70年~80年のギターインスト音楽の代表ギタリストといえば高中正義ですね。
夏を感じさせる爽快なメロディーやスリリングな16分音符フレーズはよくコピーしたものです。
さて、ある理由で、高中正義風のフレーズ(曲)を作ることになりました。
曲は名曲「Blue Lagoon」を基にアレンジして作ろうと思うのですが、音を似せるためにあるエフェクターが必要になります。
それはこれ
オレンジスクイーザー
コンプレッサーなのですが、1枚目の写真にあるように、ギター出力に直接取り付けて使用するという今では考えられない(取り付けられるギターが少ない)構造になってます。
ヤマハSGやセミアコに取り付け可能なので高中以外にもリー・リトナーも使用していましたね。
他のコンプレーのようにスレッショルドやトーン調整ができないので決まった音になります。
だからこそこれが無いと高中の音にならないんですね~
私が持っているZOOMのマルチエフェクターにはオレンジスクイーザーのモデリングはあるのですが、
ライブなどではマルチでいいとしても、ちゃんと録音するとなると本物が必要ですね。
とはいってもこのような使い勝手の悪い(?)エフェクターを今さら1曲の為だけに買うわけにもいかないので・・・
自作しましょう
ネットを探すとやはりみなさん自作してますね~。情報多くて助かります。
回路図はこれを拝借しました。
これには基板パターン図が無かったのでパターン図はこれを拝借しました。
ん?なんか部品数が多いような・・・
この回路図とパターン図は全く別物なので、2つをよく見比べると、回路図では4558のオペアンプ
で片方しか使用していない(⑤⑥ピン入力、⑦ピン出力)のに、パターン図では①②③ピンも使用して
ます。
この違いは何か
本来のオレンジスクイーザーはデュアルオペアンプの片方だけで動作しますので、このパターン図では余ったもう一方の回路でバッファ回路を組んでいるようです。
なるほど、それじゃスイッチをつけてこのバッファをON/OFFできるようにしましょう。
「オレンジスクイーザー With”B”(バッファ)」作成開始です