ベオグラード・コンサート (The Belgrade Concert オーネット・コールマン、 | のすたるじあJAZZ喫茶へようこそ

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ベオグラード・コンサート (The Belgrade Concert オーネット・コールマン、チャーリー・ヘイデン 71年)
オーネット・コールマンのリーダーによるヨーロッパ・ツアーライブですが、キューバのカストロ議長退陣のニュースを思い出し、チャーリー・ヘイデンのSong for che(チェ・ゲバラに捧げる歌)が聞きたくて取り出してきました。
半世紀近くもキューバを率いたフィデル・カストロの生涯は、故国解放の理想に燃えてチェ・ゲバラとともに内戦を勝ち抜き新生キューバを樹立する英雄の時代と、やがて東西冷戦の狭間でソ連へ接近していく現実主義的な独裁政治家という対照的な2つの時期に分かれますが、その分岐点でカストロに別れを告げ、革命戦士の一兵卒としてボリビア山中で捕らえられ銃殺されるゲバラも、理想主義者の美学というには余りに無残な最期といわなければなりません。
この「チェ・ゲバラに捧げる歌」は、チャーリー・ヘイデンの名作「リベレーション・ミュージック・オーケストラ」を始め幾つかのバージョンがありますが、このライブでは、静かにまた時に激しく慟哭するようなベース・ソロからオーネットらが加わってのアナーキーな混沌までの振幅の大きさが魅力です。
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