2024年5月29日-北海道一人旅①神戸から札幌へ | Kuronasuのkazuの日記

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神戸に住んでる50代独身男性。趣味は音楽(classicから合唱、カラオケまで)、パチンコ(止めた)、海外旅行、贅沢です。
このブログは好き勝手に俺の日々を書き綴ってるので、暇つぶしに是非お立ち寄りください。

現職は日本語教師です。

今日から北海道一人旅の始まり。

昨日の大雨はヤバかったけど、夕方には止んだから速攻寝た。


今日はまたまた早めの2時頃に目覚め、さらなる追加の支度をした。それから朝7時35分神戸空港発のスカイマーク171便にて札幌新千歳空港へ向かう。

久しぶりの一人旅であり、これまた久しぶりの飛行機。


今日は昨日とは打って変わって気持ちの良い天気。自宅を5時45分ぐらいに出て、神戸空港へと向かった。

服装は最初、Tシャツの上に長袖のシャツだけでええやろうと思ってたけど、まあ行き先は北海道なんやし肌寒いかなあと思い、パーカーだけは持っていくことに。
しかし、自宅を出たらあまりにもひんやりしとったから神戸でこれはヤバいやろと、カーディガンを追加した。
でも、流石にこれで大丈夫やろ?

自宅から神戸空港へは非常に便利。自宅から三宮へは15分。そっからポートライナーで18分ぐらいやから。
自宅を6時前に出て、空港へは6時半に到着した。
チェックインを先にし、キャリーバッグは預けなあかんと思ってたんやけど、どうやら機内持ち込みでもかまへんみたい。
預けたら、到着空港で待たなあかんから嫌やねんよ。
だから手荷物は全て持ち込むことにした。

そして、手荷物検査でひっかかった。
なんで?
何?

検査場の方に聞いた。
「何がひっかかってるんですか?無呼吸症のCPAPって機器か、液体では医薬品が入ってますけど…」
「それではなく、鋭利な形をした金属があるんです。」
「そんなん持ってませんけど。もしかしてこれですか?」
爪切りとそのやすりのことやった。
キャリーバッグに元から入っとったんよ。




飛行機は定刻よりも10分早めに出発できたみたい。
座席はほぼ満席やのに、14番座席はなんか知らんけど人気が無いんか俺が窓際で、通路側は空いたまんまやった。
座席アサインの時に唯一窓側が空いとったからここにしてん。

飛行機は神戸空港を飛び立ってから結構揺れた。
晴れの方がよう揺れることがあるよね?飛行機って。

そして新千歳空港に到着した。
まだ実際には外へ出てないから気温が全くわからん。
とりあえずJRで札幌へ行こ!

モバイルICOCAは使えるんかな?と駅員に聞いたら使えると言われ、5000円をチャージした。連携しているクレカによる決裁で。

札幌駅に着いたらまずは行きたいとこがある。
今回の北海道旅行の大きな目的の一つ。

北海道大学へ行くこと!

なんでか言うたら、ここへは憧れがあり、入試を受けてん。
高校卒業した所謂現役入試では違うとこ受けたんやけど、緊張しいの俺は共通一次で550点ぐらいしか取られへんかってん。
それまでの模試では最低でも750〜800点はあったのに…

共通一次で550点はどっこも行かれへんよね。でも自宅から近くて、しかし下宿できるS大学の二次試験を受けた…が、そんなもん通るはずないやん。

ほんで浪人したんやけど、その年は国公立大学を2つ受けられるようになった初年度。
俺はこの北大に行きたかった。しかし、寒い。寒いどころか極寒の地であるこの北海道。
母からは
「あんたは身体が弱いねん、そうやろ?あんた、風邪ばっかりひいとうねん。だから北海道はあかんで!」と言われ、
「でも受けるんはええよな?」
「そら、かまへんで。」
ということでB日程やった北大文Ⅱ系に決めた。

そしたら残るA日程はどこ受けるか…
母からは、
「岡山、広島とかあとは四国にしなさい。親戚がおるんやし。」
とのことで、A日程はこの中から選んだ。
※こっから先を書くとバレる…しかし、まあどこかはわかるやろうけど…

ってな訳で思い入れがあったんよ、この北大には。
何と言っても旧帝国大学やしね。
模試でも北大はいつもB判定。
も一つの大学(実際に行った)は余裕すぎるA判定やったからね。
流石に二浪は家計的にも世間的にも無理やから、絶対にこの一浪で決めなあかんねん!

模試でもその実際に入学した大学はいつもA判定。北大を含め、筑波大学、横浜国立大学、神戸大学、大阪府立大学、広島大学ぐらいがB判定。
これらの中で一番行きたかったのが北大って訳。
そんな辛い想いをした感慨深い大学がこの北海道大学やねん。

ほんで、札幌駅からとにかくどっち向いて行ったらええんかわからんし、どっちが北か、南か。今、札幌駅のどの辺りにおるんかが全くわからん。
スマホ見たら場所は分かるけど、方角がわからんし、モバイルバッテリーを持ってくんの忘れたし、買い直すのはあほらしい。

とりあえず、富良野・美瑛フリー切符をみどりの窓口で購入しに行った。
当たった方は新人研修中。傍らにはベテランが付いている。
「すいません、この富良野・美瑛フリー切符を明日から使いたいんですが、この切符で明日、フリー区間まで特急に乗れるんですよね?」
「はい、札幌駅からフリー区間まで往復で特急の自由席に乗れます。」
「ですよね。ほんで、明日はこっから特急で旭川方面へ行き、美瑛、富良野へ行きます。明日は富良野に泊まり、そして明後日は富良野から帯広へ向かいます。その場合、このフリー切符で乗車したままフリー区間外へ出たらあかんから、明後日は普通に別の乗車券を使って帯広へ行き、翌日再び富良野へ戻り、改札を出てからフリー切符で入り直したらええっていう認識で間違い無いですか?」
って聞いた。

ほんならその新人スタッフがベテランに聞き、二人でいろいろ話し出した。
何か問題あるんかなあ。フリー切符はフリー区間へ出てしまうと無効になるとは書いてあったよ。だから聞きたいのは帯広から札幌に戻るときにわざわざ富良野で出入りをせなあかんのかっちゅうことだけやねんけどなあ。

そしたらその新人さんが
「富良野から帯広へ行くには札幌経由になります。」
「えー?富良野から帯広はダイレクトに行かれへんのですか?なんでなんですか?」
「ええ。富良野から帯広の路線は今年3月で廃線になったんです。」
要するに根室本線が富良野から帯広方面までの区間が廃線になったと。

あーあ、時刻表検索してなかったからね。
スマホで見た北海道路線図は古かったんか…と理解した。
とにかくそのフリー切符を購入した。

それから観光案内所へ。
当たった方に
「札幌市内の地図いただけますか?」
「はい、どうぞ。」
「神戸から今、札幌に着いたばかりなんですが、今日は札幌市内を観光し、明日は富良野へ行き、宿はとってあります。それから翌日は富良野から帯広へ行きたいんですが、さっきJRの方に尋ねたところ、富良野から帯広へ行くには札幌経由やと言われたんですよ。線が無くなったみたいで…」
「確かに今、富良野から帯広を検索したら札幌経由が出てきますね。バスだと行けますよ。」
「実は…帯広は地理的に富良野から行くとしたら帯広、十勝川温泉かなって考えてたから十勝川温泉に決めてるだけなんです。だから、十勝川温泉に行くのが目的ではないんです。僕が北海道に来た理由は、北大に行くことと、JRの普通電車で北海道の雄大な景色を見ることなんですよ。」
この方、凄い親身になって観光客の話を聞いてくださる方で、
「嫌なことをしても意味が無いですね。わかりました。ではやはりJRの方の言われるように札幌に戻るしかないですね。他には何か聞きたいことはありますか?」
素晴らしい対応!
だから俺は
「今から北大に行きたいんです。若い頃憧れて行きたかったのに寒さで行かれへんかった憧れの大学なんですよ。」
「じゃあ今から行けますし、行けばいいじゃないですか。ここから徒歩7分です。ただ、北大は東京ドーム47個の広さだから一日で歩くのは難しいかもしれません。しかし、学食もありますし、誰でも入れます。インフォメーションもありますから。」
と説明してくれた。
「行きたかった」の意味がちょっと違うけどね…
ってな訳で、札幌駅から北大へ歩いた。


大志抱いとってんけどなあ…




















まあ、それにしても北海道は寒いわ。
5月末やで。
震えるほど寒いわ。
ましてやTシャツに長袖シャツ。そこにカーディガンとパーカー。
あかんわ、こんな服装やったらとても…

それにしても5月でこんだけ寒いねんで!
そんなん、冬に住める?北海道で。
やっぱり母の言うことは間違いなかったんかなあ…

そして北大の中にあるセイコーマート。




ここには後から寄ろうと思い、先へ進んだ。













なんか学生の自転車見ると、想いが募るね。
ここで生活したらこんな感じになるんや…ってね。
でも雪積もったら、自転車どうすんの?


学内循環バスには「観光客はあかん」みたいなこと書いてあったわ。








この辺りは獣医学部がある場所。
牛に感動!








とにかくお腹がすいたわ。
どっか食べるとこ無いかな?