こんにちは。
本日は、人探しの調査料金に付いてお話しします。
その前に
調査業界にも大手と呼ばれる調査会社は存在します。
その「大手」の定義ですが、資本が多い。スタッフが多い。更には全国に支店・支社を有している。・・・等、判断する材料は容易ですが、残念ながらこの定義とは一致しなくても宣伝を多用し、公言している業者もございます。
今日は、その業者の話をする訳ではありません。
話の内容は、その「大手と弊社との料金の比較や仕組みについて」です。
当然ながら、宣伝広告費を多用すれば、それを回収する個々の案件の料金が高騰するのは、自然な事です。広告が目に付けば、問い合わせが増え、依頼件数も増加します。
しかしながら、大手であっても決して安泰ではありません。
詳細は省きますが、大手と云われ、業界の先頭を走ってきた会社の倒産を目撃し、実感しているからです。しかも1社や2社ではありません。
ついこの間、この様な問い合わせがありました。
「25年前に音信が途絶えた恩人の居所を探して欲しいとA社に頼んだ。氏名と年齢、それに風の噂で現在居ると思われるだいたいのエリアが判っていたので、エリア内の家屋やクリーニング店・スーパーを数人体制で7日間ローラー的に聞き込む。」と云う調査手段で依頼した。料金は、150万円。成功報酬は別途と云う料金体系でした。
どこの調査会社でも行う調査手法ですが、あくまで全ての検索を終えた後、最終的に行う調査手段ですよね。真っ先に行う事など、あり得ないですが!
結果、判明できなかったので、どうしても諦めきれず、再度、弊社へ問い合わせて来たという経緯でした。
弊社がお受けした金額は12万円。各種会員記録から氏名の正確性を確認し、ライフラインデータなどで更にエリアを絞り込み、氏名・年齢・割り出した住所検索から居住する住所が2日で判明しました。
http://www.uiservice.com/data.html
料金の開きと結果から依頼人の驚きと回り道した後悔の念が交錯したのは云うまでもありません。
正直、営利企業である以上、出来る事なら弊社も高い料金を取りたいのも事実です。
失踪や家出の場合は別として、上記のケースは、データを検索すれば結果が出そうなので、つい奉仕価格を提案してしまいます。
依頼目的は一つ、調査手段もどこもだいたい一緒です。特別記述する程でもありません。
しかしながら、料金は明らかに異なります。むしろ、異なる理由がある訳です。
大手ですから、当然弊社が使用するデータへのアクセスも可能でしょう。しかし、低料金で受注すれば、膨大な宣伝費を賄う事ができません。
ここに料金をできる限り高く持って行くシステムができあがっている訳です。
大手会社は、依頼件数も多く個々の案件に関わる時間も限られるでしょうから、調査依頼は、調査手段の説明や料金を十分ご納得の上、依頼されるべきと考えます。
特に昨今は、成功報酬のしくみが曖昧で、トラブルが増えていると聞きます。
成功報酬制に付いてもお話ししたい事は山ほど有りますが、又の機会に。
人探し調査専門サイト
http://www.uiservice.com/
次回は、浮気調査の料金に付いて、お話しします