拝めるだけ拝ませて頂きました☆ | ☯電影☆歌謡♪趣味★旅☆彡

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愛され続けて十周年!!
$華星電影ときどき旅
張國榮:レスリー・チャンメモリアル~♪

9作品中7作品を鑑賞し、本当は全部観たかったのですが、予定やマネー的な問題で残念ながら諦めました↓↓観た作品は以下でございます!

・上海グランド
・ルージュ
・恋はあせらず
・恋戦。OKINAWA
・男たちの挽歌Ⅰ
・男たちの挽歌Ⅱ
・チャイニーズゴーストストーリーⅠ

題名横は簡単なあらすじです!感想文長いので読んでくださる物好き様はご覚悟を(苦笑)気になる作品がございましたらどうぞ読んでやって下さい★


・上海グランド:1930年代、反日同盟の闘士が裏社会で這い上がるノワール。

周潤發:チョウ・ユンファ主演ドラマ上海灘の映画版。許文強:ホイ・マッキョンは張國榮、相棒の丁力:ティン・リッが劉德華:アンディ・ラウ!

出だしからちとグロくてあわわ(汗)無精ひげの張國榮がグー☆映画の構成が主要人物の章ごとに分けられており、その人物の人間性や人生を語りながらも話がちゃんと繋がってて分かりやすかった。

何年も前に観たドラマの記憶は曖昧ですが、映画を観るとここはこうだったな~とか思い出されました。、比べちゃだめってわかってるんですけどね、ドラマと映画じゃ描き方が違うし・・でもヒロインがもう少し機能してほしかったな↓主役が二大スターな為かちと印象に残らなかったり。あと、ラストの倒れ方!アンディさんに美味しいとこもってかれちゃったな~と↓銃撃の嵐にはドラマ同様許文強に倒れてほしかったな~なんて・苦笑(だから比べちゃダメだって!)

色々書いちゃいましたが、許とヒロインとの出会いも好きでしたし、何より許と丁の友情もちゃんと感じられる脚本でお話も纏まっててよかったです☆彡アンディさんが若々しくてめんこかった!特に裏社会に入る前が★

お歌もドラマ版上海灘をまんまアンディさんが歌ってくれて、あの曲が劇中かかる度に鳥肌が立つほど喜んで声を出さずにひっそり歌いました♪


・ルージュ:恋人を探しに現世へ戻ってきた美しき幽霊の切ない恋物語。

劇場初公開作品でどちらかといえば張國榮というより梅艷芳:アニタ・ムイの作品。普段の三枚目アニタさんとは違ったシリアスな彼女を私が観たのは挽歌Ⅲ以来。挽歌Ⅲは痺れる姉御でしたが、それとはまた違う美しさ!無垢だったり妖艶だったりな表情に魅せられ、時代的な特徴なのか逐一仕草が色っぽかった♪

登場してそうそう梅艷芳を口説く張國榮が毎度ながらスマートで笑顔が相変わらずキュート☆彡あと京劇の彼を観れて嬉しかった~メイクが映えて美しかったです!!50年後の現世で張國榮自身が50年後の自分を演じてるってのは予習してて知ってましたが、うん・・言われなきゃ分からない凄いメイク技術(驚)

身分違いで結婚を反対されて心中する二人。あの世で会う約束をしたのに来ないからと現世へ探しに来るアニタさんだが、そこは50年後の世界。ふと現代で出会って探すのを手伝ってくれたのは萬梓良:アレックス・マンと朱寶意:エミリー・チュウの二人。朱寶意が一生懸命な女の子で可愛かった★

色んな1930年代が舞台の作品を観てきましたが、この時代の役や雰囲気が張國榮に似合いますね、まさに映像美!!あと余談ですが、まさかの恵英紅:ベティ/クララ・ウェイと劉家榮:ラウ・カーウィンを拝めて地味に喜びました・笑

今作では二人で心中して結局張國榮だけ生き残って梅艷芳だけ逝ってしまうというちと物悲しいお話でしたが、現実にはプライベートでも仲良しだったお二人、同じ年に逝ってしまわれるだなんて、今作でバットエンド気味なラストをリアルで補わなくても・・と内心突っ込みました・・涙


・恋はあせらず:ダメ男なレスリーさんは劇中終始ダメ男なのです・笑

日本では劇場初公開らしくてちと楽しみにしていたのですが・・面白かったけどなんか勿体無いな~って感じでした↓脚本がな~共演に梁家輝:レオン・カーフェイ、關之琳:ロザムンド・クワン、曾江:ケネス・ツァン等出演者は何気に豪華だったんですけどね☆

レスリーさんは劇中にて珍しく眼鏡をかけててお調子者のダメ男!その友人にレオンさんがロン毛な真面目役で介護職につきながら音楽家を目指してる青年。

職場の女性がレオンさんに好意持ってくれてるけど、レオンさんはロザさん、ロザさんはケネスさん。職場の女性も可愛いし健気だから良いじゃんと思うけど、思うようにいかないのが恋なのでしょうか?

レオンさんの妹もレスリーに好意をもってくれてて健気!そのせいか彼女を都合よく使うレスリーさんが本当に酷い奴に思えました・笑

レオンさんが音楽家の道を諦めて介護職を継ぐ決心をした矢先、彼の職場をレスリーさんが勝手に売っぱらったりとかね、うん、スゲーやな奴・(爆)でもその後改心して、友情や愛を取り戻そうとしてる姿勢にはちとほっこり★それでも根本的な性格は変わってなかったんですけどね・苦笑

内容はどうあれ、ダメ男だけどどこかか憎めなくて可愛いという彼の魅力を拝めた作品でした~!チケット買う時に題名言うのが恥ずかったッス・苦笑


・恋戦。OKNAWA:複数の男女の様々な立場が交差する恋愛模様描いた作品。

恋はあせらずと同じくなんか勿体無い作品に思えました↓監督がキングオブカンフーやファイトバックトゥスクールの陳嘉上:ゴードン・チャンなだけに余計残念↓↓共演は梁家輝、王菲:フェイ・ウォン、加藤雅也、黎姿:ジジ・ライ!

香日合作で、日本人のヤクザがもう少しヤクザになってくれ~って思っちゃいました(苦笑)加藤雅也さんはカッコよくて英語の発音も綺麗でした☆ロケは沖縄だそうですがたまたま雨季だった為、劇中では雨のシーンが多いです!

ダブルヒロインの王菲と黎姿がそれぞれ美女でした!!王菲は恋する惑星で有名なようですが、私は観ておらず今作で知り、うわ~また新しい美女に出会っちゃったな~と(笑)歌手の方のようですが、劇中の喋ってる時の声と歌声が全然違ったのでビックリ!歌声は甘くて可愛らしく聞こえました♪

お二人ともスタイル抜群で黎姿の足細~とか(オヤジか!)思っちゃったり、こんなに健気な彼女に冷たいレオンさんにイラッ!途中で別れちゃうのですが、そこはもう少し描き方があってもな~と・・なんか中途半端に感じちゃいました↓↓

レスリーさんは無精ひげな泥棒さん☆憎めないかわいらしさを感じさせる毎度ながらのめんこい役柄ですが、彼が王菲にどう惚れて何故好きなのかがイマイチ分からなくて、王菲もツンケンしてるもんだから、可愛く言えばレスリーさんにやきもち焼かせたくてレオンさんと行動するのもわかるのですが・・う~んツンケンなやりとりばかりで今一つラストのデレまでの過程がちと分かりずらいかな~とか・苦笑

やはり脚本でしょうか?なんか色んな恋愛を巻き込んでごちゃまぜにしといて、重くはないのですがスッキリしない感じ(汗)そんでもって王菲の仕事先の女性と張國榮の相棒がくっついて新カップル誕生という、そこだけが平和でした・笑


・男たちの挽歌Ⅰ:ヤクザと警察の兄弟の葛藤や裏社会を描く熱いノワール!

香港ノワールといえばこの作品★周潤發が色々美味しいけど実は狄龍:ティ・ロンが主役!私は狄龍目当てでみて周潤發にはまりましたが、その逆の周潤發目的で狄龍にはまった方も多いのではと♪狄龍の背中が、表情が渋い!!

公開時ブレイク中の周潤發と数年前までショウブラザーズの看板だった武術家狄龍のカムバック等、彼ら二人を知る当時のファンにはたまらない作品かと!主役と相棒がスゴすぎて、今作初鑑賞時は余り張國榮には注目できず、彼の事も知らずに観たのでただの歯がゆい弟として薄い印象でした。

DVD入手後でもやはり狄龍と周潤發の作品と思ってるので、今回張國榮メモリアルという事でスクリーンにて張國榮に注目できたらと拝んできました♪劇場では迫力があって銃撃戦の音が後ろから聞こえたり楽しかったです・笑

さて歯がゆい弟君について!公開年が1986年なので、当時は・・30歳!?しかも周潤發と一歳しかしか違わないのが不思議な位年の差があるように感じます(笑)周潤發が31歳は納得いくけど、張國榮が30歳って・・うん、童顔万歳・爆

序盤の狄龍兄とのじゃれ合いが兄貴大好き!!って感じで笑顔がめんこい☆彡その後は、兄のせいで父が殺され出世もできず班からも外され・・信じていた兄だからこそ裏切られた傷は深く、兄もまた弟の為に足を洗う決心した矢先の失敗で何とか弟の信頼を取り戻そうと必死に頑張り、両方の様子が分かるからこそああ~歯がゆい!恋人の朱寶意が張國榮にどんなに当り散らされても兄弟の絆が戻る手助けをする姿は健気で、序盤のドジっこが癒しです・笑

今作個人的に泣き所が決まっており、狄龍と周潤發の再会、狄龍が弟の名を呼ばせてもらえずアッサー!(刑事さん!)と呼ぶ所、終盤の銃撃戦から最後!

一つ目は狄龍の泣き所になる為割愛~二つ目はいつも狄龍目線ですが今回張國榮に注目して観ると、狄龍に涙させる程に愛を憎しみに変えた鬼気迫る彼の怒りが凄い!!三つ目が友情は勿論最後の最後で兄弟の和解という見所づくしで、ダメ押しはラストに流れる張國榮の當年情!物悲しさ合ってイイです・泣


・男たちの挽歌Ⅱ:和解した兄弟が新たな仲間と共に裏組織へ立ち向かう!

今作一番の泣き所は張國榮の電話シーン!!朱寶意に最期と気づかせないよう一生懸命喋る彼と、彼に幸せいっぱいの笑顔で話す朱寶意との会話が(泣)和解を果たして皆との良い絡みが多いおかげかⅠよりⅡの弟君は泣かせてくれます!

狄龍の相棒がマークなら張國榮の相棒はケンで、張國榮を仲間に誘ってくれたのもケンだし、行動を多く共にしたのもケンで、最期まで支えて看取ってくれたのもケン。短い間でしたが確かな友情が築かれていたと思います・涙

そして彼の死を知って放心状態で事故りそうになる狄龍。救ってくれた警官に弟を重ね、張國榮の歌がバックに流れてまた涙を誘います・・しくしく

序盤の兄弟の絡みもよかった!兄が弟を心配して一度は断った仕事を引き受け、弟は兄に仕事をおりるよう言われるも、昔の俺は何も分かってなかったからこの仕事で兄を理解したいという弟に兄感動♪私も感動(笑)弟君の成長に拍手★

このような張國榮の素晴らしい弟君だったからこそ、ラストの組織へと立ち向かう男たちの復讐劇がより一層熱いものとなっているように感じます!!

ラストの曾江に対する皆の態度が酷い(笑)けど毎度美味しい!ⅠもⅡも何気にケネスさんのポジションが好き☆あと最近周星馳(チャウ・シンチー)伝いで知った呉孟達(ン・マンタ)がいてビックリ!星さん映画で喜劇役者として認識した為、今作や食神等元々彼は悪役も上手い方だったんですよね~今更ながらの新発見!


・チャイニーズゴーストストーリーⅠ:美しくも切ない恋物語(簡潔すぎ?笑)

他にあらすじの書きようがなくて簡単にいうと悲恋。でも感想を語ろうとすればそんな一言では語りきれないほど美しすぎて素晴らしすぎる作品☆彡

今作を初めて観た時は張國榮を知らずに王祖賢(ジョイ・ウォン)目的で観て、彼女の魅力に失礼ながらやはりちと薄れてしまった印象がありました。そして二度目の鑑賞が今回のスクリーン上映★挽歌同様張國榮目線として鑑賞!

うん、彼は今作の癒しですね(笑)ラブシーンやアクションシ-ンが多い中、一番笑かしてくれたのは王祖賢の琴の音と歌に惹かれて訪れる東屋の場面☆彼女が一生懸命誘ってるのに、善良な彼は気づかないというおまぬけが楽しい・爆

更に笑い所といえばゾンビシーン!怪我した張國榮の血の匂いに目覚めた彼らがしずか~にでも必死に彼に迫るも、これまた暢気なレスリーさんは気づかず、しかも窓を開けて気持ち良さそうに日光浴してると、その光で知らぬ間にゾンビを倒して肝心のレスリーさんは??状態という、何だかゾンビが不憫になりました(笑)

低予算な今作を現代の技術と比べるとあれですが、ゾンビがアニメだったりなチープ感が、高技術高予算なCGではなく人の手で創られたと思うと嬉しい♪CGを否定しませし場合によってはありだと思いますが(少林サッカーのCGは好きですし)現実味がなくて共感を抱きずらいです↓↓CGメインのSFなら別かもですが、今作はSF要素がありながらもCGを使わなかったというのがまたメインの悲恋な部分を引き立てた作品だと思います★

ワイヤーも使いすぎると逆に人間離れしすぎちゃいますが、この時代ですとまだ大変な技術で苦労されたでしょうし、何より幽霊設定にぴったりで、ワイヤー多用での布の魅せ方もまた映像美として画面を華やかにしてくれました☆

話が微妙に逸れました(苦笑)映像美としては王祖賢の髪がなびいてるアップは言うまでもなく、あとは彼女の部屋でのシーンもお気に入り!

仲間達から彼を必死で匿う彼女が取った行動、水中で息苦しくなった彼に空気をあげるのですが、キスシーンをラブシーンより映像美と思えて見惚れるほど美しく、ちと大げさかもですがその瞬間だけ世界が違うかのように見えました(放心)ただ、こんだけこのシーン語っといてなんですが、ここでも彼は癒しでして、彼女が懸命に隠してるのに水から出たり入ったりで(仕方ないけどね)彼女の困らせ方が絶妙で地味に笑えます・笑

忘れちゃいけないのが道士こと牛馬:ウー・マ!彼と張國榮のやりとりも微笑ましかった♪普段三枚目な牛馬が今作笑いは張國榮の純粋さに任せてたように思え、珍しくカッコよくて例えるなら林正英:ラム・チェンインの道士様みたい☆彡

幽霊と人間でありながらも愛し合う二人。最後の夜、彼女の絵に互いの想いを綴る至福の一時、二人の為に時間が止まってくれたらと願いました・・

仕事は失敗して功夫もできない純粋で真っ直ぐな優しい人。平凡で何の力もない彼だけどそれでも愛する彼女の為、道士様の助力を経て必死に敵に立ち向かいます!!そして何とか救い出すも別れの時、最期の顔を見られなくても彼女の転生を切に思って骨壷を守る姿には涙せずにはいられません・号泣

ホラーもアクションも笑いも盛り込んでるのに、メインの悲恋を埋もれさせずにこれほど素晴らしく描いた映画はなかなかないかと☆彡歌については名曲ですが張國榮追卓日記で語ったので割愛!感想が既に長いから(苦笑)



はい!読んで下さった方、お疲れ様&ありがとうございました↓おじぎ↓

観られなかった作品はチャイゴーⅡと狼たちの絆です!チャイゴーⅡは予定が合わず、狼絆はDVDを持ってる&周潤發共演の挽歌を観たので無理やりな諦め~↓↓チャイゴーⅡも名作ですよね、この続編もお気に入りです★

映画館の張國榮への愛が凄い!9作品を期間限定上映という企画を始め、館内に飾られた彼のポスターの数々、過去作品のパンフ販売等本当に感激いたしました!!このようなイベントを開催してくださり本当に感謝しています↓おじぎ↓

ただできれば・・パンフに番号をふっといてくれたらな~と、題名によって買いずらかったです(恥)流星とかはまだしも、君さえいればやもういちど逢いたくてとか、注文しててホント恥ずかしかった・爆

以上、張國榮メモリアル7作の感想でした!長々お付き合いくださり謝謝ー☆