クルマーシーは日本にいるよ。 -33ページ目

クルマーシーは日本にいるよ。

今日もこんにちは。これから新しい生活です。

論文の傍ら、映画を見る。
ホットココアなんかがあると好ましい。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-The Spirit Of The Beehive
The Spirit Of The Beehive (ミツバチのささやき) 1973

1940年、スペイン内戦後の小さな村での話。
想像の世界と現実との区別がうまくつけられない時期の小さな女の子と、その子を取り巻く人々や環境を描く。
ひとつひとつのカットが計算高いというか、確信的というか、なんというか、ミニマル・アートのようだった。
ジョルジョ・デ・キリコの「Mystery and Melancholy of a Street」のような雰囲気だった。
懐かしい恐怖。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-Mystery and Melancholy of a Street
Giorgio de Chirico Mystery and Melancholy of a Street 1914

ふむ。
本日はバービカンで開催されているPeter Coffinさんのショー"The Curve"をサンダースご夫婦とともに見に行きました。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-Peter Coffin
Peter Coffin "The curve" 2009

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-Peter Coffin
Peter Coffin "The curve" 2009

「これはおもしろいねえー。」なんて自分なりに解釈していて、後でプレス・リリースを読んでみたら面白くなかったということがたまにあります。
でも、それって結構不思議です。

つまり、映画を見て面白いなーって思って、後でパンフレットを見たら「これ、面白くないかも。」なんて思わないし。
何かのデザインを見て、これすごいなー、って思って後で説明を聞いたら「やっぱ、すごくねーや。」なんてあんまり思わないんじゃないかしらん。

それはやはり現代美術作品のウエイトがアイデアやセオリーに置かれているからなのだと思います。

そして、また天気もいいし日曜なのでパブに行きました。
壁の色がとてもさわやか青みどりのかわいらしいパブでした。
このミニ★ギネスもかわいく飲み干す。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ミニ★ギネス

そして、次はジヘイちゃんとマリアちゃんとPさんと映画に行きました。

F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をもとに製作されたという「The Curious Case of Benjamin Button」(ベンジャミン・バトン 数奇な人生)です。

フィッツジェラルドといえば、「グレート・ギャッツビー」です。
なんだかあの気怠い雰囲気が(個人的ですが)まぶたの裏に再び沸き出してきそうです。
いやあ、気怠いんじゃないなぁ。
なんかもどかしいような、痛々しいような、ねえ?

まあ、とにかく。

80歳の姿で生まれたベンジャミン。
時計職人の話が印象的でした。
あの、息子が亡くなった瞬間から時間が戻っていく、あのシーンが残る。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-The Curious Case of Benjamin Button
The Curious Case of Benjamin Button 2009
毎週、木曜日はパブ部です。
私とローラA(ベルギー女子)とローラB(イギリス女子)の3人がクラスの後にパブに行きます。

本日はプレゼンテーションをやるためにナショナル・ギャラリーにいたので、いつもはパブ部に参加しないクラスメイトたちも「せっかくだしねえ。」ということでパブに行く事に。
パブ部、うれしい。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ピュア・ビール

たくさんの人がパブ部に参加ということで気をよくしたパブ部を筆頭に、かわいい女子たちもぐいぐい飲みます。
そんなほろ酔いの女子を酒のつまみに私もさらに飲みます。
するとお腹が空いてきました。

「お腹すいた。」と隣のルーシーに告げると、

「中華街に行くべ。」と気のよい返事。

みんなでとことこ行きます。
総勢8名。
問題はローラBが1人だけベジタリアンであるということです。

円卓を囲み「じゃあ、どういうふうにしましょうかねえ、みなさん。」とさっそくまとめにかかります。
クラスでは消極的なクルマーシーも、ご飯となると先頭に立ちたい。

「ローラはベジだから、みんなでシェアするならベジ中心のディッシュだし、それか1人ずつのディッシュにするか、、。」

するとローラはすかさず言いました。

「あたし、ベジじゃないよ。」

パンダ?????????

「えーえっと、、。だからローラはベジタリアンだからさ、お肉食べれないじゃんね。」

「お肉食べれる。」

「..........。ベジタリアンはお肉が食べれるの?」

「ベジタリアンじゃなくなったの。」

これは私にとって相当ショッキングなインフォメーションでした。
私の周りにはたくさんベジタリアンがいます。
だけど彼ら中で、いきなり肉食になった人は今まで1人もいなかったのです。
彼らはそうとうストイックです。

「ど、どうしてよ?」

「いやあ、長い話なんだけどね。ある日、何にも食べてなくてね。すっごいお腹が空いててね。もー、尋常じゃなく空いててね。そしたらね、友達がタンドリーチキンを食べててね。いい匂いがしてさ。気がついたらさ、食べてたよね、そのタンドリーチキン。」

「それだけ?」

「それだけ。」

私のなかでショック覚めやらず、おいしそうに海老やらチキンやらダックを食べているローラを見てちょっぴり嬉しくなりました。

お腹いっぱい食べた後は、もちろんパブでした。