昨日は。。。長女が、中学校の合唱コンクールでした。
長女のクラスが、最優秀賞だったらしいです。
とても、喜んでいました。。。
合唱コンクールで、伴奏を担当した長女の友達は。。。
途中でミスをしたそうですが、一切動じないで弾き続けた・・・そんな姿に、
長女は感嘆して、驚いていました。
その話を聞いて、私は長女にこんな話をしました。
有名な漫画、ゴルゴ13にこんな話がありました。。。
タイトル「G線上の狙撃」
世界的バイオリニストとして知られる「トーマス・シンプソン」。
彼はコンサートで今日も客からの歓声を浴び、コンサートは成功したかのように思われた。
シンプソンはアンコールに応じて、『G線上のアリア』を演奏。
ところが、G線上のアリアを演奏中にバイオリンの「G線」が切れるという予想外のアクシデントが起きてしまう。
シンプソンはアンコールに応じて、『G線上のアリア』を演奏。
ところが、G線上のアリアを演奏中にバイオリンの「G線」が切れるという予想外のアクシデントが起きてしまう。
まさかの事態に立ち往生し、演奏を止めてしまう。
そうしているうちに、観客席からは残酷なブーイングが飛んできてしまう。
ブーイングに耐えきれず、舞台から走り去り、頭を抱えて震えるシンプソン。
そうしているうちに、観客席からは残酷なブーイングが飛んできてしまう。
ブーイングに耐えきれず、舞台から走り去り、頭を抱えて震えるシンプソン。
この行動は新聞にも罵倒され、この出来事がトラウマとなったシンプソン。
その結果、人前で演奏することができなくなってしまった。
最終的にはフィラデルフィア管弦楽団との共演を降ろされてしまう。
その結果、人前で演奏することができなくなってしまった。
最終的にはフィラデルフィア管弦楽団との共演を降ろされてしまう。
後任に選ばれたソリストはロシアの巨匠「セルゲイ・ケルンスキー」。
ケルンスキーは、アメリカと敵対しているソ連の人間でもある。
シンプソンはこの二重に重なる屈辱に耐えきれずゴルゴに接触を図る。
シンプソンはこの二重に重なる屈辱に耐えきれずゴルゴに接触を図る。
ゴルゴ13への依頼内容は、ケルンスキーのコンサート演奏中に、彼のバイオリンのG線を狙撃で切り、
ケルンスキーにも同様の失敗と屈辱を味わせる事だった。
ついに始まったコンサート。
バイオリンの演奏を始めるケルンスキー。
その光景をシンプソンは、観客席から忌々しく眺めていた。
その光景をシンプソンは、観客席から忌々しく眺めていた。
その頃、ゴルゴはコンサートホールの映写室に侵入。
ヘンリーと呼ばれる男性は、殴られて気絶させられている。
ゴルゴは、カメラに仕込んであった銃を取り出し、その場で組み立てる。
ヘンリーと呼ばれる男性は、殴られて気絶させられている。
ゴルゴは、カメラに仕込んであった銃を取り出し、その場で組み立てる。
一方、カメラ映像が映っていないことに気が付き、ヘンリーへ呼びかける中継車の男。
しかし、気絶しているせいで応答できないヘンリーが応じることは無く、困惑する。
しかし、気絶しているせいで応答できないヘンリーが応じることは無く、困惑する。
そして、ゴルゴはケルンスキーの弦を射撃して切ることに成功する。
弦が切れたことに驚きを見せるケルンスキー。
それとは対照的に、ケルンスキーも醜態を晒すだろうと喜ぶシンプソン。
観客もそのアクシデントに困惑する。
弦が切れたことに驚きを見せるケルンスキー。
それとは対照的に、ケルンスキーも醜態を晒すだろうと喜ぶシンプソン。
観客もそのアクシデントに困惑する。
ところが、一瞬動揺した後にD線を緩めるケルンスキー。
自分が予想した行動とは違う対応をケルンスキーがしたことにシンプソンは驚く。
自分が予想した行動とは違う対応をケルンスキーがしたことにシンプソンは驚く。
シンプソンのエージェントの二人組は、弦が切れたのは狙撃だということに気が付いた。
一人が演奏を中止させようとするが、それを止めるもう一人のエージェント。
一人が演奏を中止させようとするが、それを止めるもう一人のエージェント。
何故なら、犯人がケルンスキーの命を狙っているのなら既に第二弾でケルンスキーは死んでいるはずだからだ。
だから、犯人は既に目標を達成していると悟った。
だから、犯人は既に目標を達成していると悟った。
動揺することなく演奏を続けるケルンスキーの様子に震えるシンプソン。
犯人は弦を切ることだけが目的という不可解な行動。
それに演奏中のバイオリンの弦を狙撃するということは不可能だと述べる片方のエージェント。
対してもう一人のエージェントは「しかし………弦は狙撃され切られた!」と冷汗をかきながら言う。
だが、それでもD線を緩めて演奏を続けるケルンスキーの技量を高く評価した。
それに演奏中のバイオリンの弦を狙撃するということは不可能だと述べる片方のエージェント。
対してもう一人のエージェントは「しかし………弦は狙撃され切られた!」と冷汗をかきながら言う。
だが、それでもD線を緩めて演奏を続けるケルンスキーの技量を高く評価した。
演奏を難なく続けているケルンスキー。
その姿を見たシンプソンは格の違いを見せつけられることととなり、打ちのめされるだけだった。
その姿を見たシンプソンは格の違いを見せつけられることととなり、打ちのめされるだけだった。
そして、仕事を終えてホールを去ろうと階段を上るゴルゴの後ろ姿が見えた……
その話を長女にして。。。
人間の器量や度量と言うのは、困難な時や、アクシデントのときにこそはっきりするものだと!
器量や度量と言うのは、それゆえに大きく見せる事や、誤魔化すことは出来にくいものだと。。。
自分にそれがあるかどうかは分からないが、誰の器量・度量が大きいかはこれで分かる・・・それだけでも人生いきていく上で役に立つ・・・
長女 「ふ~ん、分かった。パパ、話長いね!」
長いですか・・・やっぱりね・・・
まあ、聞いとけ!