全国学力テスト 宮城県は仙台市以外で全教科全国平均を下回る
4月に行われた全国学力テストの結果が公表され、仙台市以外では全教科で全国平均を下回りました。
全国学力テストは、学力や学習状況を調査し指導に反映させるため文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に毎年行っています。
国語と算数・数学に加え、中学校では英語も出題され、宮城県では約3万4000人がテストを受けました。
県全体の小学6年生の正答率は国語が66%、算数が60%でした。
中学3年生は国語が70%、数学が48%、英語が44%でした。
仙台市以外の市町村では、全教科で全国平均を下回り、その差は2ポイントから7ポイントありました。
特に、小学校6年生の算数と中学校3年生の数学はワースト2位と全国平均より5ポイントから7ポイント下回りました。
7月30日
こんな記事が載っていました
毎回、宮城県は「仙台市以外」の子供たちの学力の低さが記事にされています
色々な理由があると思いますが、、、これは教職員の質やレベルがどうという以前に
親世代の意識と風土の問題です
宮城県は、親世代の「教育への意識」が薄いところです
今から10年ほど前に、当時小学6年生だった長男を近所の塾に入れましたが
周囲からは
「そんなに早く?まだ早いんじゃない???」
といった反応が多かったです
全然早くありません!仙台市内のそれなりに意識の高い家の子は、小学3年生時点で入塾しているか、私立の小学校で高い質の教育を受けているか
そういう子がいくらでもいます
そういった子たちと「高校受験」や「大学受験」で勝負するのです。。。むしろ長男は早くはなかったと今でも私は思います
「塾に入れるのが早すぎる」と言われてましたが、長男の入塾を機会に?近所の同級生たちの様々な「入塾情報」を耳にするようになりました・・・誰かが入ると焦り出す人たちは多い
当時、ウチの長男とそれほど変わらず「入塾」した子たちはみんな、「地元では名の知れた進学校」へ進学し、
少なくとも「バカ」とは思われない大学に進学し
「ほほう。。。なるほど」と思えるような企業、団体へ就職して
頑張っている子が多いです
つまり
周囲の意識と学力が低い宮城県だからこそ、ちょっと早めに取り組んだ、取り組ませた親子は簡単に結果を出せている
という事です
今どきの親世代は、そんな情報はいくらでも得られるし、思いつきそうなものですが
金銭的なものなのか、更に祖父母世代の横やりなのか、
スポーツや芸術の追っかけやレッスンにいっぱいいっぱいなのか
詳細な事情は分かりませんが、勉強が二の次だったり、、、優先順位が低くなってしまっているのでしょう
テレビドラマや様々な情報番組でも取り扱っていましたが
スポーツや芸術で大成するよりも、東大入る方がはるかに確率が高い
東大ではなく「一流大学」とくくれば、、、「はるかに」ではなく「100倍確率が高い」くらいになるのではないでしょうか???
そんな「勉強」を何故重視しないのか・・・?
「勉強なんかしなくたって!」と平気でのたまう高齢者の多いこと
「のびのびと育って欲しい」。。。「のびのび」とは勉強をサボっても良いことではないと思いますが・・・のびのびののびはのび太ののびですか???(≧∇≦)
半世紀以上生きていますが、とても謎の多い地域です。。。宮城県!
全国でほぼ最下位・・・ええまあ、納得です