今年入手した金井氏作ナイフ

このナイフを見ていて、ヒルトとエンドヒルトにイングレーブ(彫り)を入れると映えるだろうと思った。

そこで、お世話になっているイングレーバーの星山氏にお願いしてみた。

星山氏とは10年近く交流いただいており、いつも無理をお願いしている(笑)。

しかし、星山氏は最近、大病を患い、回復されたものの検査等もあり、無理されるのは、こちらから遠慮申し上げたいところ。

ということで、完成時期も問わずにお願いしたのだが、早めに完成した。

ヒルト周りは、こんな感じ。

これは凄い。

彫りが強く細かくなっている。

えーっと、葉脈が何本彫られているだろう。

それも、深く強い彫りなので、立体感も凄い。

実用ナイフでありながら、彫りが入ることで、豪華というか愛着が増すように思う。

機能的というよりも装飾の意味が強いが、ナイフメイカーとイングレーバー、2人のプロの仕事が終結した1本は、やはり所有欲を満たしてくれる。

星山氏の手術を挟んだ前後で仕上げていただいたことは、何か、これも思い出の一つになる気がする。

また、お気に入りのものに彫りをお願いしてみたいね。