騎龍観音 | マダム久露杜の道

騎龍観音

原田直次郎画伯はドイツに留学し帰国後(1890年)に[作品名 騎龍観音]を描きました。
272.0×181.0の大きな作品です。
発表すると主題と生々しい描写に批判が起こって、ずっと護国寺の中に有り重要文化財指定は、2007年6月8日(平成19年)です。
100年以上も一般の目に触れることなくこの絵は過ごして来たのです。(護国寺で。)
今は東京国立近代美術館で展示中です。以前、私は[サライ]を読んでいてこの流れを知りました。ぜひ見たいとすぐに出掛け忘れられず何回も通って、います。原田直次郎画伯の思いを想像すると痛々しく辛く悲しくなります。
展示の様子も[今も?を感じるもので]照明が他より落として有り[[何を鑑賞させたいのか]]疑問を抱きます。
海から切り立つ岩の絶景部分が暗いと見えないし、毎回(残念不思議)になっています。