「なので」の接続詞的用法 資料編 | tobiの日本語ブログ それ以上は言葉の神様に訊いてください

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 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。

日本語アレコレの索引(日々増殖中)【33】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986890608&owner_id=5019671

mixi日記2024年04月24日から。

 まず下記を転載する。
【「なので」の接続詞的用法】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1066.html

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆引用開始
 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354427241&owner_id=5019671

mixi日記2010年02月16日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1415536240&owner_id=5019671

 少し前にあるトピで質問があった。
 質問の内容を簡単に書くと、以下のとおり。事情があって詳しいことは書けない。

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~です。なので、~です。
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 というようなデス・マス体中の「なので」の接続詞的用法がアリかナシかってこと。
 この質問は2つの問題を含んでいる。

1)「なので」は接続詞として使えるか。
2)接続詞「なので」はデス・マス体の文に使えるか

 順番が前後するが、まず2)の話から。仮に「なので」が接続詞として使えるとしても、デス・マス体の文章で使うのはヘンな気がする。
 このあたりの語感は「だから」に近い。基本的には、デス・マス体なら「ですから」で、デアル体なら「だから」だろう。「なので」は、デス・マス体にはそぐわない気がする。
 ただし、大前提として個人的には「ですから」「だから」を使うときにはけっこう気をつける。どちらも、すでに書いたことを繰り返すときに使う。ちゃんとした原稿で「まとめ」を書くのに「ですから~」と書くぶんにはさほど問題はないだろう。だが、コミュニケーション(たとえばmixi)で「ですから」「だから」をウカツに使うと、「何度言ったらわかるんだこのバカ」ってニュアンスになりかねない。もっとわかりやすく書くなら「だ・か・らー。」。

 で、本題に戻る。
 デアル体の文章なら、「なので」は接続詞として使えるか。
 これ、意外に奥が深い。ちょっと調べてみた。
 mixiでも、過去に何度か話題になっている。主なものは下記の2つだろう。
1)【「なので」で始まる文章】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35018531
※リンクを張ったトピ。
2)【「なので~。」はもう普通ですか?】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=22872960
※〈「ですから」よりカジュアル「だから」よりソフト〉ってのはそのとおりだろう。

 1)も2)も接続詞「なので」はまだ認められていない、という結論らしい。
 ホントにそうなんだろうか。たしかに辞書の類いでは「なので」を接続詞とは認めていない。ただ、個人的には、下記の考え方に近い。なんで、こういうわかりやすいサイトを参考にする人が1人もいないんでしょうね(笑)。
【気になることば】 ※リンク切れ
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/10/1008.html
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なんでなのでなの?

次の文の“なので”に注目してください。1.『私は甘党なので、ケーキが大好きです』 2.『私は甘党です。なので、ケーキが大好きです。』 「なので」は、1.のように本来上の文と下の文をつなげる接続助詞の働きをしますが、2.のように文頭へ持っていき接続詞としての使い方をする人が増えています。実は、接続詞の多くは同じ経過をたどってきた言葉が多いのです。
例えば、「なのに」。『AなのにB』と使ったものが、今では『なのにB』と接続詞として使われています。こんな歌もありました!『♪君のゆく道は果てしなく遠い、だのに、なぜ歯を食いしばり・・・♪』 「なのに」と覚えている人もいるかもしれませんが、この歌は「だのに」です。この「だのに」も接続詞となった言葉です。ですから「なので」も接続詞として定着するかも知れません。ところで、「なので」は比較的女性が使う言葉ですね。ここでまず、「から」と「ので」について考えてみます。その使い分けは一般的に、「から」=自分の気持ちや考えなど主観を述べる時に使い、「ので」=客観的なことを述べるときに使う、と言われます。例えば『あなたが来ないから、先に帰ったのよ!』と言うと怒りの感情が表れていて、相手を攻めるような印象を与えます。一方、『あなたが来ないので先に帰ったのよ!』と言うと客観的に判断して帰ったという風に聞こえませんか?「から」は主観を表すだけに押しつけがましい印象を与えやすく、そのため摩擦を避けたい時は無意識に「ので」を使っていることがあります。さて「なので」に戻ると、「なので」はこの「ので」が含まれているので、柔らかく聞こえますよね。そのため女性が好んで使う言葉なのでしょう。しかし、「なので」はまだ接続詞として定着していませんので、文頭に使うのは違和感を感じる人が多いようです。
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 接続詞と接続助詞の分類はけっこう微妙なんで、ウカツなことは書けない。
【伝言板5 接続詞】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-76.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=900405956&owner_id=5019671

 さらに気になるのは、一般に「なのに」が接続詞になっていること。
「なのに」が接続詞なのに「なので」は接続詞ではない理由を、誰か説明してください。
「なのに」は「それなのに」の「それ」が省略されたのものらしい。だったら、「なので」は「こういうことなので」の「こういうこと」が省略されたものと考えてもいいだろう。
 
「なので」の接続詞的用法は「誤用」と決めつける自信はない。
 そうはいっても、個人的に「なので」を接続詞として使う気にはなれない。使うとしたら、相当クダけた文だろう。いわゆるブロークン・ジャパニーズっていうヤツ? リンク先のトピにも書いたとおり、個人的には「が」だって接続詞としては使いたくないし、「なのに」だって相当イヤだ。
 完全に個人的な尺度では、異和感のランク?は下記くらいの感じ。接続詞として「が」「なのに」「なので」は基本的に使わない。

  ですから < だから < が < なのに < なので

 この話に関しては、例によってコミュにまとめはじめた。
【関連トピ紹介】23──接続詞の話1 「なので」の接続詞的用法は是か非か
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=50570211


【追記】
※いけね。tobirisuがボケてるな。【気になることば】のサイトは1)の「3」でリンクが張られている。でも誰も注目してないみたい。

【追記2】
 ↑のリンクは切れているが、下記があった。
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qa/kotoba_qa_08060101.html
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ことばQ&A
文頭の「なので」?

08.06

「なので」ということばの使い方がおかしいと言われました。
「なので」には2種類あり、「退屈ナノデ出かけてきます」のように1つの文の中で使われるもの(「文中ナノデ」)と、「退屈です。ナノデ出かけてきます」のように前の文を受けて次の文の頭で使われるもの(「文頭ナノデ」)とがあります。このうち「文頭ナノデ」は、使われ始めてからの歴史が浅く、違和感を覚える人もいます。

【解説】
 ことばが生まれた順序としては、「文中ナノデ」が先で「文頭ナノデ」が後なのですが、これとよく似たことばに「ナノニ」があります。これはわりと昔から「文中」だけでなく「文頭」にも使われてきており、「私の髪に口づけをして『かわいいやつ』と私に言った ナノニあなたは京都へ行くの」や、「二人の幸せ始まっていた ナノニ私のロビンフッドさま」などのように、Jポップなどということばが表れる前の古い歌謡曲の歌詞にも使われています。一方「文頭ナノデ」が歌詞に使われた例は、最近の歌でも見あたらないようです(ご存じの方はぜひ教えてください)。
 「文頭ナノデ」と同様の用法のことば(接続詞)に「だから」や「ですから」「そのため」などがあります。観察するかぎりでは、「文頭ナノデ」は、「だから」と言ってしまうとややぞんざいだけれども、「ですから」「そのため」ではやや堅苦しすぎる、というような中間的な場面(例えば比較的うちとけた間柄の上司に対してなど)でよく使われているようです。
 「文頭ナノデ」がどのように受け止められているのかをめぐって、NHK放送文化研究所ではウェブ上でアンケートをおこないました(1,339人回答)。「その日は仕事が休みでした。なので、いつもよりゆっくりと寝ていました。」の「なので」について意見を尋ねてみたところ、若い年代になるほど「自分で言うことがある」という人が多くなっている一方で、中高年層では「この言い方には問題がある」と考える人も多いという傾向が見られました。なので、使い方にはくれぐれも注意してください。

(メディア研究部・放送用語 塩田雄大)
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【続きは】↓
【「だから」「なので」の違い【1】&【2】 】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1680.html 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆引用終了

 
 このテーマに関して書いた初期の頃に、下記のサイトを見ている。
 どこかの●●がリンクを下記の【にほんご学習帳 「なので」の正しい使い方】のリンクを張っていたような記憶がある。
 そのときには、まだ辞書は否定的だったような。でもその後、辞書の見解がかわり始めた。
 テレビ局のサイトなんだから、そのあたりは改訂してほしい。〈正しい使い方〉って表現は……なんてことを書いても仕方がないか。
 と書いているうちに記憶が戻ってきた。下記だ。
【正しい日本語、外来語が好き。コミュのなので ○○です。】
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=365263&id=50562939&comment_count=28
 リンクも張らずに数行丸写しして、たしなめると〈私はあくまでも参考にしたまでです。〉と主張する神経が理解できない。
【追記20121001】の段階で三省堂国語辞典や新明解国語辞典は「なので」の接続詞的用法を認めているらしい。ちゃんとした引用がない(どうつもこいつも)ので真偽は定かではない。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1394972308
================================引用開始
辞書によっては、接続詞「なので」が載っているものもあります。
三省堂国語辞典や、新明解国語辞典などです。
すでに、若者言葉としてしりぞけてしまうことができないほど一般化している、
という辞書編集部の判断でしょう。
================================引用終了 


【にほんご学習帳 「なので」の正しい使い方】
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/nihongo/labo/lab_012/body.html

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆引用開始
Reported by 田原浩史


最近視聴者の方からアナウンサーの言葉遣いについてのご意見が多く寄せられています。その中に、気になるご指摘があるので取り上げました。

それは、「~なので」のという言葉の使い方です。本来は文の途中で理由などを説明するときに使います。しかし、その「なので」を文の途中ではなく、文頭に使用するケースが非常に多く見受けられ、アナウンサーの言葉遣いとしては、とても違和感があります。
視聴者の方も同様に感じているようです。ご意見を沢山いただきました。

例)
「こんどみんなで食事に行くけど、一緒にどう?」
「そうですねえ。私最近とても忙しいんです。なので、ちょっと予定が立てにくいんです」

本来「なので」は断定の助動詞「だ」の連体形「な」+理由や原因を表す接続助詞「ので」
によって構成されるため、他の言葉と結びつく言葉なのです。独立した接続詞でありません。ですから、文頭に「なので」を用いて文章を始めるのは、文法的に間違いです。
しかし、文章を二つに分けなければ、次のように正しく使うことが出来ます。

「そうですねえ。私最近とても忙しいので、ちょっと予定がたてにくいんです」

実際に後輩のアナウンサーは例文についてどう感じるか、報ステ三人娘に聞いてみました。結果はこうなりました。


★例文の「なので」の使い方は?
  正しい  間違い  わからない
市 川   ○  
河 野   ○  
武 内   ○  

さすが!三人ともに、「間違い」だということはわかっていますね。

間違いの理由は?
 
市川寛子

「なので」は文頭にこない。実は、先輩宛のメールに文頭に「なので」を使ってしまい、注意されたんです。
河野明子

間違いというよりは、会話の相手が目上の人みたいですから、なのでが文頭に来ると、ちょっと失礼に当たるんじゃないでしょうか。
武内絵美

「なので」の使い方については、すでに聞いていました。 

言い直すとしたら、どのように直しますか?
市川・河野   「私最近とても忙しいので、ちょっと予定がたてにくいんです」 と、一文にまとめます。
武内   「私最近とても忙しいため、ちょっと予定が立てにくいんです」と「ため」を使って一文にまとめます。
二つの文章にするなら、言葉が重複しますけど、こうします。
「私最近とても忙しいんです。忙しいため、予定が立てにくいんです」

他の接続語を使って二つの文章にするとしたら、何を使いますか?印象は変わりますか?
 
市川    「だから」→違和感ないですね
「そのため」→ちょっと硬いですね
武内   「そのため」→話し言葉としては硬いですね
「それゆえ」→これも硬いですね
河野   「ですから」→ちょっとくだけた感じがしますね
「そのため」→違和感ないですね
「その影響で」→硬いし、ニュースみたいですね

もう一人、石井アナです。
 
石井希和

例文の「なので」の使い方は間違いです。接続詞ではないので文頭には来ないからです。代わりにつかうとしたら、「だから」が一番違和感が無いのでは。
 「よって」や「そのため」は書き言葉でという感じで、話し言葉ではないですよね。

石井さんも、「なので」使い方については完璧な答えです。
しかし、言い換えるとしたら、どのような言葉を使うかは、四人ともまちまちですね。


話し言葉で例文を二つに分けようとする場合に使用できる、理由を説明するための接続語は次のようなものがあります。
したがって  ですから(だからの丁寧形)  ですので(なのでの丁寧形)  だから  
ではなぜ、これらではなく「なので」を使うのでしょうか?
実際に使って比較してみましょう。

「そうですねえ。私最近とても忙しいんです。したがって、ちょっと予定が立てにくいんです」・・・・因果関係ははっきり分かりますが、かなり堅苦しい説明口調に聞こえます。

「そうですねえ。私最近とても忙しいんです。ですから、ちょっと予定が立てにくいんです」・・・・丁寧な言い方で違和感はありませんが、忙しいから と理由がはっきりします。

「そうですねえ。私最近とても忙しいんです。ですので、ちょっと予定が立てにくいんです」・・・・丁寧な言い方で違和感はありません。

「そうですねえ。私最近とても忙しいんです。だから、ちょっと予定が立てにくいんです」
・・・・そうですねえ の丁寧さと、だから の対等関係がアンバランスです。

「だから」は対等関係か目下の人に対して使われることが多い言葉です。
「だから言っただろう」「だからお前はだめなんだ」など、子供の頃に叱られた記憶はありませんか?または友達同士の会話で「だからなのか」と納得したり、「だから違うってば」と誤解を指摘したりしますね。友達には「だからあ・・・」とは言っても、目上の人には言わないですよね。「部長、だからそうじゃなくって・・・」などは、失礼な言い方です。「だから」は対等関係か目下の人に対して使う言葉です。目上の人につかうのは避けましょう。

ところで、これまでとは違う言葉の使い方が広まるには、それなりの理由があると考えられます。時代による生活習慣の変化や、生活様式の多様化、家族構成の変化、他人や社会との関わり方によっても、言葉の使い方は、日常生活の中から大きく変化してきます。
専門家は次のように分析しています。
 
慶応義塾大学  岩松研吉郎 教授  

この「なので」については、二つの要素が隠れているんだよ。

1、「ので」と「から」の違い
2、人との距離感の変化

まず、「ので」と「から」の違いについて考えてみよう。
むかし「ベンチがアホやから、野球ができない」と言って、ある選手がチームの首脳陣と激しく対立し、退団したことがあったね。この内容が首脳陣の怒りを買ったのは言うまでも無いが、実は「アホやから」の「から」に、さらに怒りを増幅させる原因があったといえるんだ。
つまり「から」は「ので」に比べ、原因を特定し突き詰める意味合いがあるんだよ。ベンチの采配責任を明確にして、それが適切ではなかったのではないか、と突め寄ったことになるんだね。そこまで言われると、さすがに首脳陣との間に出来た溝は埋まらなくなってしまうね。

さて、一方の「ので」はそこまで強く何が原因だ、と特定する意味合いはないんだ。
別の例で考えてみよう。水洗トイレにこんな張り紙があるのを見かけるね

例 詰まりの原因になりますので、備え付けの紙以外は流さないでください
   詰まりの原因になりますから、備え付けの紙以外は流さないでください

この張り紙には、たいてい「ので」が使われています。
「ので」は、結果が起こる原因としての因果関係を表しますが、「から」は詰まりの原因になるのは、備え付け以外の紙を流すことだ、あなたのその行為が原因なのです、とかなり限定的なきつい意味になります。

「から」は原因をはっきり突き詰める、限定的な意味がある。一方「ので」はその点もっと原因の輪郭がぼんやりしてるね。つまり、「から」よりも曖昧にしてやわらかく表現しているともいえるんだ。「から」を使うと、きつく聞こえるから、「ので」でやわらかく表現しようとしているのではないかな。その点では、これも最近多く見られる曖昧表現のひとつだね。



ところで、「なので」の「な」は断定の助動詞の連体格だから、~の様子だという意味になり、断定の度合いが弱くなる。
例)花がきれいだ。(断定)きれいな花。(花の様子を説明) で考えると分かりやすいね。

「ので」は因果関係の言い方が弱いから、その前にある言葉も強い断定を意味する「だ」ではなく、連体形で意味が弱くなった「な」が来ている。
な+ので(断定と因果関係の意味合いが比較的弱い) 
だ+から(断定と因果関係の意味合いが強い) 
というように同程度の意味合いの強さによって言葉が結合しているんだ。
この辺は言葉はうまくできているね。

また、「なので」の「な」には敬語などの待遇表現が含まれていない。 
文頭に持ってくると、「だから」に近い、強い印象が生まれるのではないかな。
「だから」に対して「なので」はやわらかいから、途中につかうのはいいけど、文頭に持ってくると断定の印象が強くなるため、丁寧な形になった「ですから」を使う方が違和感が無いね。

次に、人との距離感について。
文中に「ので」を使うと、きちんと因果関係などを筋道を立てて、一つの文章として説明しなくてはならない。しかし、きちんと説明したりすると、文章が長くかしこまった感じになるのだけど、そういう話し方に慣れていない若い人が多いのではないかな。
言葉遣いや敬語などは、さまざまな人間関係の中で培われていくもの。
しかし若い人の中には、人間関係や社会環境に合わせた使い分けをするための言葉のバリエーションを十分に持ち合わせている人が少ないと思う。
また言葉遣いを学ぶ人間関係が希薄なため、きめ細やかな表現や言葉遣いを身につける機会が少ないのかもしれないね。

距離を置くのは失礼?
その一方で、敬語を使うと相手と距離を置くことになるから、よそよそしくなる。その方が失礼に当たるのではないかと考える若い人も増えているね。
だから、待遇表現が含まれていない「なので」を頻繁に使う傾向が生まれてくるのではないかと考えられるんだよ。
 
<まとめ>
今回はかなり文法的な説明が多くなってしまいました。
「なので」を文頭に使うことで生じる違和感には、このような理由があるのですね。
皆さん、いかがですか。参考になりましたでしょうか。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆引用終了

 

 

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