変わる変わるの最終回 | 手書きの文字とぬりえで自分の取説と心の課題を見つけ、本来の自分を取り戻す 

手書きの文字とぬりえで自分の取説と心の課題を見つけ、本来の自分を取り戻す 

OL時代と現在の人事総務という立場から見ている従業員の人間関係の対処法、大震災後鬱の一歩手前から抜け出し、更に高校生から小学生まで4人の子育てでぶつかった壁を乗り越えた経験から、しなやかな心と考え方を持つことが生きやすさにつながることをお伝えしていきます。

   前回、イベント告知をしてしまったので、

こちらの間が空いてしまいました。


    こちらの続きです→変わる変わるの1回目 


   
    生き方は自分で変えられる…年齢関係なく

本当に心を決めれば驚く程急展開するのです

が、そこに行き着くまでが大変で先の見え

ないことが多いです。今回は、私と長子の

関係をお伝えしたいと思います。

    
   今、長子は高校生。私との関係が一番ひど

かったのは中2の頃でした。平たく言えば

中学生の間ずっとですがゲロー全てにやる気の

見えなかった長子。朝起きない、勉強しない

塾には行ってるだけ、部活も中途半端→中2

の夏に見かねて転部。その前後2週間 程プチ

不登校もありました。中学時代のことをどう

思っていたのか本人に聞いてみたら

「やらなくても何も問題なかったから…。」 

とのこと。

   特に朝は子供4人バラバラの登校時間に間に

合わせるため時間との戦いです。中学生なら

自分で全てやってくれたら良いものを、1時

間前から10分おきに起こしても一向に

起きる気配なく、遅刻ギリギリの時間に

やっと起きてきてからもグズグズ…ここで

イライラMAXムキー私と言い争いになり、

結果家の壁には沢山の穴がえーん全てにおいて

ここまで親の言うことを聞かないものなのか

どこで育て方を間違ったのか…自分は子育て

の出来る器ではない、ましてや4人も育てて

いるのになぜうまく出来ないのだろう…と

自問自答しては更に虚しくなるの繰り返し

でした。やらないから注意する→反抗される

→更に口うるさくなる→あっちがキレる、の

エンドレス。今思えば基準が全て「私自身」

だったから辛かったのですえーん私の子だから

私ですら出来たことだから、きっと我が子も

出来るに違いない…それは私自身がたまたま

自分の親と比べてそうだったという憶測に

すぎず、どちらかといえば私は自分から勉強

をすることをさほど苦に思うこともなく、

言われたことはやっていただけのこと。ただ

我が子はそうではなかっただけなのですが、

自分と他人は例え血を分けた親子や兄弟で

すら違うということを頭では分かっていても

それを目の当たりにすると「そんな訳ない」

と拒否反応してしまったのです。本当は事実

を受け入れれば良いだけなのですが、私自身

の性格がそうさせなかったのですね。その

ため中学から高1半ばにかけての数年は、私

にとって本当に地獄でしかありません

でしたガーン

    そんな長子の態度がガラリと変わったのは

高1終わりから2年生にかけてのこと。元々

何となく大学には行かないといけないのか

なあと思いつつも、特に目指す学校は決ま

らずにいて、ただ高校入学後は中学の時を

少しは反省して、普段の授業とテスト前は 

かなり頑張っていたようです。それが今まで

見たことのない点数や成績に現れ「やれば

出来る!」と自信につながり、更に行きたい

学校が明確になってからは、朝も一度声を

かければ勝手に起きるようになり、今までは

ややもすれば休みがちだった塾も嫌がらず

行くように。また部活で先輩の声がけもあり

立場が明確になったことも功を奏して、本人

のやる気につながったようです。

    それに伴い、私自身も考えを改めるように

なりました。主人には再三「お前は口うるさ

すぎて過干渉だ」と言われていて、私から

したらやってくれさえすれば言わなくても

良いのに…と思いつつも、どこか私の思い

通りにしたかったのかなと。そこで私はよい

意味で諦めたのです。そう、主人と結婚する

前に感じたあれです。諦めとは相手を見

捨てることではなく、相手の良い部分も認め

ながら信頼すること。そのお陰か最近は衝突

することはほとんどなく、普通の会話が

出来るようになりました。多分このままいく

と思春期も終わりな感じです。

    何かと難しい思春期を含め、要は本人の

やる気スイッチが入りさえすれば、外野の声

に関係なく動き始めるということなんです。

ただそれが小学生なのか、中学高校なのか、

はたまたその後なのか…それは本人の

タイミングでしかないわけで、親もまたそれ

を見極めながらその時に応じた声がけが必要

なのかなとは、自分の経験から得たことで

あります。とにかくその時は本当に大変です

が、親が関わりすぎても逆に無関心でも良く

ないのですが、とにかく相手を無理に変え

ようとせず、自分の気持ちや考え方を少し

変える…ことが大切です。でもついつい

口答えされたり悪態つかれたりすると、

イライラとはするのですが、その時はあえて  

場所を変え、一文字セラピーやぬりえ、好き

なことで気分を変えるように心がけては

います…。何はともあれ、今の状況を変えた

かったら、相手を変えようとせず 

自分の視点を変えてみることを

おススメします。


 例えば有名なこちらの絵みたいに、です。
   ↓