三恵は、武道具メーカーですので、小さなお店の職人さんとは
ちょっと違うと思ます。
 
道着、袴については、
「禅」極上一剣剣道衣清春作
「禅」義峰作袴
を、長く愛用しています。
使いやすいし、見栄えもいいです。
買換えを検討するような不満点はありません。
 
純国産甲手清春作
店頭に置いてあったのを、試に手を入れてみた程度です。
サイズ的にあっていたと思います。
採寸が良ければもっとぴったりすると思います。
使っていないので、確信は言えないですが、
手を入れてみて、これいいなと思いました。 
今まで、各店で小手に手を入れてみて、これほど良いなと思ったことはありません。
軽いなという印象もあります。
「鐵」や「一引」等を店頭で試に手に入れてみた時には、
これすごい!とまで正直思いませんでした。
使ってみて、本当にすごいなと、追随で感じたのが正直なところです。
でもこの小手は、試でもすごいと思ったのですが、
購入に至らなかった理由は、ミシンにしてはかなりの高額で、
かつ、手持ちに小手があるので、これ以上増やしても
手2本を増やすことはできないし…というのが理由です。
第一印象が良くても使ってみたら、不満が出てくるというのも、よくあるパターンですので
踏ん切りがつきませんでした。
今現在、納得いくものを持っているので、
これ以上冒険するためには金額がネックになっています。
 
三恵というメーカー自体は好きなメーカーでもあります。
九州旅行で尋ねてみたいです。
神奈川八光堂のA1防具
 
私が、面と垂については、ごく最近まで、メインで使用していた防具です。
ここ数年の剣道防具の進化の中では、一番スタンダードではないかと思います。
そこそこ軽く柔らかい防具だと思います。
打たれた時の痛さは、普通だと思います。(痛さについては人の感覚によりますが)
 
小手も持っていましたが、数回使って人に譲りました。
すごく使いにくいというわけではないのですが、感覚的に受け付けませんでした。
 
ちょっと横道にそれて、
使いやすい小手の話になると、
正武堂:鐵(鉄) 平野武道具:一引 
全日本武道具:ALL JAPAN    神奈川八光堂:A1
あたりが出てきます。
私的におすすめは、
正武堂:鐵(鉄) 平野武道具:一引 の2択+1択
その中で、あんまり剣道自体がよくわからない、まずはしっかり構えたいなら、鐵。
考えを持って、日々稽古されている方なら一引をすすめます。
 
+1択は、西山剣道具の円印です。
円印については、また別に書きたいと思います。
 
 
話が少し横道に逸れますが、
防具&工芸品として、
京都、山田武道具製作所
には、行ってみたいお店です。

ただ、使いもしない(もったいなくて)=購入意思がないのに来店するのは、
冷やかし以外の何物でもなく、仕事の邪魔をしに行くのが、憚られるので行ったことはありません。
ただ、見てみたい。というちょっとマニアな心境です。
平野武道具は、東京北区にある一引印の名前で有名なお店。
ネット世界でも、1、2を争う有名店で、評判の高いお店です。
私も数年使ってます。(現在系)
 
一引印の小手は
打った時に、かなりしっくりくる小手の代表だと思います。
 
平野武道様では、ネットに勝手にリンクを張ったり画像を使われるのを良しとしていないのかもしれません。
(問題があれば削除します。)
でも私はあえて言いたい。(真実を)
 
個人の感想・私感があるのは当たり前ですが、
一部ネットで、酷評するのは勝手ですが、間違った情報を流すのはどうかと思います。
私は、一引信者ではありませんが、微力ながら間違った情報は、違うと言いたい。
 
個人的な一引印の感想として、やっぱり使いやすい(打突しやすい)の一言に尽きます。
剣道界の珍しいオピニンリダーであり、私もれっきとしたフォロワーといえると思いますが、
その秘密は、少数の有名選手だけではなく、いろんな実力者の竹刀の握りと打突を
自分の経験で把握し、製造元が作ることに成功したからだと思います。
製造元が、一人二人の有名選手の感覚的な話を取り入れて
製造元が作った小手とは明らかに違うと思います。
その握りの秘密については、購入すれば教えていただけます。
(私は、いろいろな剣道の書籍を読みましたが、剣道選手が言ってることは、こういうことかと恥ずかしながら小手から教わりました。)
 
 
 
その握りが許せないのか?どういった理由かわかりませんが、打たれたら痛い。ケガをする。
試合だけの小手という評判がありますが、そういったことはありません。
手の内が全くできていない大人に力任せに叩かれれば別ですが、子供に叩かれても大丈夫です。
軽さは、軽い方だとは思いますが、極度に毛詰がされていないといったことはないと思います。
 
総皮と紺奴の2つ所有していますが、どちらも使いやすいです。
総皮を先に手に入れましたが、柔らかくなりすぎてしまった感はあります。
(修理予定)
 
 
 
 
手の内はミクロパンチ。最初は抵抗がありました。
穴があいてるのですぐに大きく穴が開くのでは?とか、硬いとかありましたが
水分が含むと快適です。茶革のような独特な匂いもありません。
小手の内側にも汗対策がされています。
 
平野武道具店というお店について。
店主は教士八段です。七段の武道具さんは聞きますが、八段はそれほどいないかと思います。
剣道をしている人にとっては、八段は神的な思いがありますから、
八段=素晴らしい人間という願望を持っています。
店主は、私の感想ですが、失礼ながら御商売するのが大丈夫かな?と思ってしまうくらい良い方だと思います。
周りの方がしっかりなさってりるので大丈夫なんだとは思いますが、
けして店主が殿様商売だとか威張った感じはしません。
また、せっかくの防具でも装着が良くないと、残念なことになりかねないので、
そういった点もしっかり御指導いただけると思います。
剣道具屋さんにとって、サイズを合わせるのと装着を教えるのは、
車を売って基本的な操作を教えるのと同じではないかと思いますので
そういった点では、お近くに住んでいる方は良いですね。
 
 
 
 
東京五反田にある鐡の名前でも有名な店。
ネット世界でも、1、2を争う有名店で、評判の高いお店です。
私も数年使ってます。(現在系)
 
小手の傾向を大まかに粗く分けると、
構えた時に、しっくりくる小手
打った時に、しっくりくる小手
に分けられると思いますが、この鐡小手は、構えた時にしっくりくる小手の代表ではないかと思います。その反面、打った時の手の内の効きは普通と感じました

メリット
鐡小手が思う構えに自然と構えさてくれる(矯正される)
デメリット
自分の中段の構えを確立した人。上段。二刀の人には、不自然な感じになる可能性がある。
構えがしっかりしすぎているような気がします。
 

種類があり
赤鐡。青鐡。紫鐡。とあるみたいですが、使っている材の差で基本傾向は変わらないと思います。
 
私が持っているのは青鐡ですが、重さ、打たれた時の衝撃は普通だと思います。
(何をもって普通というかは個人差あり)
購入当時は、青鐡で防具一式揃えるつもりでした。
今は大きく方向転換したので、青鐡は高かった。赤鐡で十分でした。
値段は、お高めで、材と人件費を適正に支払うと妥当なのかもしれませんが、高価な小手です。

構えるという観点では、子供は初心者には良いかもしれません。
初心者こそ良い小手を使って欲しいです。
 
 
東京正武堂というお店について。
東京に用事がある際に立ち寄りました。
採寸という技術は優れていると思います。
対応していただいた店員さんも良かったです。
地方に住む者には、何かの際に立ち寄って、サイズを把握してもらってあとで、連絡して購入する。(来店者以外には売らないお店も1度行けば購入できる。)
というのが、一つの購入方法です。その間、自分のサイズを変えない稽古が必要ですが。