していない自分を再確認することになった。
次回、番外編かなあ。未定です。