~愛する娘へ~君はゆっくりと育てば良い | テコ親子の日々是修行日記

テコ親子の日々是修行日記

ヤフブロからの移行組です。
大切な妻と、一男一女のわが子たちと限りある子育て時代を必死に全力で生きてきました。
長男も長女も社会人となり。。。フルマラソンに富士山登山に、、、まだまだたくさんのことに挑戦する!50代男性です。

長女も地元の私立大学を卒業し

 

4月から、社会人・・・東京で入社式の後、こちらで研修を受けています。。。このまま地元にはとどまれます

 

まだまだ私たち夫婦から見れば、小学生と変わらない???お子ちゃまな長女ですが

 

研修初日から帰ったときは「もう辞めたい・・・( ノД`)シクシク…」だったそうですが

 

段々と得意な『実技』に移りつつあると、指導員たちから褒められたりと、、、力を発揮しつつあるようです(普通、研修中に褒められることは無いという会社らしい)

 

会社の制服に身を包み、背筋を伸ばして研修を受けている姿はきっと

 

世間からは「キラキラで華やかな職業のお姉さん」なのでしょう

 

大学4年間で、長女は驚くほど大人になりました

 

 

 

人の成長スピードには個人差があります・・・その点では、私や長女は「周囲よりも遅いタイプ」でした

 

そんな長女ですが、大学4年間ス〇バコーヒーでバイトを続け、最後の日にはみんなから写真付きの寄せ書きアルバムや、たくさんのプレゼントを頂き

 

ずっと大泣きしっぱなしだった後輩のコもいたり、、、長女が貰ったアルバムの寄せ書きを見ると、私たちが思うよりずっと、みんなから愛されて、慕われていたことが分かります

 

「初めてお会いした時の美しさに衝撃を受けました」

 

「ずっと〇〇店で一番の可愛さ」

 

「可愛くて優しくて天使でした」

 

「誰よりもミスが少ない仕事」

 

そんなことが書かれていました・・・

 

 

大学入学と、その生活があったからこその成長と、周囲の良き友人たちとの出会い。。。

 

高校3年生の部活引退後、長女自身は「なんとなく、何かの専門学校?大学は無理だし!やりたいことなんか何も無いし」という『超・子ども』ぶりを発揮していました

 

そんな時に、「自分が本当にやりたいことが見つかるまでは、親が口出しすべきではない」

 

「そのために時間がかかったり、多少の回り道をすることになっても、自分の責任であり、それも成長の糧」

 

それはそれで正しい面もありますが

 

5年前、私は親として「高校卒業後に長女を一番成長させてくれる場所」を必死で模索しました

 

県内の大学・短大を全て調べて。。。一か所だけ見つけました

 

「AO入試」

 

「受験資格:高校時代の成績不問(平均3.4以上などの条件があるところがほとんど」

 

「エントリーシートと論文の提出、2度の面接」

 

見つけた時は、「え?本当にこれだけ???(◎_◎;)」と思いました。。。

 

探せば有るものです・・・

 

決して「優秀な大学」とは言えない???大学の学部ですが(一応この大学の名誉の為にことわっておきますと、長女の卒業した学部以外は割と条件厳しいです)

 

4年間、多くの経験を積み、「大学卒業」の学歴を得た長女は。。。私が期待した以上に大人になったと思います

 

一番の功労者・・・は、実は長男で、全ては長男のおかげです

 

長男は大学受験の時、本当は地元の旧帝大に行きたかったのですが、国語で一問落としてしまい

 

1・旧帝大に挑戦するか。。。落ちたら「後期」で埼玉大学や横浜国大を受験するか

 

2・最初から『確実』な地元の教育大学(県立)を受けるか

 

長男は悩んだ結果、祖父(テコ親の父)に相談して「2」を選びました

 

長男は、

 

「ウチの経済状態では、国立大学でも僕が他県に一人暮らししたら相当負担をかける。そうなれば2歳しか離れていない妹の進路に制限がかかる」

 

と話していたそうです

 

長男のおかげで、なんとか長女の4年間の学費も・・・奨学金もあまり大きな負担ではない程度に抑えられました

 

 

家族みんな、一族みんなで支えてきた長女の成長

 

今の長女の姿を見て、間違いではなかった。。。と思えます