あ…ありのまま 今朝 起こった事を話すぜ!
朝、爽やかな日差しの中目を覚ますと、女装をしていて、
カメラで撮られていた……
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
夢遊病だとか女装癖だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいの片鱗を味わったぜ…



「何だ・・・・これは・・・・。」
「・・・・・・ご、ごめん。趣味なの・・・・・。」
変な趣味を持っていてごめんね、と彼女の目は言うが。
女装させられた俺の立場は・・・?

そして何故かドキドキと興奮している俺の立場は・・・?
死ぬほど恥ずかしかった。

いや、昨日までの俺は既に死んだ

俺は今日、生まれ変わってしまったようだ・・・・・・。


まぁ、女装癖には目覚めないがね・・・。




とりあえず着替えよう。女物の下着は穿いてて違和感があるからな。

不思議な魅力あふれるお店!!

原材料は秘密なの。


黒狸の部屋


最近、人里の近くに山猫軒という、小洒落た洋館が出来たのをご存知だろうか?
この洋館は、飯野ななこさんが自分の作った料理の味を知ってもらおうと一時的に創めたお店である。
飯野ななこさんはもともと人里に住んでいた妖怪だったが、ここ200年くらい人里から離れ妖怪の山にいたのだが、ここ最近は繁盛に人里へ下りてくるようになった。
山猫軒は物静かな雰囲気のお店に感じのいい店主という事で、一部の人間や妖怪の間で話題になっているらしく私が取材に行ったときにも結構な賑わいであった。
さて、私も実際に山猫軒の料理を食べにいったのだが、どういうわけか御品書きが全く無かったのである。それを店主の飯野さんに聞いてみたところ、こう答えた。
「うちの店にはメニューが無いんです。何故かと言うと、貴方が何を食べにきたのか分かりますし、それにメニューを書いたら材料がバレるじゃぁないですか。」
すごい物を・・・食べてしまったと思わず背筋がぞっとしてしまった。材料は手持ちの袋から出てくるみたいで、詳しく聞いてもはぐらかされてしまいった。
ただ出て来た料理はとても美味しかったのは事実であるし、そのときに食べたかった物が出てきたのも事実である。
 最後に店主の飯野さんはこう語る。
「うちの店は人間や妖怪等どんなお客さんでも拒みませんよ。私が作るものを美味しく食べていただき、笑顔で帰って頂ければ幸いです。
ぜひともお近くまで来たのなら、山猫軒へ・・・お代は貴方しだいです・・・。」
最後の一言が気になりましたが、私はとりあえず食事代をほんの気持ち程度おいていきました。

また、この店は幻想郷で唯一外の世界の食べ物を食べられるお店でもあり、わたしもしゅぅくりぃむやてぃらみすとかスイーツと呼ばれるものを食べさせていただきました。
あまりの美味しさにこれは外の祭りの日に食べられるものではないかと聞いたところ、外の世界では15時になると誰もが食べるものであると教えられました。
いやはや外の世界の素晴らしさというものを知らされた瞬間であった。
いつまでこのお店がやっているのかは、分からないとのことですから貴方もお早めに行かれてみてはどうでしょうか?
(射命丸 文)

※お店の詳しい情報は文々。新聞までお気軽にご相談ください。




な「おっと、いらっしゃいませ。ってああ、文さん。どうしたんですか?また取材ですか?」
文「いえいえ、こないだの新聞が出来上がったので届けに来たんですよ。」
な「それはわざわざありがとうございます。っとと、どれどれ・・・ってなんですか?背筋がぞっとしたって。」
文「それはそうですよ。材料不明な奇妙なものを食べさせられたんですから。おいしかったですが。」
な「材料は秘密ですが決して食べられないものは萃ないですよ、私の袋は。」
文「貴方が操ってるのではないのですか、その袋は?」
な「一応私が操っているものみたいなもんですが・・・っと何をするんですか?」
文「いや、袋の中身が気になりまして・・・。見せてもらって構わないでしょうか?」
な「構わないでしょうかって、手を伸ばしてから言わないでくださいよ。それにこの中身は見せられません。」
文「いいじゃありませんか、見せたって減るものでもないでしょう。」
な「ちょっと・・・あぁ!!」
文「天狗の素早さに勝てるはずないじゃないですかっとどれどれ・・・痛ッ!!噛み付かれた?」
な「だから言ったじゃないですか!!この子は知らない人に中を覗かれると照れて噛み付くんですよ」
文「それを先に言って下さいよ~」
な「言う前に盗ったじゃないですか!まったく魔理沙さんに続いて二人目ですよ。」
文「あやや、魔理沙さんをご存知で!?」
な「はい少し前に知り合いまして。よくこの店にも来てくださるんです。・・・お代はツケで帰られますが。」
文「ははは・・・相変わらずですねぇ、魔理沙さんは。」
魔「よぉ、邪魔するぜ~っと、文じゃないか?」
文「おっと、噂をすれば・・・ですね」
な「おっと、いらっしゃいませ。今日は・・・松茸ご飯です。どうぞ。」
魔「おぉ、毎回食べたいものがでてくるぜ。」
文「私もいただいてよろしいでしょうか?」
な「どうぞ。あと・・・これも」
文「あやや!そこまでしていただくなんて。」
な「この袋にかかればどんな入手困難なお酒でもあっと言う間に手に入りますよ。」
魔(いつか手なずけてやるのぜ・・・。)


黒狸の部屋


写真協力・・・タマサン。


fin

東方独創作

名前・・・未定

二つ名・・・地底で眠る最強の蟲

種族・・・大百足

能力・・・蟲を操る程度の能力(ただしリグルを遥かに凌ぐ)

性格
その恐ろしい能力、妖力、により、人間はもちろん妖怪、竜神からも恐れられた伝説の妖蟲。
非常に残忍でたとえ女子供だろうが容赦しない性格

だったのだが、長い地底生活で少しは大人しくなった。

能力
彼女の一声で全ての蟲が跪き、命令を聞く。それは自身が妖蟲であるリグルやヤマメすら操る事が出来る。

さらには毒を吹き、何よりも硬い甲羅を盾がわりに持つ。

特徴
はるか昔から彼女は、竜神様から恐れられていた。それは、彼女の力が強すぎるからである。

竜神様は、彼女を恐れ、人間たちに助太刀を頼んだ。
大百足の弱点は人間達のつばである。一人の男がつばを塗った弓矢で彼女を射抜くと、彼女の自慢の甲羅
は粉々に砕けてしまった。

そして人間たちは彼女を地下深くへと封印した。


それから数百年、彼女の存在は忘れ去られ、地底への行き来が自由になった今、彼女の封印がとけかかっていた。
だれかが、この封印をといたのか?地底ではその話で持ちきりになった。

その噂は巫女にまで届いた・・・。

見た目について。
身長・・・長身。すらーってしてる。
体系・・・細い。
年齢・・・古い。

見た目
案その壱・・・百足っぽく赤髪。長い?

案その弐・・・モンハンのザザミ装備みたいな格好で。とげとげの甲冑みたいな。
       ようは、百足の擬人化である。
案その参・・・目つきは少し鋭く。

装備・・・装備はないが、身体が百足っぽいいがいがの甲冑纏っている。

棲家
地底の奥深くに眠っていた。

友好関係
最悪。

誰とも仲良くしたがらない。




思いつきで書いてみたが・・・びみょ~。


ボツかな。


名前・・・八重橋 茜&八重橋 走狗(やえばし あかね&やえばし そうく)
     (ちなみに茜は走狗をそうちゃんと呼ぶ)だってそうくって呼びにくいじゃん♪らしい。

二つ名・・・一風変わった犬神使い

種族・・・人間&犬神

能力・・・茜・・・犬神を操る程度の能力
     走狗・・・呪術を操る程度の能力

性格
茜・・・垢抜けている。元気。正義感が強い。
走狗・・・主人LOVE、忠実、ドジっ娘

能力
茜が走狗を思うがままに操る。
走狗の能力は、主人である茜が思った事を実行する能力。
例えば「あいつの家の~が欲しい。」と願うだけで、勝手にその家のものを奪ってきたり、
「あいつうぜ~。」と願うだけで、そいつに取り憑いて病気にさせて殺してしまったりする。

特徴
まず彼女らは一家が代々犬神憑きの家系である。
犬神は一度憑くと先祖代々取り憑くのである。

犬神は人間の呪術で作ることの出来る妖怪(怨霊?)である。
作成法は犬を首から下まで地面に埋めて、餓死寸前のときに、飯を与える。
そして飯を食おうとしたところを首をはねてその首を祀るのである。

または、多くの獰猛な犬同士を戦わせて勝ち残った一頭に魚を与える。
そして魚を食べようとしたところを首をはねて、その魚を食べる。

そうすることによって犬の怨念を使役するのである。しかし当然犬神は自分を作った術者を恨んでいるので術者が隙を見せれば
殺されてしまう。


しかし彼女たちは違う。
彼女たちは生まれた時から一緒にいるいわば姉妹のような関係で走狗のほうも犬神にはあるはずの恨みの感情が一切なく
主人LOVEっ娘である。互いの事を、そうちゃん、あかねしゃまと呼び合う関係である。

また走狗がどうしようも無いほどドジっ娘なのでよく茜を困れせる。

よく、その能力を使い、里をおそう妖怪をけーね先生とともに退治する。

ちなみに犬神は主人と共に生まれて主人と共に死ぬ妖怪である。

見た目について

身長・・・普通の高校生くらいで。
体系・・・普通の高校生くらいで。
年齢・・・18くらいじゃないかな?

走狗
身長・・・茜よりちょいと小さい。
体系・・・茜と同じくらい。
年齢・・・茜と同い年。

見た目
案その壱・・・茜は赤髪ショートカットがいいかと。(未定)
       走狗は赤茶?かなのロング。

案その弐・・・茜のほうはお任せします。
       走狗はあの式神とかお稲荷様がきてそうな服。

案その参・・・目つきとかは任せます。

棲家
人里。別に危険な妖怪ではないからね。
彼女は人間だし。別に殺せ~とか思わなければただの便利な式神に変わりないからね。

友好関係
里の人間たち。
けーね先生。
阿求。
またよくこーりん堂に通う。目的は外の世界の面白いもの。
こーりんとは馬があうらしい。

そして魔理沙と最近交流があるとかないとか。



STGでだすなら・・・。
走狗が中ボスで茜と合流してバトルとかね。

犬神単体でもそこそこの強さだが、術者である茜がいれば彼女の強さは爆発的に増大する。



八重橋 茜&八重橋 走狗


■名前
八重橋 茜
八重橋 走狗

■フリガナ
ヤエバシ アカネ
ヤエバシ ソウク

■年齢
二人とも18くらい。

■身長
茜…普通の高校生くらい。
走狗…茜よりちょいと小さい。

■血液型
O型。
なんとなく。

■出身地
幻想郷生まれ。

■種族
茜…人間(犬神憑き)
走狗…犬神

■職業
主に里を荒らす妖怪退治など。


■使用武器1
走狗を思うがままに操る。
ただし、走狗はどうしようもないくらいドジで使えない(笑)

■使用武器2
走狗は自身の妖力を使う。
術者である、犬神使いがいるときは彼女の強さは爆発的に増大するが、普段は橙くらい。


■名前の由来を教えてください。
茜のほうはなんとなく。

走狗は、漢字の意味どおり、つかいっぱ的な意味で。

■一人称は何ですか?
私。(二人とも)


■二人称、相手のことを何と呼びますか?
おい、お前!!(茜)
あなた(走狗)


ちなみに、茜は走狗のことをそうちゃんと呼ぶ。
理由は、「だってそうくって呼びにくいじゃん♪」らしい。
そして走狗のほうは、茜しゃまと呼ぶ。

■どんな髪型をしていますか?
茜は、赤髪のショートカットがいいかと(元気そうで。)

走狗は赤茶?とかのロングで。

■肌の色は何色ですか?
普通でいいです。

走狗のほうは少し色白かな。

■髪の色は何色ですか?
茜は赤。

走狗は赤茶、金や、茶髪でもいいかと。

■目の色は何色ですか?
目の色までは…考えなかった。orz

適当にお任せします。

■身体的特徴を教えてください。
茜も走狗も普通の一般的な高校生くらいでいいかと思う。

■過去に大きな病気や怪我はありますか?
犬神が憑いているので、大きな病気や怪我にはけしてならないらしい。
便利だね。

■家族構成は?
祖父、祖母、父、母。
全員犬神憑き。

■戦い方のスタイルを教えてください。
茜が走狗を思うがままに操る。
走狗の能力は、主人である茜が思った事を実行する能力。
例えば「あいつの家の~が欲しい。」と願うだけで、勝手にその家のものを奪ってきたり、
「あいつうぜ~。」と願うだけで、そいつに取り憑いて病気にさせて殺してしまったりする。


■戦うのは好きですか?
人間相手に戦う事は基本的にしない。
里を荒らすものには、容赦はしないが・・・。

■体力、力、防御力、魔法力、素早さ。1番自信があるのは?
ぶっちゃけ主人公機なみに強いよ。
体力、妖力、素早さが得意。

■男性の好みのタイプは?
(犬神憑きの)自分を相手にする男性なんていないと思っているので、好みの男性はいない。


■女性の好みのタイプは?
茜は走狗が好きだし、走狗は茜が大好き。
別に百合ではありませんが。

■苦手な男性のタイプは?
自分のことを恐れる人。
暗い人。

■苦手な女性のタイプは?
自分のことを恐れる人。

■好きになったらどういう行動に出ますか?
茜は、元気っこだけど。好きになったら急に女の子らしくなる。
それで真っ赤になったところをからかいたい。

走狗は、好きになっても普通に接するとか……かな?

■何フェチですか?
特にないかと。

■好きな食べ物は?
肉と魚が好き(両方)

■苦手な食べ物は?
小骨が多いもの(みすちーとかwww)

■よく飲む飲み物は?
何でも飲みますね。お酒も。

■どんな本を読みますか?
よくこーりん堂で外の世界の書物をよく読む。

外の世界の面白いものが好きで、よくこーりん堂に行く。
犬神憑きの自分を恐れず、なかなか話していて面白い、こーりんとは馬が合うらしい。

■好きな季節は?
夏が一番好きらしい(茜)

走狗は冬が好きらしい

そのことでたまに、二人は口論になる。

■趣味は何ですか?
趣味というか、こーりん堂に行く事と、妖怪退治。
また、寺子屋の子供たちと遊ぶのも好き(主に走狗が)

■簡単に自分の履歴を述べてください。
犬神憑きの家系として生まれる。

生まれたときから走狗と一緒にいるので仲良し。
(本来犬神は術者を恨んでいるもの)

ある程度成長し、里を守る妖怪退治みたいなのを始める。

異変が起きる。

3ボスの中ボスとして走狗がやられたことに腹を立てて、霊夢たちに挑む。

誤解だとしると、負けを認めて去っていく

のちの主人公機に。


■自分の性格を一言でいうと?
茜・・・垢抜けている。元気。正義感が強い。
走狗・・・主人LOVE、忠実、ドジっ娘

■自分の周りで愛用暦の長いものは?
特に無いかな?

■もっとも自分らしい台詞はどんなものですか?(話の中などで)
「あわわ!茜しゃまとはぐれてしまいました。……?ちょ、ちょっとどうしていきなり弾幕を撃ってくるんですか~」
「おい!お前!よくも走ちゃんをいじめてくれたな。巫女の格好しやがって!!」
「でも、私と、そうちゃんがそろったらもうお前なんか敵じゃないんだよ!!」
「そうです、いきますよ、茜しゃま!!」


■あなたのイメージソングは何ですか?
由緒正しい正義っ子

……なんじゃそりゃ?


■最後に一言お願いします。
うむ、一応細かく書いてみましたが…やはり分かりにくいですね。

すんませんです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 あと、強烈なネタバレのある方は、キャラ設定.txt に分離しました。
 そちらは、クリアしたか諦めたか、そもそも気にしない方のみ見てくださ
 い。

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■0.おまけのあとがきのもくじ
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 ■1.ストーリー
 ■2.裏音楽コメント
 ■3.エキストラストーリー


====================================================================
■1.ストーリー
====================================================================
おかしい、里に妖怪があふれかえっていると言うのに、誰も異変だと
騒ごうとしない。
しかも里の人間はさも当たり前のように過ごしているらしい。
霊夢は逆にこれは異変だわと人里に調査に向かった。
・・・彼女の勘は働かなかったが。

おかしい、里に妖怪があふれかえっていると言うのに、誰も異変だと
騒ごうとしない。
しかも里の人間はさも当たり前のように過ごしているではないか。
魔理沙は自分だけ仲間はずれにされた気がして、調査へと向かった。
・・・弱い妖怪ばかりだと思ったが気にしなかった。

====================================================================
■2.キャラ設定
====================================================================

 ○楽園の巫女
  博麗 霊夢(はくれい れいむ)
  Hakurei Reimu

  種族:人間
  能力:主に空を飛ぶ程度の能力


  毎度おなじみの巫女さん。博麗神社の巫女さん。

  何者に対しても平等に見る性格である。ただ、仕事は妖怪退治である
  為、妖怪に対しては厳しいポーズを取っているが、実際は人間にも妖
  怪にもさほど興味はない。

  今回は人里に妖怪が溢れすぎているのを見つけて戸惑い気味。
  とりあえずただ事ではないと神社を飛び出した。


 ○普通の魔法使い
  霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)
  Kirisame Marisa

  種族:人間
  能力:魔法を使う程度の能力

  幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。

  ひねくれて見えるが、内実は誰よりも真っ直ぐ。いつも黒い服を着て
  いるが、それは魔法使いは黒だと思い込んでいるのと、汚れが目立た
  ないと言う理由から来ている。真っ直ぐである。

  今回は霊夢より先に異変に気付き、独自で調べていたが、やっぱり原因が
  分からずに少々戸惑っている。


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◇敵キャラサイド
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○1面ボス ひねくれたちょい悪幼女
  海若 天音(かいじゃく あまね)
  Amane Kaizyaku

  種族:天邪鬼
  能力:心を読んで悪戯をする程度の能力

  一面でいきなり心を読む敵かと思われるが、彼女の能力はさとりのように
  オートで読むわけではなく、悪戯するときにしか心を読まない。無論力も弱い。

  性格は種族からも、天邪鬼であり、悪戯好きで、その性格は妖精に近いものが
  ある。しかし、根は素直でいい子である。・・・らしい。

  山本の手下妖怪の一人であり、彼女の言う事は何でも聞く。
  悪戯をするだけで、基本的に無害だが、霊夢たちの調査を邪魔したために退治
  された。

 ○2面ボス 恩返しをする甘えん坊
  金瓶 たぬ(きんがめ たぬ)
  Kingame Tanu

  種族:オッパショ石(妖怪狸)
  能力:自分を背負ってくれた者に黄金を与える程度の能力。

  おんぶが大好きな甘えっ娘の妖怪狸。道行く人間におんぶをせがむが、おんぶを
  してしまったが最後、数十キロと重くなり、押しつぶされてしまう。
  が、重さに耐え抜いて、彼女を家まで連れて帰れば、黄金を与えてくれる。

  彼女はいつものように、おんぶをせがんだだけだが、頼んだ相手が悪かった。
  

 ○3面中ボス 愛すべきドジっ娘犬神
  八重橋 走狗(やえばし そうく)
  Yaebasi Souku

  種族:犬神
  能力:呪術を操る程度の能力。

  主とはぐれてしまったドジな犬神。
  本来犬神は非常に強い霊力だが、まだ子供だからと、術者が近くにいないので、
  霊夢たちに一方的にぼこぼこにされてしまった。


 ○3面ボス 一風変わった犬神使い
  八重橋 茜(やえばし あかね)&八重橋 走狗(八重橋 そうく)
  Yaebasi Akane&Yaebasi Souku

  種族:人間。犬神使い。
  能力:犬神を操る程度の能力

  本来犬神と呼ばれるものは、たいてい術者のことを恨んでいるが、彼女たちは違う。
  生まれたときからずっと一緒にいることから、互いに信頼しあっている。

  里を荒らす妖怪を退治していたが、走狗とはぐれてしまい、捜していたところ、ぼろぼろに
  なった、走狗を見つけた、こんな姿にした妖怪はどいつだぃと霊夢たちに戦いを挑んだ。


 ○4面中ボス 豪快な妖怪の総大将
  山本 沙織姫(やまもと さおりひめ)
  Yamanmoto Saorihime

  種族:妖怪の総大将
  能力:あらゆる妖怪を従わせる程度の能力

  まいったぁ!!ラスボスがこんなところで出ていいのかぁ?とか言って出て来る。
  彼女が今回の異変の犯人である。

  ついに異変を解決を始めた人間が気になり、見に来た。本当にそれだけの理由で見に来た。
  ただし、この戦いで彼女がつかった力は本来の力の1000分の1にも満たない。

  ほどよく力を見極めたあと、まいったぁ!!と言って、夜行さんにあとを任せて逃げる。

  彼女が異変を起こした理由は下記に。

 ○4面ボス 偉そうな祟り妖怪
  夜行 ゆき(やぎょう ゆき)
  Yagyou Yuki

  種族:妖怪(夜行さん)
  能力:戒めを破り神事を汚したものを祟る程度の能力

  彼女は山本の手下で祟り妖怪。
  忌み日と呼ばれる妖怪たちが出歩く日に外を出歩く人間をたたる程度の能力である。

  人間思いの人間で、妖怪に食われないようにするために自分が襲っているのだという。


  今回は、山本の命令でなかなか異変を解決しない巫女に、祟りを与えるために攻撃した。


 ○5面ボス 豪快な妖怪の総大将
  山本 沙織姫(やまもと さよりひめ)
  Yamanmoto Saorihime

  種族:妖怪の総大将
  能力:あらゆる妖怪を従わせる程度の能力

  自称物、の怪の世界を二分する魔王である。しかし、魔王を自負するだけ
  あってその力は相当強いらしい・・・が、めったに、というかまったく
  本気を出して戦わない。

  ちなみに本気をだせば、幻想郷だけでなく外の世界をも支配することが出来る
  ほどの力がある。


  彼女が何故、今回の異変を起こしたのかと言うと、実は今回の異変、全部狂言
  だったのである。
  しかも聖の。

  彼女は聖が封印される前からの知り合いである。
  もともと彼女も人間と妖怪が手を取り合って暮らせる世界がいいと思っていた。
  また彼女は争いに基本的に加勢しない。
  それは人間が妖怪を倒すのは、妖怪が人間を襲うのと一緒だと考えているからである。
  いくら人間が悪賢く知恵をつけてもそれは仕方がないことだと思っている。

  だから彼女は聖が人間たちに裏切られたときも特に聖につく事をしなかった。

  ・・・しかし彼女は分かっていた。いつか再び聖と再会できる事を、
  人々が妖怪と仲良くできる事を。

  普段はちゃらけているが、ちゃんと考えているときは考えているのだ。

  そして、聖にとある妖怪が覚醒しつつあると教えられた。渾沌である。
  渾沌・・・彼女はその名前に覚えがあった。人々の、不安と無秩序を司る破壊神クラスの
  魔獣である。

  そんなものが目覚めたら、幻想郷だけでなく外の世界も滅んでしまう。
  そうだ、それならば、人々も、妖怪も不安を忘れるくらい大騒ぎをしよう。
  そうすれば、渾沌も再び眠りにつくかもしれない・・・。

  そう考えた彼女は里の人間や幻想郷の賢者たちに頼んで一時的に里の結界を緩めてもらった。

  巫女たち妖怪退治のプロにわざと伝えないように・・・。


  ○エキストラ中ボス  慈悲あふれる僧侶
  聖 白蓮(ひじり びゃくれん)
  Hiziri Byakuren

  種族:魔法使い
  能力:魔法を使う程度の能力(身体能力を上げる魔法を得意とする)

  今回の異変の共犯者の一人。
  山本とは古くからの知り合いである。

  渾沌という妖怪が覚醒直前であることを知り、うまく説得できないかと
  一人で渾沌のところに向かった。

  霊夢たちに出会って、彼女なら、渾沌を止められるかも知れないわねと思って、
  わざと弾幕ごっこに負けた。


 ○エキストラボス 虚無と無秩序への恐れ
  渾沌(渾沌)
  Konton

  種族:渾沌(伝説級の魔獣)
  能力:カオスを司る程度の能力

  幻想郷のいや、世界中のカオスを司っている伝説級の魔獣。
  実態は普段はないが、世の中の漠然とした不安などが寄り集まると、体現化する。
  その能力は世界にまた無秩序を呼ぶ能力。
  しかし・・・実際にその能力が使われる事は少ない。
  なぜか?それは彼女が生まれてからしばらくはその能力を使えないからと、
  その使えない間に世界を品定めして、本当に破壊する必要があるのかどうかを見るからである。

  生まれてからの彼女は、何もしない。
  目があるのに開けず、足があるのにあるからない。
  空を眺めては笑い、自分の尻尾を追いかけてくるくる回ったり、また空を見ては笑うのである。

  これは、彼女にとって、空は鏡であるから。尻尾はチャンネルみたいなものであるからである。


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■3.エキストラストーリー
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 今日も騒がしい博麗神社。

 参拝客は相変わらず一人もいないが、今日は妖怪の総大将が来ていた。
 彼女はあれからちょくちょく神社にも顔を出すようになった。
 彼女はあの里での異変を自分たちが考えたちょっとした茶番劇だと答えたが、
 どうも霊夢たちは釈然としなかったのである。

  霊夢 「でさ、何か釈然としないんだけど」

  魔理沙「あー、巫女が普段からまともに働かない。
      だから異変でも起こして無理に働かせようとした・・・か?」

  霊夢 「それはそうよ、私だっていろいろと忙しいんだから。
      それに、そんなことくらいで、わざわざ妖怪の総大将が出て来ること?
      仮にも巫女の敵じゃない。」

  魔理沙「そんなことって・・・(汗
      それで、実際のところどうなんだ?」

  山本 「まいったぁ!説明したとおりだよ。サボり魔の霊夢をいかに働かせるか
      それを考えた結果異変を起こすしかなかったんだぁ!」」

  霊夢 「・・・だいたいその喋り方が胡散臭いのよ、これじゃあ紫と同じくらいね」

  山本 「まいったぁ!あんなのと一緒にされたくないねぇ!」 

  魔理沙「なら本当の事を話してくれよ。」

  山本  「うーん。何度も言ってるけど、本当に異変の原因はそれだけなんだ。」

  霊夢 「異変の原因、は・・・?
      ってことは他にも何かあるの?」

  魔理沙「やっぱり何か隠してやがったぜ。」

  山本 「まいったぁ!!鋭いねぇ!!わかったわかった。白状するよ。
      実は少し困った事があってねぇ・・・・」

 彼女の話を簡単にまとめると、伝説級の魔獣が覚醒寸前であること、完全に覚醒するのを
 阻止する為に異変という大騒ぎをしたと言う事。

  魔理沙「覚醒を阻止するならなんで大騒ぎをしたんだ?逆効果じゃないか?」

  山本 「まいったぁ、いいとこをつくねぇ。
      実はねぇ、彼女覚醒って言ってももう起きているようなもんなんだ。
      そんで今は能力を使うかどうかの品定め中でねぇ・・・」

 その伝説級の魔獣は人々の不安を体現化した魔獣だと山本はいう。
 その能力は世界に混沌を、虚無と無秩序をばら撒く能力らしい。
 そして品定めという形で世界を見ていたらしい。
 それを察知して、彼女と彼女の古い知り合いは一計考えた。

 近くの里で人々が不安の元である妖怪と仲良くばか騒ぎをしていたらどうなるのか・・・

  山本 「……それが今回の異変の真相さ。別に隠すつもりとかはなかったんだがな。」

  霊夢 「それで…どうするの?」

  山本 「実は今日その古い友人がやつの様子を見に行くって言って
      てねぇ。多分今頃もう向かっているんじゃないか?」

  霊夢 「ちょっと、その場所を教えてくれるかしら?」

  山本 「まいったぁ!!聞いてどうするんだぃ?」


 結局霊夢たちは魔獣の場所を教えると飛んでいってしまった。

  山本 「くくく…まいったぁ!彼女たちなら大丈夫だろうな。私や聖にはない、素晴らしさを
      持っているからなぁ。どうなるかが…楽しみだ。
      にしても聖もなかなか回りくどいやり方を考えたもんだなぁ。」


 彼女はそう言って豪快に笑うと、すっと、消えてしまった。