筋膜のつながり | きゅうの独り言

きゅうの独り言

『治療院きゅう』は枚方市養父元町にある、あん摩・マッサージ・はり・お灸の治療院です。

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AM10:00~PM6:00(最終受付時間)
定休日
水曜日・第2,4日曜日

御来院の際は、御連絡をいただけましたら幸いです。

筋膜は、その名の通り筋肉を包む膜のことです。

 

しかし役割としては単に筋肉を包んでいる訳ではありません。

 

筋肉が収縮や伸展をする際に摩擦を軽減したり、筋肉の形状の維持や、鋭い痛みを感知する感覚神経が走行していて、素早く痛みを感知したりすることが可能になっています。

 

また筋膜は、肥厚して靭帯になって体を支持したり、筋肉の付着部になることもありますし、一部に孔が空いていて、その孔が血管やリンパ管などの通り道になることもあります。

 

そしてこの筋膜よりも浅層を走行する静脈が『皮静脈』、神経が『皮神経』、リンパ管は『浅リンパ管』となります。

 

治療の際は、この筋膜を意識することが大切です。

 

筋膜は頻繁に使用する部位だと伸展しにくくなり、それが可動域制限につながることもありますし、筋膜内の圧力が高くなって血管や神経を圧迫して、痛みや痺れが起こることもあります。

 

ですので筋膜の伸展の制限を取ることは非常に大切になります。

 

筋膜は全身に分布して、各部位に影響し合っています。

 

あまり注目していなかった方は、是非とも一度見直してみてください♪