毎年、厄除け法要でお世話になっている待乳山聖天様ですが
よくご質問をいただきます。
お寺なの?神社なの?とか
参拝の作法についてがあります。
はい。
待乳山聖天は聖観音宗のお寺になりますね。
社務所ではなく寺務所ですし、
神主ではなく住職です。
ちなみに正式名称は本龍院です。
では。
参拝の作法ですが。。。
「お気持ちです」(談)
だそうですが寺務所に基本作法のご案内がありましたので
ざっくり掲載させていただきますw
・山門をくぐり、階段の上で一礼(正面を向いて)
・水屋で手を清め、口をすすぐ
→一般の神社と同じようにまず右手に持って左手をすすぎ、右手をすすぎ、左手に受けたお水で口をすすぎ、再度左手を清め最後に柄杓を立てて柄を流します。
・線香を求め、参道中央の香炉に供える。
・(任意)花、大根を求める
・正面階段より本堂に向かう
・本堂へは左足より入る(気をつけることによって集中力も高まる)
・入堂して一礼
・荷物等を堂内脇、あるいは自身の座る場所へ置く(大事な物はあらかじめ寺務所へ預けるか、本堂係員に預ける)
・御宝前に、花、大根を供え、賽銭を入れる(膝をついて)
→ よく神社でお賽銭を投げいれる方がいらっしゃいますがとっても失礼なんですよ。
・経机、経本等を準備する
・(任意)蝋燭を求め、供える
・塗香で心身を清める
・経机の前に正座、居住まいを正し、精神統一(脚の悪い方は椅子を使う)
・数珠を擦る(5回くらい)
・数珠を腕にかけ、外縛合掌
・経本を押し頂き、開く
※このあと礼拝、読経となります。
流れは礼拝、懺悔文、願文、開経偈、読経(般若心経、観音経、十一面観音経、使呪法経)、真言、結願文、礼拝
・経本を閉じ、押し頂く
・数珠を擦る
・数珠を腕にかけ、外縛合掌
・経本、経机等を片付ける
・(任意)お札を受ける、おみくじをひくなど
・一礼して右足より退堂
以上が待乳山聖天さまでいただいた参拝の基本作法の内容になります。
ちなみに月に2回ほど月曜の夜に夜間開堂をしていて上の参拝方法をちゃんと教えてくれます。
初めての方でも参加しやすいですよ。
私も何度か参加しましたが般若心経はついていけますが
それ以外は最初の頃は文字を追いかけられなくなることもしばしば(oー(ェ)ー;
ぴりっと締まった空気の中で精神を無にしてお経を読むというのも
ちょっとしたリフレッシュになります。
あ、ちなみにうちは宗教法人じゃありませんので
やってよかったと思う得ることは皆さんもどうですかとお勧めすることはありますが
お参りを強制することもなければ
お布施をいただくこともありません(笑)