先週になるが、10月21日・22日に開催された第44回JKGショウに行った。

 

今回の写真は、前のブログで書いたSONY RX100で撮影。

(なんせ古い機種なのでWiFiを内蔵していないため、SDカードからのアップが今日になった次第。)

 

場所は、いつもの東京・東銀座にある時事通信社ホール。



東京の銀座という中心地でナイフショウが開催されるって、スゴイことだと思う。

昨年は2日間合わせて2時間足らずしか滞在できなかった。

今回は1日だけだが3時間近く楽しんだ。

同時に開催されるナイフコンテストの結果発表からご紹介。

大賞はこれだった。

伊藤飛翔さん作の『クリスタルパレス・レプリカ』だ。

コンテストの出品物は、事前にネットで見ることができたが、その時点で、「あー、これが大賞だろうな」と思った。

九州のカスタムナイフ界の師匠とされる倉本俊文氏が、倉本氏の下に集まるフォルダーメイカーの皆さんに『宿題』として制作をさせるという話を聞いたことがある。

超絶もののクリスタルパレスを作らせるという、かなりSな宿題だが、その宿題をクリアした松崎猛氏と宮前敏行氏は、世界一のナイフショウであるアメリカの「Blade Show」で世界一の栄誉に輝いている。

(松崎氏は2002年のJKGコンテストで、クリスタルパレスで大賞を受賞している。)

今回の伊藤氏も、倉本氏に資料を提供いただいたそうだ。

ナイフも見事だが、木製のケースも素晴らしい。

 

次に、シースナイフの最高賞とも言える優秀シースナイフ賞は

コンテストの常連、大城将宏氏作の「ストレートハンター」

大城氏というよりも「あひる」さんというほうが、ナイフ界では通りがいいだろう。

オーダーで作っていただいたことがあるが、「あひる」さん流のテイストあふれるナイフは魅力的だ。

このナイフもブレードの仕上げ、オリジナルのハンドルボルトにらしさを感じつつ、ヒルトの形状もオリジナリティが溢れている。

 

交流のあるナイフメイカーさんたちも受賞したり、出品していて、それを拝見するのも楽しい。

中根祥文氏のハーケンナイフⅢ

(これは買うか、今回悩んだ1本だった。)

伊藤亮氏作の「Navaja(ナバハ)」

澤口勉氏作の「アンティークnaナイフ」

(これはシースとともに魅力的)

 

その他にも

個性的なナイフは見ていて楽しい。

 

次はナイフメイカーさんのテーブルをご紹介したい。