【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
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「勝ちパターン、安心して見ていた」 藤井新六段の師匠
2018年2月17日19時02分
藤井新六段の師匠、杉本昌隆七段の話
藤井五段、朝日杯V 最年少15歳で棋戦優勝 六段昇段
【特集】名人への道 藤井聡太
【特集】朝日杯将棋オープン戦
序盤で桂馬を得する成果をあげ、微差でそのリードを守り、そのまま押し切った。非常に安定していた。練習将棋や修業時代に今までさんざん見ていた勝ちパターンで、間違えそうな気配がなく、安心して見ていられた。
1年前より明らかに成長している。将棋も、体つきも、顔つきも、全ての面において一回りも二回りも大きくなったと思う。
棋士人生はまだ半世紀以上あるが、(最年少での棋戦優勝は)記念すべき1ページになった。15歳は成長期、学ばなければいけない年齢。この優勝に満足することなく、今後も精進してさらなる上を目指してもらいたい。
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師匠が書いているとおり「1年前より明らかに成長している」。そのことは素人の当方が見てもわかる。もしかすると、誰もの予想を超えてとんでもないスピードで成長しているのかも。だって、三段リーグではけっこう負けていたのよ。四段になってからの強さ&成長ぶりは尋常ではない。
そのことが端的にうかがえるのは、A級棋士との対戦。
公式戦ではじめてA級棋士と対戦したのは、2017年8月24日の豊島(以降、基本的に「さん」づけで失礼します)戦だと記憶する。これは完敗だった。
実はこの対戦の前にA級棋士クラスと何局か戦っている。
当方が驚いたのは、4月17日放映のNHK杯で、千田さんに勝ったこと(放映前に結果が発表され、騒ぎになった)。これは何かの間違いってことにしておこう。
次が王将戦予選の菅井戦(8月4日)。これはまだ地力が違う印象だった。
次に実力者と対戦したのはNHK杯の森内戦(9月3日放映。急遽生放送になったヤツ)。これは完勝と言っていいだろう。森内さんには申し訳ないが、いまの勢いでは早指しでは藤井さんが有利だと思っていた。
【将棋71/藤井聡太四段、異例の生中継で十八世名人を撃破】
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※はは。ボケとるな。森内戦は生放送だから、豊島戦よりあとだ。
豊島さんの次はNHK杯の稲葉さんだったはず。放映は12月10日だったから、その対局は1カ月くらい前だろうか。これも完敗とも言える内容だった。ただ、不利になってからの粘りがスゴかった。「敗れてなお強しを印象づけた」ってのは、ああいうときに使うのだろう。
その次は12月15日に朝日杯で対戦した屋敷さんだったはず。これに勝利して「A級棋士を撃破」と話題になった。
次が12月23日の叡王戦の深浦戦。必勝と言ってよい局面になったが、深浦さんの根性の粘りに逆転を食らう。さすがの藤井さんもよほど悔しかったのだろう。涙ぐんでいた。この悔しさが肥やしになったのか、一皮剥けた印象がある。このあとは大橋さんに苦杯を喫した以外は連勝。どんなに調子がよくても、多少格下の相手でもこういうことはある。全戦全勝なんてありえんわい。
明けて2018年1月14日に、朝日杯で佐藤名人を撃破。
そして2月17日に羽生さんと広瀬さんを連破。
現役の名人と竜王を破ったのだから、文句のつけようがない。反射神経が問われる早指しってところは割り引いて考えるべきだろうが。
さらに言うと、どんなに強敵を連破しても、NHKでの羽生五段(当時)の輝きには勝てないだろう。
【将棋10/NHK杯決勝戦──羽生善治NHK杯対糸谷哲郎五段】
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それはそれとして、その時の実力を端的に表すレーティングでも、藤井さんは13位まで上がってきた。
今後どこまで上がって、どのタイミングどのタイトル戦に登場するのか……目が離せない。
あと……これは当方だけの感覚だろうか。藤井さんが朝日杯で対局する中継を見ていて既視感があった。
ソフト対人間の対局。もっと限定すれば、最後の叡王戦の佐藤名人とソフトの対局を想起した。
何かありそうだ、何かあるだろう、何かあってくれと思いながら、正確無比な指し手に圧倒され、佐藤名人は敗れた。
そこまでの実力差があるわけではないだろうが、とくに際立った特徴のない藤井さんの棋風を考えると、対戦相手は対策の練りようがないのでは……。
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