『女帝』のカード

こんにちは、渡辺志保です

本日は、タロットカード

Ｎｏ．３『女帝』

についてです。

実は、私、『女帝』と聞くと、
西太后みたいな恐ろしげな人を

連想してしまうのですが
このカードの女帝は、
そこまで恐ろしげな感じでは

ありませんね（笑）

この女性は、
実は妊婦さんなんです。

「３」の数字を持つこのカード、
「１」（男性）と「２」（女性）の次の段階

子供（を生み出すこと）

を象徴しています。
（女性が被っている冠も、

三角形の形をしていますね）

Ｎｏ．２『女教皇』のカードにも

女性が描かれていましたが、
女教皇は、女性の持つ

「神秘性・潜在力」を表していました。

それに対し、この『女帝』は、

より具体的に

女性の持つ生み出す能力
をテーマにしていると言えるでしょう。

なので、このカードは
母性、結婚・家族、生産性、

実り・繁栄・豊かさ
などを表します。
（背景の森や

周りに実るたくさんの植物も、
豊かな雰囲気ですよね～）

また、「３」が持つ三位一体の意味から、
完全、完成、安定、一体化
などの意味を表すこともあります。

ところで、私が

カウンセラーの資格を持っている

「誕生数秘学」では、「３」の数字は
子供＝楽しむこと・創造性
・・・とも解釈します。
ですので、このカードにも
本能的な欲求に素直に従い

快楽を求める
という意味が、根底にあります。

また、これらの解釈からは

少し離れますが、
女性性の特徴から、
受け身な姿勢と解釈することも、
割と多いように感じます。

さて、今度は、
逆位置や出方が悪い場合の

意味を考えてみましょう。

生産性の悪さから

結果が出ない・無駄に終わる。
生産性が過剰になり過ぎ

過労・ずさんになる。
愛情面で裏目に出ると

不仲・ルーズな異性関係。
快楽を求め過ぎて

浪費・見栄を張る
・・・などの意味が考えられます。

最後に、これは余談に近い話ですが、

異性関係がテーマになっている時に
男性側にこのカードが現れると・・・

マザコン

という意味になってしまうことも

あるんですよね～

☆『暗記の要らないタロット教室』

生徒さん募集中

↓↓