先週になるが、10月21日・22日に開催された第44回JKGショウに行った。
今回の写真は、前のブログで書いたSONY RX100で撮影。
(なんせ古い機種なのでWiFiを内蔵していないため、SDカードからのアップが今日になった次第。)
場所は、いつもの東京・東銀座にある時事通信社ホール。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231028/22/kurousagi1965/1f/e4/j/o0720063315356981992.jpg?caw=800)
東京の銀座という中心地でナイフショウが開催されるって、スゴイことだと思う。
昨年は2日間合わせて2時間足らずしか滞在できなかった。
今回は1日だけだが3時間近く楽しんだ。
同時に開催されるナイフコンテストの結果発表からご紹介。
大賞はこれだった。
伊藤飛翔さん作の『クリスタルパレス・レプリカ』だ。
コンテストの出品物は、事前にネットで見ることができたが、その時点で、「あー、これが大賞だろうな」と思った。
九州のカスタムナイフ界の師匠とされる倉本俊文氏が、倉本氏の下に集まるフォルダーメイカーの皆さんに『宿題』として制作をさせるという話を聞いたことがある。
超絶もののクリスタルパレスを作らせるという、かなりSな宿題だが、その宿題をクリアした松崎猛氏と宮前敏行氏は、世界一のナイフショウであるアメリカの「Blade Show」で世界一の栄誉に輝いている。
(松崎氏は2002年のJKGコンテストで、クリスタルパレスで大賞を受賞している。)
今回の伊藤氏も、倉本氏に資料を提供いただいたそうだ。
ナイフも見事だが、木製のケースも素晴らしい。
次に、シースナイフの最高賞とも言える優秀シースナイフ賞は
コンテストの常連、大城将宏氏作の「ストレートハンター」
大城氏というよりも「あひる」さんというほうが、ナイフ界では通りがいいだろう。
オーダーで作っていただいたことがあるが、「あひる」さん流のテイストあふれるナイフは魅力的だ。
このナイフもブレードの仕上げ、オリジナルのハンドルボルトにらしさを感じつつ、ヒルトの形状もオリジナリティが溢れている。
交流のあるナイフメイカーさんたちも受賞したり、出品していて、それを拝見するのも楽しい。
中根祥文氏のハーケンナイフⅢ
(これは買うか、今回悩んだ1本だった。)
伊藤亮氏作の「Navaja(ナバハ)」
澤口勉氏作の「アンティークnaナイフ」
(これはシースとともに魅力的)
その他にも
個性的なナイフは見ていて楽しい。
次はナイフメイカーさんのテーブルをご紹介したい。