コルトレーン (Coltrane ジョン・コルトレーン 57年)  | のすたるじあJAZZ喫茶へようこそ

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コルトレーン (Coltrane ジョン・コルトレーン 57年) 
マイルスやモンクの下での修行を経てようやく吹き込んだ、コルトレーンの初リーダー作です。
”処女作に全てがある”といわれるとおり、それぞれ異なった味わいを持つ6曲全てがその後の活躍を予感させていて、コルトレーンというアーティストの案内パンフレットのような感じのする作品集になっています。
特に印象的なのは第1曲目の「バカイ」で、人種差別に対する「叫び」として作られた曲ですが暗さや重苦しさはあまり感じられず、エキゾチックな空気を振り撒きながら激しいトーンで驀進していく音楽は、パワフルなコルトレーンの試技一本目という感じ、中間部のソロはこの時点でも十分に立派なものです。
また、ベスト盤などでもお馴染みでスタンダードとなっている「コートにすみれを」が、こんな初期の段階の演奏だったということにもあらためて驚かされます。
そして「クロニック・ブルース」の濃厚な味こそが、この後掘り進めていく鉱脈の第一歩と言えそうです。
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