以前書いたオリキャラだけど、やっとこさ絵を描いてもらえるとのことで…(当初絵を描いてもらえる予定だった方が依頼放棄をしたのでね。)

というわけで改めて、夜行ゆきちゃんだぜ。


名前・・・夜行 ゆき(やぎょう ゆき)

二つ名・・・偉そうな祟り妖怪

種族・・・夜行さん。

能力・・・戒めを破り神事を汚したものを祟る程度の能力

性格
少し偉そう
そしてすこし優しい(人間に)

能力
彼女は、正月・2月子日、3月・4月午日、5月・6月巳日、7月・8月戌日、9月・10月未日、11月・12月辰日などの夜行日と呼ばれる
忌み日に人里に首無し馬という馬にのって、ふらりと現れて、夜道を歩いている人間を踏みつけたり投げ飛ばしたりする。
かといって彼女は別に害や悪気があって人を襲うのではない。
彼女は妖怪がたくさん現れる百鬼夜行の日に人間が出歩くのは危ないと考えて、懲らしめているのである。

ちなみに彼女に見つかっても、土下座で草履を頭の上に置けば助かると呼ばれている。

・・・祟りなのに実力行使なのは突っ込んではいけない。彼女なりに手加減をしているのだ。だがそこを指摘すると照れる。

特徴
なんと言っても一番の特徴は首の無い首無し馬であろう。
この馬は彼女の能力で具現化した存在であり、彼女の思うがままに動く
(何故首が無いかは、首があると彼女が前が見えないからだからだ!!そこを指摘すると怒る)

また夕食の話をしていると、どこからか現れて、両手を差し出して笑顔でおかずをねだる。(くぅぅ、可愛いね。)

偉そうで少し生意気だが子供っぽいところもある。

一応山本の部下だが、それはあくまで形式的で、実質自由である。
ただ、山本の命令には逆らわない。

見た目について。
身長・・・小柄。
体系・・・小柄。幼児体系。
年齢・・・不明。けっこう長くから生きているらしい。

見た目。
案その壱・・・黒か金か白色の髪。長い。片方の目が隠れている(無いので)角がある。(頭に二本)
よくある画像では一つ目小僧みたいだが、この子は片方の目が鬼太郎みたいに隠れているだけ・・・みたいな。
      (鬼太郎も目はつぶれてないんだけどね)

案その弐・・・武士と言うかなんていうか昔の子供のっぽい服。

案その参・・・目つきは、パッと見偉そうなんだが、実は子供っぽい感じ。

口調
「~のだ」とか系の喋り方。
「おぉう!今日のおかずはコロッケなのか?わしにも頂戴なのだ~(にか)」
「こんな忌み日に出歩くとは何を考えておるのだ!!そこになおれ、成敗するのだ!!」

棲家
普段は不明。
たまに人里の子供たちと遊んでいる。
忌み日は夜中ずっと人里を走り回る(近所迷惑にならない程度に)

友好関係
実は以外にも人里の人間には慕われているし、可愛がられている。
すいかからはガキ扱いされていて、犬猿の仲(お前もガキなのだ!!何を~)とかね。


ゲームにだすなら、霊夢が神社の神事をほっぽって異変を解決しに行って、人里を通ったときに彼女が現れて、
「貴様!!巫女のくせに神事をほっぽいて何をしてるのだ!!そこになおれ、成敗するのだ!!」とか
忌み日に外を出歩いていた魔理沙にむかって。
「こんな忌み日に出歩くとは何を考えておるのだ!!そこになおれ、成敗するのだ!!」とかね。



キャラ画はマイミクさんでサークルメンバーの顔無さんに描いていただきました。

なかなか可愛らしく、また迅速に描き上げてくれました。感謝感激です。




センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生と黒狸の部屋-ゆき


久しぶりの更新??



いやぁいろいろと忙しかった。


ラジオの方はただいま編集中~まぁひどい出来だよ。



受験勉強したり大学受験したり・・・。


モンハンしたりモンハンしたりモンハンしたりね。



今は、勲章コンプを目指し中

ってか今作なんでキリンいない!!

キリン装備もそうだがキリンと戦うこと自体が好きだったのに!!



2ndのときは魔理沙装備や椛装備で楽しんだんだが今作は出来ないのぜ。


しょうがないから自分で作ってみた。


アリス装備


センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生と黒狸の部屋

んー・・・びみょん。

一応装備詳細。


頭・インゴットSヘルム 赤

胴・撫子[花衣] 白

腕・なしでもいいし三眼の腕輪とかでもよし。

腰・ルドロスSフォールド 青

足・撫子[球袴] 赤


正直防御力とスキル弱すぎ。

強化して370程度。

発動スキル

広域化プラス1



他のキャラとか作れないかな・・・、もしくは誰か作ってて画像UPしてるサイトないかねぇ?



12月の12日にとって、今月中にはって感じだったんだよ。


でもねぇ、12日…私大学入試だったんだよね・・・。

しかもそれついさっきまで知らなかった・・・(;^_^A



そしてラジオの方、文花帖風原稿のアフレコをしてくれる方を募集してたんだけど、なんと…なんと…なんと!!


私が大好きな愛空アキハさんに駄目もとで依頼したらOKだったので、愛空アキハさんにほぼ、決定しました。


他の方は、サークル内の人に結局やってもらうことになりました。


・・・こんなラジオに出てくれるなんてなんていい人だ!!


ではでは。

忙しくてなかなかブログが覗けないねぇ…。


久しぶりです。ずっと受験勉強と社会勉強をしてましたwww

まぁ、私のことはさておき、今日はラジオで使う原稿、東方魔笑祭~Crazy Magic Festivalの原稿(プロトタイプ)


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○東方魔狂祭 ~Crazy Magic Festival

 キャラ紹介とネタバレ


                 AFF代表代理代理   佐夜&黒狸 
                        2010/11/20
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 こちらは、ED以降にも関わる、強烈なネタバレがあります。
 クリアしたか諦めたか、そもそも気にしない方のみ見てください。
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■0.設定の目次
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 ■1.ストーリー
 ■2.全キャラ設定
 ■3.エキストラストーリー



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■1.ストーリー
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おかしい、幻想郷がおかしい。
妖怪たちがおかしいのだ。

普段からおかしい彼女達が今日はいつにもまして・・・おかしい。
狂ってるとすら思った。

あるものは友人が、あるものは主が、あるものは同族が。

不振に思った彼女達は『異変』だと、立ち上がった。


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■2.全キャラ設定
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 ○楽園の巫女
  博麗 霊夢(はくれい れいむ)
  Hakurei Reimu

  種族:人間
  能力:主に空を飛ぶ程度の能力


  毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。

  何者に対しても平等に見る性格である。ただ、仕事は妖怪退治である
  為、妖怪に対しては厳しいポーズを取っているが、実際は人間にも妖
  怪にもさほど興味はない。

  普段から騒がしい周りの妖怪たちがいつにもまして騒がしくなったの
  でただ事ではないと神社を飛び出した。
  いつも通りの勘でいけば大丈夫と思っいてる。

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 ○普通の魔法使い
  霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)
  Kirisame Marisa

  種族:人間
  能力:魔法を使う程度の能力

  幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。

  ひねくれて見えるが、内実は誰よりも真っ直ぐ。いつも黒い服を着て
  いるが、それは魔法使いは黒だと思い込んでいるのと、汚れが目立た
  ないと言う理由から来ている。真っ直ぐである。

  妖怪たちが不思議と騒ぎ出したのを不振に思い、またこれは自分も
  騒がなきゃと思い、自宅から飛び出した。
  空気に奇妙な魔力を感じると思っいてる。

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 ○山の新人神様
  東風谷 早苗(こちや さなえ)
  Kotiya sanae

  種族:人間
  能力:奇跡を起こす程度の能力

  妖怪の山にある守矢神社に住む巫女さん。妖怪退治にも慣れてきた。

  普段は神様と妖怪達に囲まれて暮している為、人間の話し相手が欲し
  いと思っているが、麓の人間は妖怪染みた人間ばかり。
  そのうち、自分もああなるのかと少しだけ心配している。
  でも、現人神と慕われただけあって妖怪にも劣らないが、少々惚けた
  所もある。

  神奈子や諏訪子がおかしくなってしまったのでこれはただ事ではない
  と神社を飛び出した。
  が、よくよく考えるとあの二人は普段からおかしいと思っいてる。


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 ○完全で瀟洒なメイド
  十六夜 咲夜(いざよい さくや)
  Izayoi Sakuya

  種族:人間
  能力:時間を操る程度の能力


  幻想郷にある湖のほとりの紅魔館で働く瀟洒なメイドさん。

  紅魔のお嬢様が少し様子がおかしいので、これは何かがあると思い
  紅魔館を飛び出してきた。
  微妙に前と同じかなと思っている。

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 ○半人半霊の半人前
  魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)
  Konpaku Youmu

  種族:人間と幽霊のハーフ
  能力:剣術を扱う程度の能力

  冥界にある白玉楼の庭師。
  本来はお嬢様の剣の指南役である。

  お嬢様である西行寺 幽々子と自身の半霊がおかしくなったので
  これは大変ととりあえず白玉楼を飛び出した。
  よくよく考えると無目的で飛び出したなと思っている。


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 ○狂気の月の兎
  鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん・うどんげいん・イナバ)
  Reisen Udongein Inaba

  種族:月の兎
  能力:狂気を操る程度の能力

  月に住む兎。永遠の姫の住む永遠亭に住む。
  赤い瞳は地上の兎の何倍もの狂気が宿る。

  彼女は狂気を操るためか、おかしくならないですんだ。
  なぜか無害の師匠に言われて、永遠亭を飛び出した。
  ついでにてゐが叫びながら出て行ったのを連れ戻そうと
  思っている。

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 ○一風変わった犬神使い
  八重橋 茜(やえばし あかね)&八重橋 走狗(八重橋 そうく)
  Yaebasi Akane&Yaebasi Souku
  種族:人間。犬神使い。
  能力:犬神を操る程度の能力&呪術を操る程度の能力

  普段は里を荒らす妖怪を退治する犬神使いで人間。
  最近は里を出て外の妖怪たちを退治するのを始めたようだ。

  今回は里の守護者である慧音がおかしくなったのでこれはただ事では
  ないと、里を飛び出した。
  また巫女が絡んでいるならこないだの仕返しをと思っている。

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○閉じた恋の瞳
  古明地こいし(こめいじ こいし)
  Komeiji Koishi

  種族:さとり
  能力:無意識を操る程度の能力

  地霊殿の主、古明地さとりの妹。
  フラフラしてたら妖怪たちの様子がおかしい、地霊殿に帰るとあの
  姉すらおかしくなっていた、これはただ事ではないなと、地底から
  飛び出した。
  とりあえず、大丈夫そうな人を見つけたら話しかけようかしらと思
  っている。

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 ○御慈悲溢れる僧侶
  聖 白蓮(ひじり びゃくれん)
  Hiziri Byakuren

  種族:魔法使い
  能力:魔法を使う程度の能力(身体能力を上げる魔法を得意とする)

  命蓮寺に住む人間にも妖怪にも慈悲の溢れる僧侶。
  元が人間だからか、魔法に少しは抵抗があったのか不明だがなぜか
  異変の影響を受けなかった。
  星達がおかしくなってしまったので、これはいけないと命蓮寺を飛び出
  した。

  また共犯者として疑われちゃわないかと思っている。


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 ○呼べば答える律義者。
  山童(やまわら さとみ)
  Yamawara Satomi

  種族:山彦(亜種?)
  能力:あらゆる物を反射する程度の能力

  数百年前から妖怪の山でひっそり暮らす種族。
  周りの妖怪たちがおかしくなる中、彼女は全てを反射する能力で助かった。
  その能力は運動量・熱量・光・電気量など、体表面に触れたあらゆるベクト
  ル(向き)を任意に操作(変換)する能力である。
  その力を使えばどんな呪術も反射するし、どんな攻撃も反射できる。

  今回の異変ではおかしくなった人たちに仲間が襲われないように、立ちふさ
  がった。
  怖くなったら逃げようと思っている。





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 ○疾風の通り魔
  風堂 鼬(ふどう いたち)
  Fudou Itati

  種族:鎌鼬
  能力:風を切る程度の能力

  鎌鼬の能力とはもう説明不要だろうが、念のため。
  外出から帰って服を脱いだらいつのまにか切り傷が出来ていた。
  その原因が分からず痛みもないならそれは鎌鼬のしわざである。

  彼女は旋風に乗って現れ、鎌のようなものでターゲットの足を
  スパっと鎌のようなもので切るのである。

  ちなみに傷の深さは、かすり傷から、骨が見えるくらいのもの
  まであり、痛みと出血は通常ならないが、彼女の機嫌しだいで
  だんだん痛みと出血がおこり、次第には死んでしまうこともある。

  今回の異変でおかしくなった妖怪の一人(一匹)で、普段は切りつけ
  るだけの彼女だが、今なら巫女達に勝てるかもと思っている。

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 ○哀しき孤独な亡霊少女
  メリー&セイラ
  Mary&Sayla

  種族:悪霊(亡霊)&生き人形(付喪神の一種)
  能力:期限内に要望を叶えないと相手を呪い殺す程度の能力

  幻想郷に来たばかりの新参妖怪。
  文明が進み、人々は妖怪に恐怖しなくなった。
  しかしそれでも人々は恐怖を欲した。そうして生まれたのが都市伝説と
  いうものだ。
  彼女はそうした都市伝説で語られて恐れられた亡霊。
  しかし、それでも人々は亡霊や妖怪、幽霊に対して恐怖を楽しむようになった。
  だからこそ彼女は愛想をつかした。だからこそ、妖怪が、亡霊が支配する世界、
  幻想郷に来た。

  しかし、そこで、彼女が目撃したのは、妖怪と、亡霊と、人間が楽しくすごす
  平和な世界だった。

  なんで、自分は人間に受け入れられなかったのに(実際の都市伝説を参照)彼女
  らは打ち解けられるのだろう……。
  いつしか妬みは憎しみとなり、そして……。

  今回の異変でおかしくなった妖怪の一人である。
  幻想郷に来たばかりでいきなり異変に巻き込まれた。
  実はスペルカードルールをよく知らず、見よう見まねで戦う。

  ぶっちゃけ巫女とかなにそれ?って思っている。
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 ○笑いを作り出す陽気な妖怪
  ラフ・プルチネッラ
  laugh・Pulcinella

  種族:妖怪(ラフ・メイカー)
  能力:ありとあらゆるモノを笑わせる程度の能力

  彼女は道化師で、ラフ・メイカーである。
  彼女の前ではどんな屈強な妖怪でも気難しい人間でも笑い転げる。

  泣いてるモノ、不機嫌なモノの前にふらりと現れて、ひとしきり笑わせた
  らどこかへ帰っていく。

  実は今回の異変の元凶である。
  彼女は、面白い事を起こそうと、ルルイエを唆し、異変を起こさせたのだ。
  理由はたった一つ、単純な理由。
  面白いから。

  彼女は人や妖怪を笑わせることに生きがいを感じている。
  それは弾幕勝負の中であってもである。
  またけっこう好戦的で人をおちょくるのがうまい

  ちなみに彼女がいつも黒い仮面を被っているのは自分の素顔を見られるのが
  好きではないから。

  また余談だが、この仮面をつけて、嫌いなあいつの血をうけると最高のエンタ
  ーテイナーになれるらしい。

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 ○大いなる種族の大いなる魔法使い
  イストワール・ルルイエ
  Histoire・Rlyeh

  種族:大いなる種族
  能力:精神を操る程度の能力

  六億年前にとある銀河からやってきた魔法使い。
  実体を持たない精神生命体なので、数百年前にその辺を歩いていた少女の肉体を
  借りている。
  魔法で肉体の見た目は当時と同じ。
  この銀河とは違う銀河に住んでいたが、知識を求めて地球にやってきた。
  狭い幻想郷の中で数多の種族が共存している現状をなかなか気に入っている様子。

  知識欲はものすごいが、それ以外は保守的。
  だが、知識を満たす為にはアグレッシブみ活動する。

  彼女の能力は別の生命体と精神を交換出来る能力。
  他には鈴仙のように相手の精神に支障をきたしたりできる。
  精神を投影できる範囲は非常に広範で、時空を超えて別の銀河系や何億年もの未来や
  過去へ投影することもできる。
  今使っている肉体も数百年前からちょっと拝借しているだけで本来は実体を持たない
  精神生命体らしい。
  遥か昔から知識を集めているだけあって、地球の魔法も他の星の魔法も使える。
  その知識量はヴワルの軽く数万倍。

  今回の異変は、プルチネッラにより幻想郷全ての妖怪の精神を一時的に狂わせたらどうなるか、
  興味ないか?との言葉によって起こされた異変である。
  結果的にたいした成果が得られず、やめようとしたところ、駆けつけた人間等に倒された。

  

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○EXボス。  封じられた古書
  クルーク・ゼラ
  Klug・Zera

  種族:書の魔人
  能力:魔術を使う程度の能力(相手に苦痛を与える呪いを得意とします。)

  EXボス。知識を満たすためヴワルに訪れたルルイエが見つけた古書に封印されていた
  古の魔人。

  元々は西洋の古の魔人である。
  彼女はその能力で人々を病気や事故などで殺していった。

  そんなある日、彼女はふとした事で、人間達の中でも力を持った者に、一冊の本に封印
  されてしまった。

  普段はヴワル魔法図書館に普通においてある。
  一応、一般人には触れない見れない解けない等の呪いがかかっている。
  実はけっこう封印が老朽化していてけっこう簡単に解けてしまうらしい。

  ちなみに、彼女はパチェが紅魔館に住み始めた当初から彼女が所持していた本。
  パチェは読んでない。

  この魔人しか知らない伝説級の禁じられた魔法があるらしく、ルルイエはこの魔法を欲した。


  倒された後は普通に本から少し出られるようになり、図書館内でお茶とかを飲んで読書をしている。
  性格は少しは丸くなったようだ・・・。






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■3.エキストラストーリー
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  今日も静かな魔法の森。

  ここは湿度が高く、化け物茸の胞子が宙を舞い、人間でも妖怪でも近づくのを避ける場所だ。
  こんな森で暮らすのはその化け物茸を採取する魔法使いのようなもんだけである。

  彼女もまた例外では無い。彼女はいつものように茸を取り、いつものように暮らしていた。
  そんななか、一つの噂を聞いた。いや、正しくは盗み聞きしたのである。


   魔理沙「おい、それは本当か?」

   アリス「本当よ、それはそれは古く恐ろしい書物だそうよ。」

  人間と人形使いの話を要約すると、紅魔館のヴワル図書館に、一冊の古書があるらしい。
  噂によると古の魔人を封じた書物であって、その封印が解けかかってるらしい。
  そしてそのことで、ヴワルの魔女も手を焼いているらしい。
  彼女は古の魔人を封じた古書について、知ってることがあった。
  それはその魔人しか知らない伝説の禁呪があることを・・・。

  大いなる種族、イストワール・ルルイエは魔理沙や他の魔法使いたちに先取りされないように
  紅魔館へと急いだ。



怪奇!!深夜現れる謎の首無し馬!!

投げ飛ばされる人続出!!


先日、26時頃、突如馬の甲高い鳴き声とともに成人男性と思われる人間の叫び声と少女の怒号が聞こえてきた。
その只ならぬ様子に、百鬼夜行を見学中だった私はしぶしぶ現場へと向かった。
するとそこで一人の人間の男性が首の無い馬に乗った一人の妖怪の少女に投げ飛ばされている衝撃の現場を目撃してしまった。
私は見つからないようにしばしば様子を見ていると彼女は瀕死の人間を掴み上げ「よいか!こういう目に遭いたくなかったら、もうこういう夜は出歩かないことじゃ!!」と言って消えてしまった。

この奇妙な事件の犯人は夜行 ゆきと呼ばれる妖怪である。彼女は祟り妖怪の一人で、いつも首の無い馬に乗っている奇妙な妖怪である。
犯人は事件についてこう語る。
「ふん、わしは悪くないのだ!そもそもあんな夜行日に出歩く馬鹿が悪いのであってわしはそれを懲らしめただけなのだ!!まったく何百年たってもあのような馬鹿が…」
犯人の言い分を私の方で理解できるように解釈すると、彼女は妖怪が集まる夜行日や百鬼夜行の日などに人間が外を出歩くのは危ないと言う事で祟りと称した人間狩りをしているとのことである。
結果的に夜行さんと呼ばれる妖怪に襲われるのでは本末転倒な気がするのだが…
犯人はなおも理不尽な事を述べ、自分を正当化しようとしていた。
これ以上話を聞いてもきりが無いのでここで彼女の取材は終了した。後日里の人間や被害者に話を聞く予定である。

(射命丸 文)





射命丸 文(以下 文)「はい、里のいろんな人間に話を聞いてみましたがたいしたことは聞けませんでした。ですから里の代表的な貴方なら…と思いまして。」

上白沢 慧音 (以下 慧)「なるほど…それで私のところに来られたのですか。」

文「はい、早速ですが彼女の事を聞かせてもらえないでしょうか?」

慧「うーん、とは言っても貴女が書いた新聞が全てですよ。夜行日、百鬼夜行の日に里を見回って外を出歩く愚か者に祟りを与える・・・。まぁ祟りなのに実力行使なのはおかしいですが、それも…彼女らしさと言えますからね。」

文「でも、そんな危険な妖怪里のみんなは何も言わないのですか?そうだとしたら人間たちもずいぶんふぬけた存在になりましたね。昔はやれ鬼退治だのなんだのが、今では妖怪と戦うのは巫女や変わり者の人間くらいですからね。」

慧「ははは…そんなことはないと思いますよ、だってほらあっちをご覧になってください。」

文「あれは…里の子供たちと遊んでいるんですか?」

慧「そうですよ、彼女は夜行日以外は無害な妖怪、自らわざわざ危険を冒さなければ無害な妖怪なんですよ。
それに里の人間もそこのところはちゃんと分かってますよ。
投げ飛ばされた人間は自分が悪かったと反省して、もうけして夜行日には出歩かないだろうですしね。
それに、彼女は人を襲うときに手加減しています。他の妖怪は…貴方はともかく人間を襲うときは手加減なんてあまりしないでしょう?」

文「なるほど・・・確かにその通りかもしれませんね。っと彼女、こちらに気付いたようですね。」

夜行 ゆき(以下 ゆ)「あぁ!!!この間の新聞天狗!!またわしを悪者扱いしに来たのか!!!」

文「身構えないでください、この間のことは私の誤解でした、謝りますから。」

ゆ「む~・・・それならいいのだ、ところでけーね~今日のおかずはなんなのだ~?」

慧「おっと夜行、今日もおかずをねだりに来たのか?」

ゆ「うん(にかッ)」

文「今日もってことはよく貴方のところに?」

慧「いやいや、彼女はこの里のいろいろな家に行ってはおかずをねだっていくんです。」

文「ほうほう、それはなんともけち臭いと言いますか貧乏くさいと言いますか・・・。」

慧「ですがこの笑顔を見ると断れなくて・・・ほら、コロッケだ、一つまるまる持って行っていいぞ。」

ゆ「ありがと~なのだ~」

文「この間の夜と比べると全然違いますね・・・。とても変わった妖怪です。」

慧「しかし妖怪らしい妖怪でもありますがね。」

文「妖怪らしい妖怪?なんですかそれ?」

慧「ああ、古い書物の言葉の引用です。『自由を最も愛し、奴隷になることを最も卑しむのが妖怪である』
  いつも自由で無邪気に振舞っている彼女はまさしく“妖怪“と言えるのではないでしょうか?」

文「うぅむ…なるほど…自由を最も愛し、奴隷になることを最も卑しむのが妖怪である…とてもいい言葉ですね。」

fin