みなさま、おはようございます。
スタッフのおきいです
お知らせ多めとなっている今日この頃ですが
どうかお付き合いいただけますと
うれしいです。
(今回は写真多めだよ!& 長文だよ!)
わたしがクルミドコーヒーに入社したのは
2011年の4月のこと。
2017年に胡桃堂喫茶店が国分寺にできて、
クルミドコーヒー開店時にいたスタッフが
そちらに移ることになりました。
そのため、わたしがこのお店で一番長く働く
社員となりました。
(アルバイトさんの先輩スタッフは今もいらっしゃいます)
他のスタッフより少しだけ
クルミドコーヒーを見てきた時間が長いので、
お伝えできることがあるかもしれないと思い、
これを書いています。
自分が入社前の話となりますが、
くるみパフェ初登場は2010年11月
(以前は11月だったのですね)
ブログの記事はこちら
当時、大学生だったまみーを中心に
開発してくれての
登場だったのです。
文中にある
『最後までおいしく、飽きず、
くるみの豊かな表情
楽しんでいただけるよう、がんばりました。』
その言葉は踏襲されて、今に至ります。
0から1を作ることを
してくださったスタッフがいるからこその今。
リスペクトしかありません。
記録によると2012年はお休みをして
2013年の2月になって再登場!
アイスの後ろに鎮座しているタフィが
木の葉型のくるみのフロランタンとして
リニューアル。
こんなふうにして作っていました。
当時のブログには
『最大の弱点がありまして、
それはとっても割れやすいこと
んもうびっくりするくらい割れやすいのです。
「あれ?さっきまで割れてなかったよね?」
と涙すること多々』
すぐに忘れてしまうわたしも
これは憶えております笑
そしてこの初期は
クルミドミルクティーのプリン、
(現在はノッチェロオレプリン)
いちじくやレーズンのドライフルーツが
(現在はプルーンとクランベリー)
入っていました。
この看板は、
現在、胡桃堂喫茶店のメンバー
よしまさんの絵ですね。
かわいい・・・
そこから2014年になると
タフィがこんな形に。
はい、だいぶ厚みもあり割れづらくなりました。
2015年からはコースターを作るようになったのかな。
消しゴムスタンプのほとんどは、
元スタッフのきたむらさん作ですね。
近い距離の街の仲間やスタッフと
一緒に作ったりして、楽しい時間でした。
その時自分で作ったマイコースターで食べる
お客さまもいたり。
2015年にはプリンがノッチェロオレプリンに変わりました。
少しづつ進化を遂げています。
2017年にはくるみパフェを
開発してくれたまみーが
社員として戻ってきてくれて
きたむらさんと一緒に
これまでの形としては最後となる
くるみパフェをお届けしました。
(2017年3月には胡桃堂喫茶店がオープン。
2人はそちらに異動することにななりました)
また、この時
今まで扱わせていただいていた
長野県東御市産のくるみアイスが終売になり
初めて自家製くるみアイスに挑戦!
そして、翌2018年からバージョン2
一からすべてを見直して
現在のくるみパフェの形になったのです。
このときは
主にはわたしが開発担当だったのですが、
時期も4月ということで春をイメージ。
器もたくさん見に行きました。
今使っているパフェグラスは、
「プリマベーラ」
まさしく春です!
(一番右)
最初は
お見せするのも恥ずかしいくらい・・・
やはり0から1を考えるのは本当に大変でした。
えいや!っと、お見せしますね。
スルーでお願いします笑
事務所にあったものをなんとか組み合わせて
パフェっぽいものを作りました笑
以前のパフェアイテムを少しバージョンアップしたり、
わたしたちならではの水出し珈琲や
水出し珈琲で作ったコーヒーゼリーを忍ばせて。
(これは店主かげやまのアイデア)
タフィも食べやすいように、薄くしてみました。
自家製くるみアイスも大幅にリニューアル!
これもなかなか大変でした。
世の中にあるナッツ系のアイスを探して
食べて、イメージを膨らませて。
(くるみだけのアイスはそこまで
種類がないみたい)
以前、くるみ収穫応援の際に食べた
生くるみの味をみなさんにも食べてもらいたい
一心で、とことん研究を続けました。
いろんなものを積み重ねると
なんと15層にも!
そのぶん、甘さやほろ苦さ、爽やかな酸味、
カリカリ、ぽりぽり、ぷるん、じゅわ〜
味も食感も奥深さもあり、
最後まで飽きずに楽しめるものができました。
その後はコースターが
進化を遂げていきます。
2018年はよもぎから抽出した液で。
(担当は元スタッフの今田くん)
クルミドコーヒーが入っている建物の
住人の方にもお手伝いいただきました。
これ、たしかくるみパフェの前日くらいだったかと笑
みんなで夜な夜な作って乾かして。。。
朝いちの人が回収してすぐ使うという。
今思えばなんて計画性がないんだろうと
思うけれど、
わたしたちはとっても楽しくやっていたのでした!
2019年は玉ねぎの抽出液で。
今田画伯や、
絵の得意な街の仲間の手描きです。
これも夜な夜な。。。楽しかった!
(なんて手の込んだことをしているのでしょう)
2020年には元スタッフひらぴー(大平さん)担当。
春!ですね〜。
これが登場した時の歓喜、憶えています。
2023年からはスタッフまぶちさんが担当に。
(ふ〜。初めて印刷になったよ!)
こちらも春の芽吹きをイメージして作ってくださいました。
これも素敵だったなあ。
さて。
今年は、どんなコースターでしょうか?
来てみてからのお楽しみ。
こうしてそれぞれの人を通して見る春も
なかなかおもしろいものですね。
長年来てくださるお客様は、
コレクションとして持ってくださっている方も
多いようで、うれしいです。
まだまだ語り尽くせていないことも
多いのですが、
今日はこの辺で。
お付き合いありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・
今年のご提供も
残りあと4日間。
この長い長い歴史があってこその今。
スタッフひとりひとりが
丁寧にお作りして、お届けしています。
積み重ねた時間やお客さまとのやりとり。
全てが愛おしく感じます。
2020年にはコロナウィルスの影響もあり、
1週間だけくるみパフェを開催し、
泣く泣く延期をした経験もありました。
当時は営業時間が12:00〜18:00になり、
それでも灯りだけは絶やさないようにと
営業を続けてきたこともありました。
いつも支えてくださり、
本当にありがとうございます。
あの頃を思うと、
いろんな気持ちがごちゃ混ぜになって
まだ心が苦しいです。
そしてその時間を経て、
今年も無事にお届けできる幸せを
噛み締めています。
3/27(水)まで、
お待ちしております。