ええ、ええ。
さていよいよ家探しを始め、最初に何件か大家さんに連絡をしたところまで話しましたね。
そして、一つもひっかからなかったことまではまだ話しませんでしたっけ?
そうです。まったくの一つも引っかかりませんでした。
もー、ショックっっ!どうすりゃいいの!
次の日に一緒に住むはずの4人が集結し家を見に行くはずが一軒も見れる物件がありません。
わたしとCさんは最初2人きりで途方に暮れました。
もう見る物件もないし、見たら見たでなんか辺鄙な、あたしが夜一人で歩いていたらまず一日目で殺されちゃうよっていう、そりゃあもうホラーでスリラーな物件ばっかり。
隣がもう高速道路とか。
4人がヘトヘトに疲れてもう口数も減って来たのにも関わらず、Cさんはみんなを気遣ってやさしく微笑んでいます。
そのときからCさんは私のこころのお父さんになりました。
そんなCさんを見て私も
「今、私たちにはビールが必要です。」と提案しました。
CさんやSさんも
「はい。無事に町に帰れたらビールを飲みましょう。」と大賛成です。
この日は明日に備え沢山の不動産と連絡を取り合い、家を見るアポイントメントをとりました。
2日目は朝から早起きもいいとこの物件拝見です。
やはり出だしは絶不調です。
昨日と変わらず、残念な物件ばかりです。
どう残念かって、そりゃあ玄関がおしっこ臭かったり、キッズが私たちの目の前で車から何かを盗もうとしたり、天井にカビが生えてたり、空いてるはずの家に変な男の人が住んでたり、というのが残念な物件です。
だけど奇跡は起ります。
起るべくして起るわけです。
それは、おそらく順番があるのだと私は考えます。
しかるべき距離を歩き、しかるべき回数自分の電話番号を伝え、しかるべき疲労感と絶望を私たちが感じた時にその奇跡は起こる仕組みです。
そうです。
なかば期待せずに見に行ったBow road Station近くの物件に光りは差していたのです。
とにかく駅に近く、メインロードをちょっと入ったところにそのフラットはあります。
玄関もきれい!壁もちょうど塗り替えてるところ!キッチン広々!家賃も合ってる!家具も新しくなるらしい!さらには隣がでっかいポリスっ!!
そこに決まりました。
ありがとうございました。
わたしの部屋は一番小さくて2階にあります。
たぶん、5畳ぐらい。それか4。小さい。
そして小さなバルコニー付きです。小さなベッドと押し入れと机をいれてもらう予定です。
遊びに来て下さい。
すごく小さな部屋なのできっと密着度が高まり、愛が深まると思います。