よのなかのお母さんたちを尊敬するよ… | くるくるルーム

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猫と充実生活

今日の給食。
シーフードのドリア風。
魚介の旨みが溶け込んでおります。
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小学校4年生の子どもたちと、
小さなお芝居を創る仕事。

子どもたちが話しあってスジを考え、
みんなで動きながら2分くらいの劇をつくる。

私は大人脳なので、
ああしたらイイ、こうしたらもっと伝えたい事が伝わりやすくなる、と、
見ていると口出ししたい事がたくさんあってしまう。


でもこの授業は、
子どもたちが「話し合い上手」になることが大事なので、


☆話し合い上手ポイント☆

★自分のアイデアを押し付けてゆずらない事はだめー。

★A案とB案で対立したら、否定しあってケンカするのでなく
一旦肯定して、
いいところかけあわせてさらに良い案にしたり、
ちょっと引いてどちらがイイか客観的に考えてみたりして、
さらに良くなるようがんばろう。

★沢山喋る事より「人の話をちゃんと聞く事」が大切。

★意見を言う事が得意な子は
言いたい事があっても言い出せずにいる子に気づいて
「○○ちゃんはどう思う?」って聞けるようになろう。

★みんなで埋まっているアイデアの宝物を掘り出そう!

(って、大人でもむつかしいよなぁって毎回思う)



・・・なので
言いたいことをぐううううぅーっとこらえて
「みんなはどう思う?ココをもっと良くするには、どうしたらいいと思う??」
と尋ねてみる。

すると、
こうするといい!こうしたい!
って子どもたちから考えがぽんぽん出てくる出てくる。

おー、すごい、子どもすごい、
とほんと思う。

(余談…
というか、いっぱい授業をやってきて思い知ったけれど、
こうするとイイよ、とアドバイスしても、
子どもって、
本当にそのアドバイスをやりたいと思ってくれるか、
自分から「こうしたい!」って思ったことしかちゃんとやらないし、
上手にできない。

それは究極、大人でもそうかもしれないと思った……ううう)



これはたいへんだ。
世の中のお母さんたちは大変だ。

これは目的がはっきりしている仕事だから、
ぐっと堪えていられるけど、
これが何の規制もないフリースタイル育児だったら、
私はがまんしきれず「あーせい、こーせい」と、
きっと口出しする。

口出しどころか、
自分でやった方が早いしうまい、と、
先回りして自分でやってしまうだろう。

そんで自分で考えて判断して行動することがニガテな、
自主性のない子どもに育ててしまうだろう~。
過保護親になる自信がある!
ぜったいそーなる。

だってもー、口がむずむずするからね~。
こらえるの、
はぁはぁぜぃぜぃするよ。