自分が損をしないで、人をやっつける方法 | 学童指導員籐子、時々たびする古代史家

学童指導員籐子、時々たびする古代史家

レアキャラのBBAの冒険家です。主に秘境神社をめぐってます。ほぼ好奇心のみで突き進んでいます。
日常の雑感をちょいちょい書きます。
学童保育の指導員です。
サブアカで雑貨屋始めました。アウトドアキャリアは50年以上。

Sくんはいつも怒っている。

いろんな理由で怒っている。


Sくんの狭い心のプールは怒りで溢れていて、洪水寸前。


そんなSくんが怒るのが面白くて、やんちゃ連はSくんをいじる。

わざとあおる。

彼らには娯楽、いじめのつもりはない、でも、Sくんにはたまったもんじゃない。


昨日ついにSくんがキレた。

いじめっ子供は、やったやったと快哉を叫ぶ、

Sくんが殴りに行こうとしたところを、、、、、止めた。

返り討ちに合うのが明白だからだ。


かなりな力で私を振り切り奴らのもとに突しようとするSくんを止めるのはこっちも大変。


奴らを教室から追い出してSくんを座らせる。

「なにしたい?どうしたい?」

何があったとはきかない、怒りが倍増するから。

「殴りたい」

「殴れると思う?殴られるぞ」

ともかく、怒りが押さえきれない、だからといって素直に殴らせてもらえるとは思えない。翻弄されて終わりだろう。


「消火器で殴る」

おっと重機がでてきたよ。

「それさ、相手に取られて逆に殴られたら痛いよ?」

「もうがまんできない」

「我慢はしなくていいよ、で、どうしたい?」

「殴る」

「S悪くないのに、痛い思いするし悪になっちゃうよ?」

「我慢できない」

「うん、だからさ、Sが悪くならなくて仕返しできる方法考えよう」

「水?」

「お、水、いいね!強い水は相手を吹っ飛ばせるよ」

「ホースの先細くすると強くなる。」

「うん、そうだそうだ、でも、こっちも踏ん張らないと振り回されるよ」

「大丈夫、やったことある」

「そうか、そうか」

「足元にLEGO巻いて踏ませる」

「うーん、それは奴らよりもバカな一年が引っ掛かるからやめようか」

てな感じで、やっつける方法考えてたら、大分落ち着いてきたSくん。


四時半に奴らが帰るまで、事務スペースでかくまっていました。


後でお母さんが迎えに来たので、いろいろ悪巧みしました、実行はしないと思いますけど、すみませんとお伝え。


母はSくんに「じゃ机に足の小指をぶつける呪いを掛けよう」と言いながら帰っていきました。


悪いのがのさばって、

よいこが泣くのはマジ許せない。


魔法使いになりたい。