私が退職したい理由 | アラフィフ主婦の平凡な日々

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再婚生活のこと、仕事のこと、息子のこと、その他家族のことをつれづれに綴っています

私は会社の人事制度、評価のあり方に不満があったんだと思う。

 

飲みに行って、上役とコミュニケーションを取る時間と能力のある人間が評価され。

仕事のアピールをして、上昇志向の強いように見える人間が評価され。

残業をして、職場に時間を拘束されているように見える人間が評価される。

 

出来ない人の妬みだと言われるかも知れない。

それが出来て、そうする人を否定するつもりも無い。

そう聞こえてしまうかも知れないけれど。

 

そこに本当の能力と努力があると思えたらなら、

私だってそんな気持ちにはならない。

 

限られた時間の中でタスクをこなし。

アピールは出来ないけれど、縁の下の力持ちで会社を支えている。

そんな従業員の評価を全くしようとしない会社の姿勢に

私は本当に疲れてしまった。

 

この春の大きな人事発表も本当に疑問に思われるモノだった。

 

昨年の夏に父が亡くなった。

ひとり暮らしとなった母は元気に暮らしてくれている。

でも、寂しいと思うこともあるだろう。

 

そんな母に私は忙しさから寄り添うことが出来ていない。

母はそんなことを望んでいないかも知れないけれど。

 

私の仕事が充実していれば、それも仕方が無いと思えたかも知れない。

でも、こんな風に不満を持ちながら忙しく働いてまで、

私が母に寄り添いたいと思う気持ちを後回しにすることに。

意味が見いだせなくなった。

 

それが、今回の退職行動になった、動機だった。

 

だから、辞めようと思った。

 

会社に提出した理由は「家庭の事情」だった。

 

すんなり受け入れられると思った。

だって、私の評価なんて全くして来なかった会社だから。

 

それが、辞めるとなったら途端に困り出す。

どうしても辞めないでくれと泣きつくようにお願いする。

 

何の評価も無い、契約社員が辞めてしまうことで。

職場が回らなくなってしまう危機感を感じている。

 

だから、条件を出した。

 

週4日勤務にすること。

そうすれば、時間的にも体力的にも母との時間を取れるようになる。

家事もこなし、旦那さんの健康管理をしながらでも。

 

そして、週4になったら、当然給与は下がるだろう。

でも、それは違うと思った。

 

週4になっても私の仕事のタスクは何も変わらない。

出来ない社員の仕事がまわって来る現場。

出来るからと、仕事が増え続ける現状。

 

だったら、給与は下げられたく無かった。

 

今回、退職を引き止められたことで。

私のこの気持ちは会社に伝えた。

 

理解してくれる人もいれば、理解出来ない人もいた。

そして、理解したく無い人もいるだろう。

 

それは当たり前だと思う。

 

立場が違えば考え方や受け止め方はそれぞれなのだから。

 

 

食べたアボカドの種を植えたら、芽が出た。

何ヶ月も芽が出なくて諦めていたのに。

 

とっても嬉しかった。