この曲線に魅せられた。

チタン製のナイフに、京都オパールの色が映える。

作者は京都在の堀居賢司氏。

京都でハンドメイドのイベントに参加されたり、ナイフショウを主催されている。

東京・東銀座のJKGショウにも顔を出されて、出展しているメイカーさんにも京都ナイフショウのPRをするなど、精力的に活動されている印象。

ハンドルにインレイされている『京都オパール』とは、京セラが開発した人工オパールとのこと。

京セラというと、鹿児島出身の故稲森和夫氏が創業者。

社是も、西郷隆盛が好んでいたという「敬天愛人」と、私の住む奄美大島とのつながりを勝手に感じる(笑)

反対側はというと、

これまたカワイイね。

と、ここまで見てもペティナイフのような印象を受けると思う。

しかし、タイトルに『ちひさきもの』と付けたように、実は全長124mm、刃長46mm。(私の実測)

10円玉と比べても、このとおり。

これだけ小さく、薄いので、カーバイド溶着はされていない。

鋭い刃は付いていないので、羊羹を切ったりとか、ペーパーナイフとして使うのもありか。

堀居氏は「デザートナイフ」と紹介されていたが、たしかに和菓子などに使うとオシャレだろうな。

「黒文字」というよりも「デザートナイフ」という名が似合うね。

 

商品名は「チタンナイフ彩」

気になった方は、ネットで検索されたし。

たまには、こんな小さなものもいいね。