今日の午前中は気仙沼市本吉町津谷へ。安養山浄勝寺のすぐそば。浄勝寺は創建:建仁元年(1201年)、源義経の家臣、佐藤継信・忠信兄弟の母、乙和が義経を守り戦死した二人の息子の菩提を弔うために建立された寺。元和年中(1615~1624年)仙台燕沢善應寺の通玄和尚が中興し安養山淨勝禅寺と山号、寺号を改め、松島瑞厳寺の末寺となる。淨勝寺の成立事情を民間伝承を混じえた形で書き記した、歴史的にも価値のある書簡=「安養山記 天嶺性空筆 亨保8年(1728年)」は伊達騒動の原田家の末裔天嶺和尚の筆によるもの。二重三重に鶴ケ谷団地周辺の歴史とつながりがある。その後、国道346号線を西へ走り、佐沼へ向かう。一度、岩手県に入り、再び、宮城県へ。二股川を見ながら走る。伊達藩によるキリスタン弾圧の時、この川は赤く染まったという。