テコ親。。。中学に入学したころは
非常に素行が悪い生徒でした
「俺もやんちゃしたもんだよ」
などと言う、大人になり切れていないオヤジの昔自慢ではありません
心の底から、申し訳なく、、、恥ずかしかったと反省しています
教師に反抗し
このころは学年で一番ケンカが多かった生徒だったと自覚しています
廊下で「喧嘩だ!」となると、大体・・・一人は私だったかと
成績は学年最下位レベルで、通知表にはずいぶんボロクソに書かれていたようです(のちに教職に着いた親戚がこのころの私の通知表を見てそう言ってました。『校長決済が通るギリギリのレベルだ』と)
今でも旅行に出かけるメンバーの古い友人たちは。。。「中学に入ったころのお前は酷かった。ただ、あの頃は色々と周囲にトラブルがあって、あれがお前の本当の姿ではないと思っていた」
そんな自分が変わったのは
「喧嘩が強くなりたい」という、浅はかな理由で始めた少林寺拳法で出会った
私の少年時代に大きな影響を与えてくれた先生でした
道場主だった先生は、私をとても気に入ってくれて
帰り道に家まで送ってくれたり
私の技をとても高く評価してくれていた
先生と一緒に練習して、車でいろんな話を聞いて、聞いてもらって
相も変わらず中学では問題児生活を送る自分がとてつもなく恥ずかしくなってきて
両親や、学校の教師、クラスのみんなに「申し訳ない・恥ずかしい」という気持ちが
初めてハッキリと認識できた・・・のが、中学一年生の三学期でした
その後は、中学2年生から両親が家庭教師をつけてくれて。。。県下では有数の進学校に進学することが出来ました
私が卒業してから少なくとも6年間は、「〇〇中学校の奇跡」として、先生たちが私の話を引用して授業中に話をしていたそうです
4歳下の私の友人の弟たちや、6歳下の私の従妹が「卒業生には、不良で学年最下位から、生まれ変わって〇高(進学校)に合格した生徒もいた!」と聞かされたことを私に話している。。。
それもこれも、先生と出会ったおかげだった。。。私はずっと感謝していました
夢の中で、私は先生と対峙して
空手で言う「組み手」を少林寺拳法では「乱取り(らんどり)」という。。。要するにガチンコ対戦だが、それをやることになった
とは言え私は少林寺拳法の後で、極真空手やキックボクシングをやってきた。。。いくら相手が先生と言えど、私にも自信とプライドがある
目くらましのフェイントのジャブを顔面に打って、その後右脚でローキックを放った。。。先生の左脚にヒット
しかし、手首を掴まれて投げ飛ばされる。。。派手にひっくり返った私に先生は笑いかけた。。。
私も楽しくなって、「流石は先生。。。年をとっても強えなあ。。。」と苦笑い
そこで目が覚めた
ウチの母と同じ年だったと記憶しているので、70代後半の先生
6年前に職場の武道関係者に聞いた時は「ああ、先生ならバリバリお元気ですよ!」とは聞いていた
私にとって先生は、愚かな自分を正しい道に戻してくれる「神様の使者」と言って良い方でした
まだまだ気を抜いたり、油断したりするな!人生これからだぞ!
ということを伝えてくれてる・・・そんな気がしました