クルマーシーは日本にいるよ。 -24ページ目

クルマーシーは日本にいるよ。

今日もこんにちは。これから新しい生活です。

相変わらず、時が止まったかのような田舎暮らしをしております。
姉さん、僕は元気です。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-佐久

最近、勇気を振り絞って電車に乗りました。
小海線です。
そしてこの風景、「最近どっかで見た事あるよな。どこだったけな?」と考えていたら、
なんと南仏の光景にそっくりです。
もちろん、山をとって、田んぼをぶどう畑にしなくちゃいけないんだけど、なかなかこんな感じでしたね。

マイケル、大好きでした。
悲しいですが、頑張っていきましょう。


18日に日本に帰って来て、昨日から長野の山奥に滞在しています。
姉さん、僕は元気です。

空港に降り立った瞬間から、この湿気にビクリいたしました。

「こんなだったけ?」

ヨーロッパはカラリとしているのであまりの乾燥に体中から白い粉が舞い上がるほどでしたのに。
こちらはなにか一枚濡れた布のようなものがピタリと絡み付いているかのようですね。

ピタッと。シールみたいに。張り付く。

こうして、田舎の何もないような、駅前だけ大きなチェーンのお店がボコボコ建っているような田舎に戻ってくると、世界は広いなーと思うのです。
すべてが狂ったように一度に起こるような中心地や、こんなふうに中心もなく何処吹く風もないような田舎もあって、それでも回っているんですね。ええ。

日本に帰ってきてから、「サガンー 悲しみよ こんにちは」という映画を見に行きました。
18歳にして小説「悲しみよ こんにちは」がベストセラーとなって一躍お金持ちになちゃったサガンの一生の話です。

サガン、とってもさみしんガール。
見ていて、「バカねー。なんでよー。あーっ、もうダメダメっ!!」と1人でイライラしてしまいました。
とてもフランス映画っぽい、終わってもモヤモヤが止まらない、そんな映画でした。

クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-サガン
「サガン - 悲しみよ こんにちは」 2009

あたしも「なんにもしない」をするよりも、サガンを読みふけってみようかと思います。
南フランスはプロバンス地方に最後の旅行をしてホコリまみれのロンドン帰って来てから、なんだかんだと日本への帰国の準備でバタバタです。
もう、あののどかなオリーブ畑やぶどう畑が何十年も前のことのように、ずいぶん昔の夏休みの思い出のような気分です。

あー、プロバンス!
たくさんのペインターを魅了したきらびやかな光をあたしは存分に浴びてきたわけです。
きっと他の土地の日光よりもビタミンDが豊富なはず!
セザンヌだってゴッホだって、ゴーギャンだって住んでたんだからね。
のんびり絵を描いてたんだから、そりゃあ相当いいとこだろうね。

そうなんですよ。
今回はセザンヌの生まれ故郷、エクサンプロバンス。
ゴッホとゴーギャンが生活していたアルル。
ゴッホが耳を切断してから移動した精神病院のあるサンレミ。
そして、プロバンスの首都アヴィニョンと、ワイン農家のあるコートデュローヌあたりに行きました。

でもね、ここは暑い南フランス。
ご飯はほとんど冷たいものが主流です。
みーんな、サラダばっかり食べてるんだからっ!!
でも、今見るとやっぱりおいしそうね。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ニームにてご飯

プロバンスの町並みはローマ時代から変わらないのです。
世界遺産にもなってる町並みですね。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-町並み

これはアルルの町並みかな。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-町並み2

なんたって、かわいかったのがこれね。
家のノックね。これでコンコンとノックするのね。いいよね。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-家のノック

アルルやサンレミの町ではこうしてゴッホが描いた場所をちゃんと記してあります。
これらも巡るルートなどもあるんです。
あー、なんだかその頃の景色が目の前に広がるようですね。不思議な感じ。
イーゼルと、ペイントと筆とバケツなんかを持って絵を描く場所を探してたんだろうねえー。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ゴッホ

ローマの時代にはこういったお風呂場やスポーツの施設がいっぱいあったんですってよ。
ジヘイちゃん、旅の疲れを水なし風呂で癒すの図。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ローマ遺跡のお風呂

こちらはサンレミにあるゴッホの入院していた病院。の中庭。
これで癒されるのか、それともさらに思い気分にならないのか、昔の時代ってのはよくわかりません。

「がんばれ、ゴッホ。」

と、心の中で応援してしまいました。辛かったのだろうね。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ゴッホの病院

でもさ、病院の周りは本当に綺麗な緑や花々。
とてもきれいで愛おしく、泣けてきます。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-病院の庭

さあさあ、涙は拭いて!!
ぶどう畑が目の前に広がりますよ。
とても小さいぶどうの木々。強い風が吹くので倒されないように小さく切ってしまうんだとか。
そして、土は石だらけ。わざと石を置いて昼間の太陽の熱を夜まで持続させる天然のホッカイロなんだってさ。
すってきー!
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-ぶどうは竹

このオレンジの屋根。
クルマーシーはロンドンにいるよ現代美術もあるよ-山の上から

たくさんワインも飲んだし、歩いたし、なんだか素敵な田舎でした。

これが、昔の夏休みのようなプロバンス旅行です。