6,7年使ってきたコンパクトデジカメ。
SONY DSC-RX100(写真はメーカーHPから)
発売は2012年6月(現在の後継機はRX100Ⅶというらしい。)
コンパクトデジカメとしてはセンサーが大きい1.0型、レンズはカールツァイスのバリオゾナーで、広角側のF値が「1.8」というスペックが魅力だった。
要は『写りがいいですよ~!』ってことで、5万円ほどしたと思う。(現在の後継機は10万円超!)
通勤バッグに常時入れて持ち歩き、旅行などにも連れて行った。(一眼は重たいです。)
それが、電源を入れてもレンズがジコジコと動いた後に「電源を入れ直してください」と表示が出て、撮影不能になった。
・生産完了になっているカメラが修理できるのか?
・新しいコンパクトデジカメを買うか?
・スマホで十分じゃないのか?
悩んだが、修理することにした。
理由は3つ。
①今ならメーカーで修理できるし、修理費用も1万6,000円ほどの定額になっている。
②写りの良さ。
③同じ大きさの撮像素子とレンズの付いた新しいコンデジを買うと8万円ほどになる。
メーカーの「集荷から修理、配達まで」一連のピックアップサービスを利用したところ、見込みの2週間より早く、10日で離島にある自宅に届いた。
『まごころを込めて清掃いたしました 〇〇」と担当者のお名前入りのカードは、今の時代に、人の手を感じる嬉しさがあるね。
ただ、修理に出す際に心配していたことが2つ。
生産完了時には、レンズ外側の記載が初期の「Carl Zeiss」から「ZEISS」に変わっていることと、ボディ正面右下にある「ZEISS」の青いシールが無くなっていること。
修理から帰ってきた時に、その2つとも変わっていたという書き込みを見た。
しかし、帰ってきたカメラは、懸念した2点ともそのままだった。
カールツァイスの名前と、赤い「T*」には、フィルムカメラの頃にコンタックスを使っていた私にはたまらない魅力。
(これが分かる人は40代後半以上だろうな…)
さて、手元に帰ってきた3連休だが、天気も良くないので、近所の海辺まで散歩ながらのチョイ撮り。
このトーンの滑らかな階調が魅力だな。
レンズを最広角の24㎜相当にして、絞りは開放のf1.8で撮影。
このボケ味もいいね。
古いデジカメなので、WiFiは搭載していないし、暗所には弱いかも知れないが、あと4,5年は大事に使っていこうかな。