阿郎戀曲から阿郎的故事 | ☯電影☆歌謡♪趣味★旅☆彡

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最近のマイブームであるMr.BOO!三作・・・ここ数日鑑賞できてません。なので鬱憤が~!!(主はハマり出すと関連作品をループしたくなる特性を持っています・汗)

 

今世界フィギュアが始まっていていその録画や容量空けでディーガが使えず、Mr.BOO!に限らず録画したものが全然鑑賞できない~~~ならばDVDじゃ!

 

 

ということで(?)過ぎゆく時の中で/阿郎的故事を鑑賞。

 

※up主様方、動画をお借り致します↓おじぎ↓(深々)感謝!!

 

何故このチョイスとなったのか、発端は許冠傑:サミュエル・ホイさん(以後サムさん)の名曲集より、夢見心地のような心暖まる歌だな~と感じたある一曲、阿郎戀曲。

 

MVはあるのかしら~?と検索すると見覚えのある映像が・・・ユンファさんではありませんか!?この映像は過ぎゆく時の中でかな~と・・・ですがこの作品には個人的トラウマっていうと大げさですがショックで余り覚えてないんです。

 

というのもラストが辛すぎて(泣)そこへ至るまでの過程はすっごくものすご~くよかったという印象ですが、だからこそ余程気落ちしたのか何がどうよかったという記憶が全て吹っ飛んでおり、ある意味トラウマとなって封印していた作品。

 

阿郎戀曲は今作に使用された歌で、映画の中でこの歌を聴きたい!という一心に、今回そのシーンと対面するきっかけをくださったように感じ、ラスト以外は本当に素晴らしかった為なぜあのラストだったのか?と改めて鑑賞してみるとことに。

 

もうね、封印も封印(笑)普段鑑賞用の棚とは別にある箱の奥底から引っ張りだしてきました(苦笑)ご無沙汰ながら観てみると今なら自分なりに理解する事ができたような気がしました。

 

トラウマ払拭はよかったんですけどね、観始めて早々ユンファさん、頭どーした?(笑)見るからにダメ男というかご苦労されてるんだなというボサボサな長髪(仰天)ラスト15分位は素敵な短髪を拝めましたが☆(記憶ないのでほぼ初見のような反応・苦笑)

 

 

父子の愛と傷ついた愛の再生物語で、主な出演は父に周潤潑:チョウ・ユンファ(アロン)・母に張艾嘉:シルヴィア・チャン(シルビア)・子に黃坤玄:ウォン・コンユン(ボーゲイ)。

 

上記役を踏まえつつラストまでの良き過程を以下、フローチャートにしてみました。

 

仲良し父子→元恋人に再会→子の母は元恋人(阿郎戀曲挿入サムさん歌唱♪)→母子再会で仲良しに→三人で睦まじい(阿郎戀曲を三人で歌唱★)→子を取り合ってもどかしい→母の元へ行かせようと父子喧嘩→母の元へ→バイクに想いをはせる父・共に過ごす母子→子どもちゃんはやっぱり三人が良いよね・涙→父、もう一度バイクレースへ→応援に駆けつける母子→衝撃のラスト

 

色々すっ飛ばし気味ですがおおまかにこんな感じ。

 

 

問題のラスト、アロンはレース中事故で転倒するも、三人で過ごした時を垣間見てレース続行。歓喜する母子。しかし重傷の身体ではやはり無茶でした・・・母子を見つめながら意識が朦朧とするアロン、泣き叫ぶ母子。再び転倒により炎上し、駆け寄ろうとする母子の前で大爆発。泣きながら抱き合う母子で劇終。

 

以下、個人的見解です↓おじぎ↓

 

再起を懸けたレースへの決意・垣間見た三人の時・駆け寄る母子を見つめる最期。これらが阿郎的故事(アロンの物語)の全てを物語っているように思いました。

 

炎の中母子を見つめるアロンについて、描写はありませんが見つめる瞳の先に、恋人だった日々・家族のように過ごせた時・そしてもう一度やりなおせたら・・・と、そんなことを走馬灯のように想い描いていたのでは。

 

ですが過ぎた日は戻らない。悲劇の男アロンの物語、阿郎的故事という原題に過ぎゆく時の中でという邦題もスッと心の中でとけていったように感じ、過ぎゆく時が過去の懐かしい日々であり、時の中でとは母子を見つめていた時がその時の中なのではと。(こういった作品の邦題はピッタリにすばらしいですね☆他作品ではテキトーなのに~個人的直近ではインベーダー作戦という邦題に、インベーター終盤にちょこっとじゃん、突撃出演に作戦も何も無いじゃんか!笑)

 

サムさんの歌のおかげでトラウマだったラストと対面することができ、このような形に色々考えてみたことで、ただの悲痛なラストではなく様々な過程を経て、温かな日々への夢に向かった一人の男アロンの戻らぬ日々を描いた物語だったように勝手ながら解釈することができました。

 

 

映画から他作品へ繋がっていくのは現在進行形でよくありますが、歌から繋がるって初めてでした(驚)まあ、言語のわからない歌手の方にハマったのも初めてですから・笑

 

因みにサムさんのMVも睦まじい恋人とのやりとりがありつつもどこか物悲しく、その懐かしい日々に想いを馳せてるように感じました。切なさを胸に秘めながら穏やかなあの頃の思い出につつまれていたくなるような温かい歌だなと★

 

劇中での挿入歌では字幕訳も出るのですが途中で消えちゃう(映画だから仕方ないが・泣)ので、半分は想像するしかありませんが、今作に寄り添ってくれている優しい歌です☆彡

 

さらにこの歌をお三方で歌唱される場面も♪にしてもユンファさんやっぱ下手(笑)上海攤大丈夫日記でもそうでしたが、如何に気持ちよく楽しく!という心意気だけで歌われているように思えて、その楽しさをこちらにまで伝播させる威力に音痴な気さくさもユンファさんの魅力だなと~!

 

サムさんのコンサート映像などでユンファさんをよくお見かけしますがきっと交流されているんでしょうね、どちらもお一人で主役張れちゃうから共演作はなさそうですし、そうなると映画ではそういった関係がわからない部分ですが、コンサート映像では親しげで微笑ましく、ユンファさんに限らず主役級のスタアたちも(仰天)最近はサムさんの歌漁りのおかげで今まで拝んだことのない歌手界の交流にも楽しませていただいています☆

 

 

今回はラストに焦点を当てましたが、劇中では子役の演技がまた素晴らしいんです!!ほっこりした気持ちになれたり泣かせてくれます(涙)とてもデビュー作と思えません・驚

 

父子喧嘩はアロンの凄まじさとボーゲイの激しさに圧倒されつつ、子を想うが故の父とその気持ちを理解している子にやるせない・・・チビの頃に鑑賞してたら酔拳2のティロン様並にトラウマ(こちらは既に克服!)になってたかも(苦笑)今はアロンもティロン父も良き父親に感じられる名シーンですが♪

 

シルヴィアさんもよかった!メインが父子の物語の為かそれを崩さずに程よく麗しく演じてくれました★そしてン・マンタさん、熱く豪快に友人役を好演☆女癖悪かったが・笑

 

何よりユンファさん、良き父親ぶり、罪を悔いつつ恋人への愛ある眼差し、変わらない眩しい笑顔、怒りの形相や悲哀の表情など、見事な表現力を発揮してくださっていたのに。

 

むか~しに観た私はすこぶる未熟者で、過程がもの凄く良すぎた為にラストはどーして?どーして?とただただ呆然とするしかありませんでした。今回の鑑賞で持ち前のあなたの魅力と作品の素晴らしさに気づけました。映画に今迄ごめんなさい↓土下座↓今作と対面する勇気をくれたサムさんの歌に感謝でした☆彡

 

 

以上、阿郎戀曲から繋がった阿郎的故事についてでした!

 

鬱憤晴らしなトラウマ払拭にお付き合いくだり謝謝ー☆