今日は『大腿直筋』です。
大腿四頭筋の1つで、下前腸骨棘や寛骨臼の上縁等から起始して、大腿四頭筋腱となって脛骨粗面に停止します。
大腿直筋の特徴は、大腿四頭筋で唯一、二つの関節をまたぐ『複関節筋』ということで、股関節と膝関節に作用することです。
股関節は屈曲作用をもち、膝関節には伸展、股関節と膝関節に作用させると下肢伸展挙上ということになります。
臨床では、中高生でよく起こる『オスグッドシュラッター病』は、大腿直筋との関連が深いと考えられていまして、大腿直筋のストレッチなども必要になります。
サッカーをしている中高生の方は、オスグッドシュラッター病にならないように、大腿直筋のストレッチや練習後のケアを忘れないようにお願いしますm(__)