風邪をひいただけなのに。。。 | 破滅の美学〜絶望と希望の狭間で〜

破滅の美学〜絶望と希望の狭間で〜

過去に書いた詩や英語の詩やエッセイもどき、哲学のコト、X JAPANのコト、芸術のコト、などなど。時に過激で人畜有害かも?

母が風邪をひいた。

喉も痛くなく、熱もないが、鼻水と痰が出て、夜寝ている間、ティッシュの山らしい。でもって、声がガラガラで、場末のスナックのオバさんママみたいになっちゃってる。

近くのかかりつけ医に電話したところ、担当の女医サンからの電話を待てとの指示。

女医サンからは来る時間を指定された。家から徒歩2分なのだが。さらに病院に着いたら中に入らず、病院の前から電話をせよとの指示。で、裏から、感染室に誘導され、採血し、結果を待ち、待つ間に、かかりつけの薬局を聞かれ、指で酸素濃度を測る。血液検査の結果が出てから、いつもの女医サンが、コロナ対策みたいな格好で出てきて、診察。細菌性の風邪だと判明。

病院から薬局に電話がいき、お薬ができたら家に電話がかかってきて、行くとまた外で待たされ、薬局の人が外まで持ってくるというやり取り。

たかが風邪だが、鼻水が出ているということで、かなり徹底している。

アタシも朝あまり調子が良くなく、病院に行こうか迷ったのだが、このかかりつけ医、以前よりずっと、気楽に行けなくなってしまった。

この病院のどこにもPCR検査ができると書いていないが、母は、希望するなら唾液を摂取する方法だがPCRもできると言われたという。また、これもどこにも書いていないが、年末年始もやっているらしい。

思うに、ここは数年前に救急病院に指定されたし、だから、あまり気楽にPCRに来られたり、年末年始も何となく気楽に来られても困るから、あえて大々的にはお知らせを貼ったりしていないのだろう。

しかし鼻水一つで徹底的にバイキン扱いだったわー、と母。

以上のことは、しかし、コロナやコロナ対策、コロナに関わるお医者さんなど、そういったものが、もう、すぐそこまで身近なものになってしまったのだ、と痛感させられる事態だった。

風邪一つでも大変です。インフルエンザの疑いもこれからの季節出てきます。お医者さんや看護師さん、病院に関わる色んな人たちの負担を、減らせなくてもせめて増やさないように、できるだけ、自分たちで色々な予防をするようにしたいと、改めて思った。