ジョン・コルトレーン、ブルーノート・ベスト・ジャズ・コレクション第5号 | のすたるじあJAZZ喫茶へようこそ

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ジョン・コルトレーン、ブルーノート・ベスト・ジャズ・コレクション第5号
マイルスから始まったディアゴスティーニの「Blue Note Best Jazz Collection」は第5号でようやくコルトレーンが登場、でもブルーノートにコルトレーンは「ブルー・トレイン」しかないはず、しかもいつの間にかフォーマットが変わり中が見えない状態で売り出されていたので、若干いぶかしい思いを持ちながら購入してみましたが、結果としてはこれが意外に楽しめるものでした。
前半3曲は「ブルー・トレイン」からのものですが、4曲目はソニー・クラークの「ソニーズ・クリブ」、そして5曲目はジョニー・グリフィンの「ア・ブローイング・セッション」からの曲が採られていて、全体で45分ほどの「1957年のコルトレーン」ともいうべきCDになっています。
ブルーノートに遺されたコルトレーン、という至上命題に応えつつこの企画ならではの味を出すために、あえて名盤「ブルートレイン」から2曲落とした上でサイドマンとしての演奏を加えたという編集は一見苦し紛れのように見えますが、しかしここにはモンク師匠の下で研鑽を積んだ新しいコルトレーンの姿が凝縮して表れているともいえます。
他人のリーダー作品に参加した時のコルトレーンは、もちろん自分がリーダーの場合ほどの強烈な個性を発揮するというわけにはいかなくても、サックス・プレイヤーとして求められる役割はきちんとこなしながら伸び伸びと吹いている感じがあり、それはマイルスの下にいるときの吹きっぷりとも違うなかなか新鮮な印象を与えてくれるものでした。
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