一日一品江戸料理-158:「焼き大根」
前回、「揚出し大根」をご紹介しましたが、揚げずに焼いたのがこの「焼き大根」です。
一人暮らしの方だと、なかなか揚げものをする気にはならないもの。
また、揚げものは少し重いな…と感じる時は、この焼き大根がお勧めです。
“隠し庖丁”などの下ごしらえの手間はかかりますが、温・冷が一体となった
大根の妙味はそのまま生きています。
「焼き大根」
■材料
・大根…1/4本
・ごま油…大さじ3
・ねぎ…適量
・削りがつお…適量
・黒胡椒…少々
・醤油…適量2
■作り方
1)大根は皮を剥いて厚さ2cmの輪切りを4枚摂り、片面のみに深さ1cmの
隠し庖丁を十文字に入れる。残りの大根はすりおろしておく。
2)フライパンにごま油を熱し、1の大根を並べ入れ、蓋をして弱火で4~5分、
こんがりとなるまで焼く。裏返してさらに3~4分焼いて、焼き色をつける。
3)隠し庖丁を入れた面を下にして器に並べ、大根おろしとねぎの小口切り
と削りがつおを乗せて黒胡椒を振り、醤油をかける。
◎この料理はこちらの書籍でも紹介しております。
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