11日は午前中、施設に入所している義母に面会に行く。お元気そうで、私の母を気遣ってくださる。施設のすぐそばにある「寿泉院」は福島正則公ゆかりの寺。北向山総門は福島正則が寄付したもので、自筆の「河東禅林」の額があったが、トラックに衝突されて損傷し、今は額の上部がわずかに残るのみ。午後は、本家で新盆(あらぼん)の法要に参列。浄土真宗なので、ひたすら、「南無阿弥陀仏」。12日の朝、「台風5号が大船渡に上陸」とのニュースが流れる。大きな被害が無いことを祈る。午前中、高山村の「一茶館」へ。晩年、何度も高山村を訪れた際に逗留した久保田家の離れ屋が移築、再建されている。高山村指定有形文化財。久保田家に残っていた大量の一茶直筆の書は見ごたえがあった。その後、信濃町の「一茶記念館」へ。小林一茶は信濃町柏原に生まれた。一茶の終焉の土蔵が国史跡に指定されたのを記念して、一茶記念館が作られた。北國街道沿いの宿場町にもスポットを当てた展示になっている。360°、山が見える。