ブギウギ劇終・服部良一先生 | ☯電影☆歌謡♪趣味★旅☆彡

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とうとうブギウギが終わってしまいました。朝ドラは毎朝元気もらえたり問いに考えさせられたり中には??なものもあり、その作品ごとに色々感じられるものがありましたが、

 

ここまで楽しいと思えたのは初めてでした。脚本の緻密性や演者ならではの体現力に感銘を受け、何より歌唱力が演じる必要性のラインを遙かに超えていた見事さに魅了されました。

 

モデルの方を演じて体現するだけなら、歌は無難な程度に歌えれば良いと思います。一話の東京ブギウギを聴いた時は少し残念に思ってしまいましたが、ドラマと考えるとあの位で十分ではと。

 

ラッパと娘はまだ少し荒さがありましたが、歌の後半にいくにつれてパフォーマンスと歌唱が伴っていったように思い、十分素晴らしかったですがまだまだ聴かせて下さる片鱗を感じました。

 

歌を忘れた少女が歌を取り戻したかのように弾けていくセンチメンタル・ダイナ、粋な打楽器に草原の可憐な少女が浮かぶアイレ可愛や、弟さんへの悲痛さを浄化するかのような大空の弟、艶やかに華やかなコペカチータ、情熱的で魅惑的なハバネラのジャズカルメン、眩しい程に活力満点の東京ブギウギ、女豹の如く野性的なジャングル・ブギー、軽快なおかしみ漂う買い物ブギー、笑顔の大輪咲くヘイヘイブギー、そしてラストは愛おしむように柔らかな始まりから彼女らしく遊び尽くした東京ブギウギ。

 

聴く歌聴く歌が魅力的で趣里さんの歌唱力が圧巻でした!!ラストの東京ブギウギは同録でしょうか?素晴らしかったです☆彡

 

笠置シズ子さんの生き様はこうでしたよ~って教えて下さるだけで良いはずが、歌の魅力まで伝えて下さる、まさに歌手でした。

 

おそらくですが、お人柄の部分では福来スズ子=笠置シズ子とはならなかったのではと。母が横でこうだったよーてうるさかったですし(笑)自分なりに笠置さんの事を色々調べた時、

 

笠置さんてスズ子さんの十倍位気が強いのでは?と印象を受けました(笑)実際の彼女を知ってる方には笠置さんに見えたかどうかと考えると、ドラマならではのキャラクターに思いますが、

 

スズ子さんに見る歌手としての心意気は伝わってきたのでは。羽鳥先生と歌の上で相思相愛な絶妙な関係性、りつ子さんを尊敬し切磋琢磨する中で築かれた同志の間柄、喜劇という新たな道を示して下さったタナケンさん、何より愛する人愛助さんなど、

 

色んな方にズキズキの先のワクワクを教えてもらいながら成長していく姿は、モデルと=とはならなくても、ハツラツな軽快さや細やかな心の動きなど趣里さんの魅力で体現してくれました。

 

周りの方々のモデルの心意気伝わる体現力も見事で、羽鳥先生の歌が好きで好きでたまらず時に愛で脅すような笑みのステキさに服部先生の音楽に聴く音楽や歌への愛を感じ、りつ子さんの厳しさの中にある愛情深さや大切なものを見抜く視点などに淡谷のり子さんの厳しさの理由や知ることのなかったキュートさを感じ、タナケンさんの笑いへの厳しさ愉しさにエノケンさんが優れた喜劇者であったことを教えて頂けました。

 

歌の三角関係ではいつも先生が間に入ってましたが、今回はりつ子さんが間に入ることに(笑)りつ子さんの、歌い手は歌の一部、というお言葉に先生の歌愛を可視化して頂けた気がして、これ程歌手冥利に尽きる理想的な関係性ってないのではと思いました。それはスズ子さんにとっての先生もそうだったことに、りつ子さん&麻里さんのダブルで苦しめ合戦な四角関係が良き・笑

 

奇縁なスス子さんと先生・スズ子さん以外にも良き歌い手がいると先生に気づかせてくれたりつ子さん・スズ子さんにとって家族のような友人麻里さんと、それぞれに微笑ましかったです★

 

水城アユミさんは設定として美空ひばりさんを彷彿とさせてくれたものがあり、役柄としては例えばスズ子さんのヘイヘイブギーをひばりさんが聴いていたら、尊敬の念から大喜びでお聴きになられていたのではと思いましたが、尊敬と共に目指したい歌手としての悔しさもあったと考えると、アユミさんの訝しげな表情も合っているように思い、次週で感じた謙虚さや変らぬ尊敬に、歌との向き合い方が誠実な方という部分も好感が持てました。

 

ウィキ様での内容に、ひばりさんは一ファンとしても理想の歌手としても素直に尊敬されてたのではと感じ、競い合いの気持ちがあったとしてもそれはお母様のお気持ちではと思う一方、笠置さんは子どもながらの実力を認めた上での競い合いの気持ちが強かったように感じ(憶測です↓おじぎ↓)、母に聞かされていた話に余り良好な間柄には思えませんでしたが、ドラマでは程々の関係ながら認め合えていたことにズキズキでウキウキ☆彡ふと、お前に惚れたには笠置さんが・哀愁波止場には淡谷さんが、ひばりさんの歌唱にほんのり感じられた気がしました。

 

スズ子さんが愛した人愛助さんや先生の奥様麻里さんなど、書き切れない位どの方も温かでそれぞれにユニークで、今作を描く上でとても魅力的な方々ばかりでした。先生と三人の歌姫特集を観た時に渡辺はま子さんがおらん・・・と無念でしたが、ドラマでは蘇州夜曲にて朧に歌声をお聴きできました♪彼女以外にも登場させきれなかった方々がきっと沢山いらしたのでしょうね。

 

人一人の人生をドラマで描き切るには限られていたことを考えるとある程度の脚色は必要で、ドラマとして変えてる部分はあっても真実として存在した事の根幹は揺るぎない描かれ方をされていたように思い、上手い切り取りをされた脚本も見事でした。

 

ドラマとして良い話に脚色してる部分でもその前にちゃんと事実としてあった事を見せた上での脚色で、大事な部分が変らなければドラマならではのお話はあっても素敵だなと☆

 

ドラマならではで粋な笑いを頂いた一例に、子が男の子だった場合の愛助さん命名カブト!絶対使わないから遊んだな?と思いました(笑)女の子は実際の方の読みがエイスケだからヱイ子=愛助だから愛子は納得ですが、カブトて・笑(本来静子から静男)強い子へと願っての兜は心強い名前ですね、でもカブトて(二度目・笑)シリアスに切なくもちょっぴり笑いも頂きました★

 

義理と人情で終えた最終回は、ドラマ全体で描いてきたものとして伝えたかったことなのかなとほっこりし、世の中そうあってほしいと共感いたしました。ドラマ都合な脚色かもしれなくても、義理と人情についての問いかけや学びになるのではと。

 

全体の脚本力やこれまでの演者の体現力に、モデルの方々の心意気や歌との向き合い方など学びがあり、ただ演じるではなく歌手としても魅了してくださったことに、今作の作り手演じ手の心意気溢れる作品に思い、偉大な方々の心意気を教えてくれる現代の方々の熱が込められた作品と出会えた事に感謝↓おじぎ↓深々

 

 

 

何か、特集などでこうだったよーというお話を壮大なドラマで楽しく濃厚に教えて下さった作品でした。中でも驚いたのは服部良一先生の音楽たち。先生が作られたと存じずに聴いていた歌が沢山でした。蘇州夜曲・夜来香なんてびっくらポン!

 

先生のお名前はスターダストレビューさんが尊敬の念を込めて熱く語られていた時に聞いていて、彼らが音楽や歌に歌に対しての愛や遊び心が満載なのは、先生の音楽愛歌愛のエッセンスもおありだったから音楽や歌に対する愉しげ気な空気感が似通っていらっしゃるんだなと、ブギウギに改めて思いました♪

 

お名前を教えてくれたスタレビさんのCDに東京ブギウギや銀座カンカン娘が収録されていて、母に笠置さんと高峯秀子さんの歌と教えてもらうも、ご本家と全くちゃうやん!と思いました(笑)どちらも遊び心に溢れたアレンジでお気に入りです☆彡

 

余談ですが、車でもう線路半ばという所を通ろうした時、電車が来るカンカンと同時に銀座カンカン娘がCDから流れてきて、ヤバい!カンカンしてる急げ~!と言ってる横で、カンカン娘だね~と暢気な母にそれどころじゃない!とツッコみました(笑)止まったらアウトで焦る中、先生の曲に助けて(?)頂きました★

 

先生が作られたと知らずとも気づけばあちこちで救われており、先生と知って嬉しく納得の音楽たちでした♪これからも先生の音楽や歌を聴いてワクワクを頂けたらと思います☆彡

 

 

以上、ブギウギや服部先生についてでした↓おじぎ↓

 

 

 

何か最近書きたい病が異常にうるさいです(笑)今までは好きな映画のリアルタイム放送は殆ど無かったのでのんびり書いてましたし、歌についても聴きたい方の出演や歌唱が少なかったりなどでこれまたのんびり書いてきたつもりでしたが、

 

ジャッキー祭とブギウギ同時降臨という、これまでの暢気さが嘘のように好きな映画好きな歌がいっぺんに襲ってきました(笑)少し前に約一年遅れの放送とケチ(?)つけた(偶然です)からか、満天の星空ショウ放送に喜ぶも、その他の消し消しが間に合わずドラゴン・キングダムの容量なくなりました・・・アホ

 

欲張るなってことですね~拳シリーズまでにどうにかせねば~!

 

ブギウギ劇終には寂しくも少しはペース落とせるかな?苦笑

 

今後もマイペースなブログでいきたいと思います↓おじぎ↓深々

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました~♪