#『セクシー田中さん』原作者・#芦原妃名子さん死去 #城塚翡翠 #おせん #たーたん〈4〉 | tobiの日本語ブログ それ以上は言葉の神様に訊いてください

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日本語アレコレの索引(日々増殖中)【33】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986890608&owner_id=5019671

mixi日記2024年02月13日から。

 下記の続き。
【#『セクシー田中さん』原作者・#芦原妃名子さん死去 #城塚翡翠 #おせん〈3〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12839846625.html

 もうこの話題からは離れよう、と考えているときにイヤな話を聞く。
 4月期に日本テレビでまた人気マンガの実写化の話が進んでいるらしい。全文は末尾に。
【【独占スクープ】「セクシー田中さんと同じプロデューサーで」芦原妃名子さんが亡くなった問題で批判殺到の日本テレビと小学館、“逃げ対応”のウラに4月の“大人気マンガ”ドラマ化】
https://www.jprime.jp/articles/-/30842?display=b

 小学館の雑誌連載の未完コミックをあのプロデューサーが担当する予定らしい。
 しかも原作がなかなかの難物で、イヤな予感しかしない。
https://books.google.co.jp/books/about/%E3%81%9F%E3%83%BC%E3%81%9F%E3%82%93_%EF%BC%91.html?id=dr4DDQAAQBAJ&source=kp_book_description&redir_esc=y
===========引用開始
たーたん(1)

西炯子
小学館, 2016/09/09 - 200 ページ
15年前、全く冴えない28歳の童貞男だった上田敦は、
友人から赤ん坊を預かる。その友人は殺人を犯し刑務所に入ったのだ。
赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を娘として懸命に育てた。
鈴は父を「たーたん」と呼ぶ。
父は出生について娘に何も話していない。鈴は何も知らない。
ワケあり父娘の心ヒリヒリコメディ!
西炯子初の青年漫画誌連載作にして意欲作、待望の単行本第1巻。
ビッグコミックオリジナルにてシリーズ連載中。 
===========引用終了

 主人公の上田淳を人気俳優がやるのだろうか。28歳で童貞男だった淳は、現在で43歳でまだ童貞? 一人で娘を育てる彼に突然にモテ期が訪れ……マンガならではのメルヘンで、この段階で実写化は……。
 イメージとしてはムロツヨシ一択。娘の鈴は女子高生。これをこなせる芸達者がいるのだろうか。
 必然的に設定をイジることになる。しかし原作はまだ半ばのイメージで、今後どう転ぶのか想像がつかない。
 とってもセンシティブで、とっともいいお話なのよ。実写化するのはむずかしいよ。1話完結式でもなく、かなり危ういストーリーが続いている。せめて連載が終了してから、できるだけ原作をいかしてやってもらえないかなぁ。
 このタイミングで強行したら、どう転んでも炎上必至だよ。〝一旦見送ること〟にしたのが正解だろう。
 

https://www.jprime.jp/articles/-/30842?display=b
===========引用開始
 昨年10月に日本テレビで放送されたドラマ『セクシー田中さん』。原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが1月29日に亡くなったことを受け、原作者と脚本家、そしてテレビ局と出版社の関係性について大きな議論を呼んだ。

 そんななか、2月8日に本作の脚本を担当した脚本家の相沢友子氏が、自身のインスタグラムでコメントを発表。芦原さんへの追悼の言葉と共に、

《SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています》

 と反省の弁を述べ、この投稿を機にアカウントを削除する予定を明かしたのだった。

 多くの漫画家がSNSを中心に声をあげ、ニュース番組では連日のように特集が組まれている状況。対応に追われているのは、ドラマを放送した日本テレビと漫画『セクシー田中さん』を発行している小学館だ。

「日本テレビは芦原さんの逝去後すぐにコメントを発表しましたが、その内容が“誠意を感じない”とSNS上では批判の声が殺到。小学館は社員に対し“今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はない”と説明したことが報じられ、“作家を守る気がないのか”と炎上している状況です」(スポーツ紙記者)

日テレと小学館が再タッグ
 企業としての姿勢を問われるなか、両社の頭を悩ませている火種が別にあるという。

「実は、小学館の発行する漫画『たーたん』を原作にしたドラマが、売れっ子俳優主演で4月から再び日本テレビで放送される予定なんです。放送開始を2か月後に控え、2月15日にはドラマに関する情報解禁を予定していましたが、両社の話し合いの末、一旦見送ることになったと聞いています」(制作会社関係者、以下同)

 小学館と日本テレビが再びタッグを組むとなれば、世間の注目が集まるのは間違いないが、それほどまでに慎重にならざるを得ないワケとは。


「『セクシー田中さん』の時と同じプロデューサーが担当しているそうですよ。一連の騒動でこのプロデューサーも批判の的になってしまったので、日本テレビとしては判断が難しいのでしょう。また、原作は現在も連載中で完結していません。さまざまな要素が『セクシー田中さん』を想起させるため、どのように対応すべきか苦悩しているようです」

 日本テレビにドラマについての事実確認を求めたが、期限までに回答はなかった。

 世間の注目を集める両社の今後の対応に注目したい。
===========引用終了