【東京】プレミアムな宮殿空間でいただく絶品フレンチ〜トゥール ダルジャン | 黒帯さんになぁれ

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スーパーフードエキスパート•フードアナリスト・空手茶帯・モデルの黒帯さん^^人気ブロガーとしてテレビに出演もあります。料理コンテスト入賞の黒帯さん^^の最新レシピやスーパーフード教室のお知らせ日々の気になる情報を紹介しあらゆる黒帯をめざしています

忙しい毎日を送っていると、ちょっといいご褒美があれば疲れも和らいで頑張れますよね。さらにおしゃべりが尽きないお友達との会話でスッキリできます。星付きレストランが世界一多い東京には、世界中から美味しいグルメが集結しています。フレンチに関しては、本場フランスの味に負けないくらい美味しいレストランもたくさん♡せっかくなら

少し贅沢な女子会を楽しんでみませんか?

 

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フレンチの名門、トゥールダルジャン。

ホテルニューオータニ内にあるトゥールダルジャン東京店は、世界で唯一の支店であり、日本のフランス料理界を牽引し続けてきた格式高いグランメゾンです。 最高級のおもてなしと伝統の美食が織りなす非日常的空間!今なら特別開催されているランチでも訪れることができますよ。普段は経験できないような感動に溢れておりましたので、ご紹介します。

「トゥールダルジャン」の歴史

 

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セーヌ河畔より臨む「銀の塔(トゥール・ダルジャン)」。

「トゥールダルジャン」の歴史は、1582年、セーヌの岸辺に始まります。 そして19世紀末、その輝かしい歴史に華を添えたのが、もっとも偉大な支配人の一人、フレデリック・デレールです。彼は手掛けた鴨の一羽一羽に番号をつけるアイディアを実行に移し、今なおその伝統は受け継がれています。

 

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こちらがトゥールダルジャン東京店です。

一歩エントランスに足を踏み入れれば、そこに広がるのは優雅な、まるでフランス貴族の世界。深い青を基調とした長い廊下と静寂に包まれ、ヴェルサイユ 宮殿の鏡の間をイメージされた空間は大きな窓から外部の明かりを取り入れており、その反対側にある壁には "鏡" が埋め込まれクリスタルのシャンデリアがきらめき、それは荘厳できらびやかな世界観に惹きこまれます。

 

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歴史ある調度品の数々です。

1789年に始まったフランス革命の前の年に造られたコニャック。トゥールダルジャンの歴史を彩るコレクションのひとつとして、店内に展示されています。

 

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あの有名な「三皇帝の晩餐」のテーブルセッティングもあります。

格式高いグランメゾンの雰囲気は、まさに圧巻の一言。しかし決して萎縮することはありません。スタッフの皆さんの優しい笑顔とお話に耳を傾けながら、夢の世界を品良く、積極的に楽しみましょう。

 

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陽光降り注ぐ開放的で明るいダイニングには、

クラシックの曲が流れています。

 

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ダイニング中央には、

今回のテーマにふさわしく、爽やかな装飾がその鮮やかさに目を奪われます。

限定コースをいただきました。

 

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トゥールダルジャンのスペシャリテである鴨は、

備長炭グリエとのこと。贅を尽くしたお料理の説明を受けていくうち、期待感がさらに高まっていきます。

 

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ノンアルコールスパークリングワインをいただきます。

 

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真鯛のヴィネグレットマリネ オークウッドの燻香 グアカモーレと南仏風エピスソース

 

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バゲットとバター

 

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アイナメのポワレ 黒オリーブソース ズッキーニのエチュヴェとジロル茸のマルムラード

 

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3種(チーズ、オリーブ、トマト)のフガス

 

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幼鴨のロースト ピペラードソース フヌイユとチョリゾのコンポテ バジル香るポテトのコンフィ

 

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鴨料理をいただくと、一枚のカードがいただけます。

冒頭でも触れましたが、名支配人フレデリック・デレールが始めた、その日いただいた鴨のナンバーが記されたカードです。
1921年6月21日、当時皇太子であられた昭和天皇が本店で召し上がった鴨が53,211羽目。1984年にオープンした東京店では、53,212羽目から数えられています。
この日いただいたのは、「273,245羽目」の鴨でした。

 

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お茶はウェイティングバーでいただきます。

 

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レモングラス、レモンピール、ミントのフレッシュハーブティー

 

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小菓子(クッキーとレモンピールマドレーヌ)

人体に良い不緩和脂肪酸でデトックス効果もある鴨肉や、スーパーフードやハーブを使ったお料理の数々で、お腹心地がよい老若男女問わずおすすめできるメニュー内容でした。■真鯛のヴィネグレットマリネ オークウッドの燻香 グアカモーレと南仏風エピスソースは、オークウッドの燻香をつけた天然真鯛をレモン風味のビネグレットでマリネし、グアカモーレと合わせたさっぱりとした味わいの冷前菜。アクセントに奥深い香りの南仏風エピスソースが爽やかです。■アイナメのポワレ 黒オリーブソース ズッキーニのエチュヴェとジロル茸のマルムラードは、黒オリーブにイカ墨を合わせた漆黒なソースでスタイリッシュを感じる逸品で、オリーブの香りが鼻腔をくすぐる。さわやかな口当たりでした。

■幼鴨のロースト ピペラードソース フヌイユとチョリゾのコンポテ バジル香るポテトのコンフィは

じっくりローストした幼鴨は、トゥールダルジャンを語るうえで外せない伝統の逸品。鴨のお肉は、柔らかくてとてもジューシー。ほのかに甘い脂と、香ばしく焼かれた皮の食感もたまりません。噛むごとに口の中に広がる鴨肉の旨味に、エストラゴンなどのハーブの甘く柔らかい香りを纏わせていてまさにトゥールダルジャンの真骨頂ともいえる一皿でした。
■パンは

料理ごとにブリオッシュやバゲットを提供されました。どれも特徴があって美味しく味の変化を楽しめます。
■黒無花果のコンポート ラベンダーとアカシア蜂蜜のアイスクリームは、

初秋を感じるデセールでラベンダーとアカシア蜂蜜の淡い口当たりがちょうど引き締まった印象で満足感がありました。ガーデンパーティーをイメージされていることもあってか、様々に使われていたハーブがデザートでもしっかりと存在感を表しています。一陣の風が吹くような爽やかな香りに、あっという間に完食してしまいました。

伝統の料理をベースにしながらも、

ガルニなど細部にこだわりぬき、華やかな料理に仕上げていて、野菜のピューレやソースをアクセントによく用いる点も、絵画を見ているようで芸術的でした。 安心感のある王道の美味しさですね。

 

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トゥールダルジャンでは、

ランチ、ディナー、それぞれ一つのテーブルは、4人のサービススタッフの方が担当してくださいます。格式高いレストランにおける接客サービスの総責任者メートル・ドテル。彼が着ているのがタキシードではなく「燕尾服」。燕尾服のおしりの部分を切り取ったスタイルでショート丈は、コミ・ド・ランが着用し、調理場からホールへの料理の運び役として、また料理の進行を伝える役目としてメートル・ド・テル、シェフ・ド・ランの補佐役です。
また、飲料(ビバレージ)を中心にホール内での職務のソムリエの4名です。

料理、サービス、空間。全てにおいて超一流であり、華やかな気持ちにさせてくれるグランメゾン。

贅を尽くしたお料理の数々が、ベストなタイミングで、望んでいるサービスとともに提供されます。
普段はなかなかに足を踏み入れがたい高級フレンチレストランですが、現実世界とかけ離れた、まるで中世ヨーロッパのような空間と特別なおもてなしは、もはや上質なエンターテインメント!最近こういう場を訪れていない方にこそ、楽しんでいただきたい、感動していただきたい、と思うような場所でした。緑に囲まれたレストランで食べるフレンチは、いつも頑張る自分へのプチご褒美です。美食であふれる東京の人気店へ、美味しいもの好きの友達を誘って優雅な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

トゥールダルジャン 東京

トゥールダルジャン 東京フレンチ / 永田町駅赤坂見附駅麹町駅
昼総合点★★★★ 4.2