一日一品江戸料理-334:「柚子飯」(『柚珍秘密箱』より) | 車 浮代 オフィシャルブログ

一日一品江戸料理-334:「柚子飯」(『柚珍秘密箱』より)


一日一品江戸料理-柚子飯ー1


『柚珍秘密箱(ゆうちんひみつばこ)』という、柚子料理ばかりを集めた

江戸時代中期(1785年)のレシピ本に載っている混ぜご飯です。


醤油ご飯に柚子と胡麻の香り…。


手間いらずの割に、しみじみと、日本人に生まれて良かった…

と思わせてくれる御馳走です。


是非、お試しください。



「柚子飯(ゆずめし)」

■材料

・柚子の皮…1/4個分

・温かい御飯…1杯分

・醤油…小さじ1

・黒胡麻…少々


■作り方

1)柚子の皮を薄くそぎ、みじん切りにする。

2)温かい御飯に醤油をかけてざっくりと混ぜ(ムラがある方が

 味の変化があって良い)、1を加えて混ぜる。茶碗に盛って 

 黒胡麻をかける。


一日一品江戸料理-柚子飯ー2